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二日灸とは?2018年はいつ?お灸をすえる場所はどこ?いつの季語?

      2018/01/13


 

みなさんは、お灸をすえたことがありますか?

体の特定の場所にお灸をおいて、火をつけて、温めることで体の不調を改善するものですが、いたずらをした子どもなどを叱る時に「お灸をすえるよ!」と言うことから、熱くて怖いもの・・・というイメージを持っている人もいるかもしれませんね。

そんなお灸に関する言葉で「二日灸」というものがあるのをご存知ですか?

今回は「二日灸」についていろいろ調べてみました!

 

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お灸とは?

灸は「きゅう」または「やいと」と読みます。

三千年ほど前の古代中国が起源といわれており、日本には遣隋使や遣唐使によって伝えられたそうです。

 


 

お灸に使うのは主に「もぐさ」で、よもぎの葉を乾燥させて綿状にしたもので、体の特定の部位(ツボ)に置いて火をつけることで温熱刺激を与えること体調を調整したり不調の症状を和らげることができます。

ツボとは「たまたまこの部分を押すと体に良い影響が出た」という民間療法のようなものが始まりで、古代中国から何千年もの時間をかけて誰でも同じ効果が出るものだということがわかり、現在に伝わっているものです。

お灸は日本では、医師以外が仕事として行う場合は、灸師免許が必要です。


二日灸とは?

読み方は「ふつかきゅう」または「ふつかやいと」です。

旧暦2月2日にすえるお灸のことで、「如月灸(きさらぎきゅう・きさらぎやいと)」とも言います。

二日灸は、旧暦2月2日にお灸をすえることで普段の二倍の効果があり、病気にならず、長寿になり、災難を逃れ、無病息災で暮らせるといわれています。

旧暦2月2日だけではなく、旧暦8月2日も行うことが多く、旧暦2月は農作業が始まる時期、旧暦8月は収穫が始まる時期で、どちらも忙しく体調を整えておかねばならないから・・・といわれていますが、なぜこの日になったのかは定かではありません。

 

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お灸をすえる場所はどこ?

二日灸には「この場所にお灸をすえると良い」というものはなく、普段のお灸と同じように、調子を整えたい体の部位のツボにお灸をすえるようにします。

鍼灸院などでしたら灸師と相談して行いますが、自宅で自分で行う場合は、ツボがどこにあるのかを調べてから行うようにしましょう。

いつの季語?

二日灸は、昔は一般的な行事だったようで、春の季語にもなっています。

 

「二日灸」は春の季語として使われ旧暦2月2日のものを指しており、「二日灸」のほかに「春の灸」ともいいます。

旧暦8月2日の二日灸は「後の二日灸」または「秋の二日灸」として秋の季語になります。

 

有名な俳句には以下のものがあります。

『かくれ家や 猫にもすえる 二日灸』小林一茶

『死はいやぞ 其きさらぎの 二日灸』正岡子規


2018年二日灸をすえる日はいつ?

旧暦と新暦(現在の暦)は一か月ほどのズレがあり、毎年同じ日になるわけではありません。

旧暦2月2日は、2018年3月18日(日)です。

旧暦8月2日は、2018年9月11日(火)です。

お灸に対してマイナスイメージを持っている人もいるかもしれませんが、古くから人々が体調を整えるために用いていたものなんですね。

現在は火を使わないお灸なども市販されており、ご自宅で手軽にお灸をすえることもできます。

女性特有の体調不良や、むくみ、便秘解消などにも効果があると言われており、薬の服用を避けたい妊婦さんや若い女性に人気があるそうですよ。

 

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