日本文化研究ブログ – Japan Culture Lab

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盆踊りの起源や由来、歴史とは?どんな意味があるの?

   

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お盆が近づくと、地域の公民館やグラウンドで盆踊りの練習の音楽が聞こえてきませんか?

お盆になれば夏祭りを兼ねた盆踊り大会が開かれることもあり、子どもたちにとっては夏休みの大きなイベントのひとつになっていますね。

広場に櫓(やぐら)が組まれ、みんなで踊りながらぐるぐるぐるぐる・・・地域によっては一晩中踊り続けることもあるそうです。

参加したことはあるけれど、盆踊りの起源や由来などは知らないな~という方も多いと思いますので、調べてみました!

 

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盆踊りの意味は?

 盆踊りは、お盆に戻ってきたご先祖様の霊を慰める意味があります。

また、8月15日の夜から、盆明けである16日まで踊り続ける地域もあり、賑やかに踊ったり歌ったりしてご先祖様を送り出すという意味もあるそうです。

現在は、先祖供養というよりも地域交流が目的だったり、夏祭りのイベントのひとつだったりと、娯楽的な意味が強くなっているようです。

 

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盆踊りの起源や由来、歴史とは?

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盆踊りは、平安時代(794年~1185年)中期に活躍していた僧侶の「空也(くうや)」が起源だといわれています。

空也は、瓢箪(ひょうたん)を手に持って叩きながら、歌うように念仏を唱えることで、人々に念仏を覚えてもらおうと工夫しました。

その際、念仏に合わせて踊りを踊るようになり、「念仏踊り」として広く知られるようになったそうです。

やがて念仏踊りは先祖を供養する盂蘭盆会(うらぼんえ・お盆のこと)と結びつき、「盆踊り」になったといわれています。

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鎌倉時代(1185年~1333年)になると、一遍上人(いっぺんしょうにん)が全国に盆踊りを広め、その地域ごとの盆踊りが誕生したそうです。

また、この頃には先祖供養の意味合いよりも、民俗芸能として重点が置かれるようになり、娯楽的な要素が強くなっていきます。

江戸時代(1603年~1868年)になると、盆踊りは各地域の人々の交流の場や男女の出会いの場になりました。

男女の出会いの場になったことで、踊っているうちに性的に問題が起こるケースが増え、明治時代(1868年~1912年)には「風紀を乱す」として警察の取り締まりが行われ、盆踊りは一時衰退しますが、大正時代(1912年~1926年)末期に農村の娯楽として奨励され、再び日本各地で盛んに行われるようになりました。

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盆踊りの歴史は、平安時代から続いているのですね。

先祖供養のために始まったものが、明治時代には警察に取り締まられるほど風紀が乱れていたことには驚きましたが・・・

現在の盆踊りは、地域によってさまざまです。

地域に古くから伝わる歌で踊ることもあれば、歌謡曲やアニメソングで踊ることもありますね。

夏のイベントとして参加するのももちろん良いのですが、先祖供養のために始まったものだということを思い出し、今年の夏は、ご先祖様のために参加してみてはいかがでしょうか?

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 - 8月