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【厳選!五字熟語50選】有名な五字熟語と意味一覧

      2017/09/24


五字熟語といえばどのようなものが思い浮かぶでしょうか?

四字熟語ならたくさん思い浮かぶんだけどな~五字熟語はなにがあったかな?という人もいらっしゃるのではないでしょうか。

五字熟語の数は、四字熟語に比べると圧倒的に少ないので、パッと出てこないかもしれませんね。

五字熟語は故事に基づいているものが多く、書き初めや書道コンクールなどでよく見かけることがあると思います。

また、五字熟語が「漢字5文字で表記される語句」という定義であれば、単純に漢字5文字で表記される「特別招待券」「留守番電話」「厚生労働省」などほぼ無限に挙げることができきてしまうんですね。

今回はそんな五字熟語の中でも有名なものや意味のあるもの、覚えておきたいものを中心に集めてみました。

 

関連:ことわざ、慣用句、故事成語、四字熟語の違いって何?

 

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有名な五字熟語と意味一覧

【あ行】

【か行】

【さ行】

【た行】

【な行】

【は行】

【ま行】

【や行】


【あ行】

 
●一工面二働(いちくめんにはたらき)

 世の中を上手に渡っていくためには、まず工夫が第一であり、体を動かすことはその次である。

 
●一姫二太郎(いちひめにたろう)

 子供をもつなら、最初は育てやすい女の子、次に男の子が理想だ。

 
●井戸端会議(いどばたかいぎ)

 昔、長屋に住んでいた女性たちが、長屋の共同井戸に集まって家事をしながら世間話や噂話を楽しんだことに由来する言葉で、主婦が家事の合間にする世間話のこと。

 
●運命共同体(うんめいきょうどうたい)

 組織や団体に所属する人たちが、良い時も悪い時も運命をともにすること。またはその関係にあること。

 
●得手不得手(えてふえて)

 得意なこと、不得意なこと。上手にできることとそうではないこと。

 
●小田原評定(おだわらひょうじょう)

 1590年、豊臣秀吉が小田原征伐を行った際、北条氏が小田原城内で長々と評定を続け、なかなか決定しなかった故事に由来する言葉で、いつまでも結論が出ない会議・相談のこと。

 
●御手並拝見(おてなみはいけん)

 相手をやや見下した言葉で、相手の能力がどれくらいあるのか見せていただこうということ。

 
●御役所仕事(おやくしょしごと)

 形式的で不親切、能率的ではない役所の仕事を非難する言葉。

 
●温良恭倹譲(おんりょうきょうけんじょう)

 孔子が人と接する態度について言った言葉。おだやかで、すなおで、うやうやしく、つつましく、ひかえめなこと。

 

【か行】

 
●顔見世興行(かおみせこうぎょう)

 歌舞伎など、一座の役者が総出演する興行のこと。

 
●火事場泥棒(かじばどろぼう)

 火事で混乱している現場で窃盗を働く者のこと。また、窃盗を働くこと。人々が混乱している中で利益を得る者、利益を得ること。

 
●希代不思議(きたいふしぎ)

 めったにない不思議なこと。

 
●希望的観測(きぼうてきかんそく)

 「そうであってほしいな」「こうだったらいいな」という、自分にとって都合の良い希望のこと。

 
●奇妙奇天烈(きみょうきてれつ)

 とても不思議な様子、変な様子。

 
●喧嘩両成敗(けんかりょうせいばい)

 喧嘩や争いをした者を、どちらが正しいか道理にかなっているかに関わらず、双方を罰すること。

 
●言行不一致(げんこうふいっち)

 口で言うことと、実際に行うことが一致しないこと。矛盾していること。

 
●光陰如流水(こういんりゅうすいのごとし)

 「光=日」「陰=月」のことで、「光陰」とは月日のことを意味する。月日が経つのは水が流れるように早いので、わずかな時間も無駄にしてはいけないという戒め。

 
●五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)

 中国の「孟子(もうし)」に由来する言葉で、少しの違いがあっても本質的には変わらないこと。似たり寄ったりということ。

 
●御都合主義(ごつごうしゅぎ)

 言動や主張に一貫性がなく、その時その時、都合の良いように行動すること。

 

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【さ行】

 
●三方一両損(さんぼういちりょうぞん)

 古典落語の演目のひとつ。3両を拾った人が、落とし主に届けるが、落とし主は「いったん落としたものは自分のものではない」と受け取らないので、大岡越前守が1両足して、両人の「正直さ」と「潔癖さ」に対し2両ずつ褒美として渡したという話。1両損すれば、3人とも解決するということ。

 
●自転車操業(じてんしゃそうぎょう)

 自転車は走るのをやめると倒れることから、借金の借入と返済を繰り返しながらかろうじて操業を続けている様子。

 
●四万六千日(しまんろくせんにち)

