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北海道の「ローソクもらい」の意味や由来とは?歌はどんな歌詞なの?

      2017/08/08

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みなさんは「ローソクもらい」というものをご存じですか?

「ローソク出せ」ともいうらしく、北海道のある地域で夏になると行われるものなのですが・・・

北海道以外の地域の人には「ローソクって火をつけるローソク?そのローソクをどうするの?」と疑問ばかりが浮かびそうですよね。

今回は「ローソクもらい」についていろいろ調べてみましょう。

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「ローソクもらい」の意味や由来とは?

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「ローソクもらい」とは七夕の夜、子どもたちが浴衣を着て提灯を持ち、地域の家々に「ローソクちょうだい」とローソクをもらいに行くもので、現在はローソクではなくお菓子が一般的になっているそうです。

「ローソクをくれないといたずらをするよ!」という内容の歌を歌いながら子どもたちがやってきます。

ハロウィンを想像する人も多いかもしれませんが、日本でハロウィンが流行するずっと以前からローソクもらいは行われています

富良野市や室蘭市、函館市とその周辺市町では7月7日に、そのほかの地域では8月7日に行われることが多く、七夕からお盆にかけて行われる地域もあります。

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はっきりとした由来はわからず、北海道に移住してきた青森県の人たちが、ねぶた祭りの風習を持ち込んだのではないかと考えられています。

戦前まで、ねぶたの照明はローソクだったため、ねぶた祭りの前になると家々をまわってローソクを集めていたそうです。

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また、青森県だけではなく北海道の道南でもねぶた祭りが行われており、江戸時代(1603年~1868年)の後期の「松前紀行」には函館では七夕の日にねぶたが繰り出されていると記されているようです。

現在は、火災の心配や防犯上の理由で、提灯ではなくLEDライトを使ったり、夜間ではなく昼間に行う地域も増えているようです。

また、子どもたちがローソクをもらっても使い道がないし、うれしくないだろうし・・・ということでお菓子をあげることが一般的のようです。

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歌はどんな歌詞なの?

子どもたちが歌う歌は地域によって少しずつ異なるようです。


●札幌近郊、遠軽町、室蘭市、登別市、旭川市、歌志内市、釧路市、余市町

「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにー噛み付くぞー」
「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにー喰い付くぞー」
「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにーひっかくぞー」
「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー ひっかくぞー おーまーけーにーかっちゃくぞー」
「ローソク出ーせー出ーせー出ーせー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにー噛み付くぞー」


●千歳市近郊

「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにー噛み付くぞー 噛み付いたら放さんぞー」
「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにー喰い付くぞー 喰い付いたら放さんぞー」


●小樽市

「今年 豊年七夕まつり ローソク出ーせー 出ーせーよー 出ーさーねーば かっちゃくぞー おーまーけーに 喰っつくぞ 商売繁昌 出ーせー 出ーせー 出ーせーよー」


●函館市、七飯町

「竹に短冊七夕祭り 大いに祝おう ローソク一本頂戴なー」
「竹に短冊七夕祭り 多い(追い)は嫌よ ローソク一本頂戴なー」
「竹に短冊七夕祭り おーいやいやよ ローソク一本頂戴なー」(昭和50年代まで)
「竹に短冊七夕祭り おーいやいやよ ローソク一本頂戴なー ローソクけなきゃ かっちゃくぞー」(昭和30年代より以前)


●上磯町(現在の北斗市)

「竹に短冊七夕祭り おーいやいやよ ローソク一本頂戴なー」
「竹に短冊七夕祭り 多いは嫌よ ローソク一本頂戴なー くれなきゃ顔をかっちゃくぞー」

「かっちゃく」とは、北海道弁で「引っ掻く」という意味です。

歌詞が少しずつ異なりますが、内容は「ローソクくれないと引っ掻くよ!」ということで共通しているようですね。

 

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「ローソクもらい」がどういうものなのかわかりましたね。

北海道以外では馴染みのない行事なので、北海道へ引っ越したばかりの人は、「ローソクちょうだい」とやってきた子どもたちに、本当にローソクをあげることもあるそうで、そういう場合は子どもたちががっかりするんだそうです。

歌詞とは異なる内容になってしまいますが、昔から伝わる歌を歌いながらやってくる子どもたちにお菓子を渡し、笑顔が見られるといいですね!

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