 7月10日の観世音菩薩の縁日。この日にお参りをすると、四万六千日お参りしたのと同じ功徳があるといわれている。

 
●白無垢鉄火(しろむくてっか・しろむくでっか)

 表面は大人しく上品に見えるが、内面はたちの悪いもののこと。

 
●人生足別離(じんせいはべつりにたる)

唐代の詩人于武陵(うぶりょう)の詩「勘酒」の一節で、生きていればいつか別れがくるということ。

井伏鱒二の「さよならだけが人生だ」 は名訳として有名。

 
●前古未曽有(ぜんこみぞう)

 昔からまだ一度もないこと。昔からかつてないほど珍しいこと。

 

【た行】

 
●治国平天下(ちこくへいてんか)

 中国の「礼記(らいき)」に由来する言葉で、国をうまく治め、天下を平和に保つこと。

 
●出来合夫婦(できあいふうふ)

 親の許しを得たり、正式な手順を経ずに、本人同士が勝手に夫婦になった間柄。

 
●出来不出来(できふでき)

 出来具合のよしあし。よい出来と、悪い出来。出来具合にむらがあること。

 
●手持無沙汰(てもちぶさた)

 することがなくて間が持たないこと。

 
●十重二十重(とえはたえ)

 幾重にも多く重なる様子。

 

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【な行】

 
●日常茶飯事(にちじょうさはんじ)

 いつものこと。毎日のように起こっていること。ありふれた行為や出来事。

 
●日日是好日(にちにちこれこうじつ)

 禅語のひとつで、毎日が無事でよい日であるということ。

 
●二万五千日(にまんごせんにち)

 京都や長崎などの清水寺へ、7月10日にお参りをすること。この日にお参りをすれば二万五千日お参りしたのと同じご利益があるということ。

 
●糠味噌女房(ぬかみそにょうぼう)

 糠味噌の臭いがしみついた女房ということで、家事に追われ所帯じみてしまい、身だしなみをかまわなくなった妻の事。

 昔は誉め言葉だったが、現在は自分の妻を謙遜するときに使う言葉。

 

【は行】

 
●白髪三千丈(はくはつさんぜんじょう)

 中国の「秋浦歌(しゅうほのうた)」に由来する言葉で、憂いによって伸びた白髪の長さは、三千丈(約9キロメートル)もあるかのように思われるという意味で心に憂いや心配事が積もることのたとえ。

 
●万物光輝生(ばんぶつこうきをしょうず)

 禅語のひとつで、万物は生命の輝きを放っている、生きてこそ光り輝くということ。

 
●日和見主義(ひよりみしゅぎ)

 形勢によって有利な方につこうとすること。定まった考えをもたず、事態のなりゆきで考え方を変えていくこと。

 
●非理法権天(ひりほうけんてん)

 人は天に従うべきで、逆らうことはできないということ。

 
●武芸十八般(ぶけいじゅうはっぱん)

 日本の武芸18種目のこと。中国で用いられていた武器を分類した言葉で、江戸時代に日本に伝わった。

 
●風呂敷残業(ふろしきざんぎょう)

 労働時間内に終わらない仕事を、自宅に持ち帰ること。

 
●本来無一物(ほんらいむいちもつ)

 仏教に由来する言葉で、物事はすべて空(くう)であるから、執着すべきものは何一つないということ。

 

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【ま行】

 
●摩訶不思議(まかふしぎ)

 非常に不思議なこと。不思議な様子。

 
●三十一文字(みそひともじ)

一首が仮名で31文字からなるところから短歌または和歌のこと

 
●水急不月流(みずきゅうにしてつきをながさず)

 禅語のひとつで、川の流れがどんなに急でも、水面に映った月が流れれることはないということ。

 
●妙言無古今(みょうげんにこきんなし)

 名言は、今も昔も変わりない。いつの世でも名言であるということ。

 
●見様見真似(みようみまね)

 人がやっていることを見て、真似をすること。

 
●無心得良悟(むしんりょうごをう)

 物事に無関心になって初めて、物の道理を悟ることができる。

 
●明月流素光(めいげつそこうをながす)

 明るい月は天に高く澄んでおり、月の陰は白い光を地に流している。

 

【や行】

 
●八重十文字(やえじゅうもんじ)

 ひもなどを縦横に何重にもかけて縛ること。

 
●四畳半趣味(よじょうはんしゅみ)

 待合などの小さな部屋で、芸者などを相手に酒を飲む趣味。

 


 

50の五字熟語をご紹介しましたが、いかがでしたか?

日常生活でよく見聞きする言葉もありますが、中には「初めて知った」という五字熟語もあるのではないでしょうか。

印象に残ったもの、響きのいいものやかっこいいもの、座右の銘になるもの、教訓になるようなもの、あたなが気に入った五字熟語は見つかりましたか?

 

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