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花見の起源や由来とは?東京の人気スポットと時期

   

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春には桜が各地で咲き誇ります。

桜の花を愛(め)でながら、お酒を飲んだりお弁当を広げたり・・・花見をするのが日本人の定番となっていますよね。

今回は花見の起源や由来について調べていきましょう。

また、桜の季節は地域によって異なりますが、今回は東京の人気スポットと見ごろの時期を紹介したいと思います。

※愛でる(め・でる)・・・ 美しさを味わい感動すること。

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花見の起源や由来とは?

花見は、梅や桃など桜以外の花でも行われますが、主に、桜の花に対して使われる言葉です。

奈良時代(710年~794年ごろ)に中国から伝来した梅を鑑賞するお花見が起源とされ、平安時代(794年~1185年)に嵯峨(さが)天皇が梅の代わりに桜を愛でる「花宴の節(かえんのせち)」を行ったことで、花見の花が梅から桜に代わったといわれています。このころ、花見は貴族の楽しみで、万葉集や古今和歌集には桜を詠んだ歌が数多く残されています。

また、平安時代の庭づくりに桜が欠かせないものとなり、京都の寺社や山に桜が植えられたのもこのころと考えられています。

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鎌倉時代(1185年~1333年)にはお花見の習慣が貴族から武士に広がり、江戸時代(1603年~1868年)には庶民の楽しみとして定着します。

江戸時代には桜の品種改良が盛んに行われるようになり、江戸後期に染井村(現在の東京都豊島区)の植木屋がエドヒガンサクラとオオシマサクラの交配種「吉野桜」を作りましたが、明治33年に、奈良県の吉野山の山桜との混同を避けるためにソメイヨシノと呼ばれるようになりました。

このソメイヨシノは接ぎ木によって殖えるので成長が早く、明治時代(1868年~1912年)以降、河川敷や公園、学校などに植えられ全国へ広がっていきました。

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東京の人気スポットと時期

東京には、お花見の人気スポットが数多くあります。

そのうちいくつかをご紹介します。


●東京都千代田区 千鳥ヶ淵公園

見ごろは例年3月下旬~4月上旬

千鳥ヶ淵緑道のソメイヨシノやオオシマザクラなど約260本の桜は遊歩道を歩く人の頭上に咲き、まるで桜のトンネルの中を歩いているような体験ができます。


●東京都千代田区 靖国神社

見ごろは例年3月下旬~4月上旬

ソメイヨシノやヤマザクラなど、約400本の桜があり、東京の開花宣言の基準となる「標準木」があります。

「千代田のさくらまつり」の期間に合わせ多くの露店が並び、イベントも盛りだくさんです。

千代田のさくらまつりは、開花状況により日程が決まるので、直前にチェックしましょう。


●東京都中央区 浜離宮恩賜公園

見ごろは例年4月上旬~4月下旬

江戸時代の代表的な大名庭園です。

4月上旬はソメイヨシノ、4月中旬にはヤエザクラが満開になり、ウコンザクラなど珍しい品種も楽しむことができます。


●東京都目黒区 目黒川沿い

見ごろは例年3月下旬~4月上旬

約3.8㎞の川沿いの両岸に、約800本のソメイヨシノが植えられています。

川沿いを散歩しながら、川の上に咲き誇る桜を楽しむことができます。


●東京都武蔵野市 井の頭恩賜公園

見ごろは例年3月上旬~4月上旬

池の周囲には約250本の桜が植えられており、公園全体では約500本になります。

ヤエザクラ、しだれ桜など多くの品種が植えられており、約1か月間ほど次々に咲く桜を鑑賞することができます。


●東京都台東区 上野恩賜公園

見ごろは例年3月下旬~4月上旬

上野の桜は京都の吉野山から移植されたといわれ、江戸時代から桜の名所として有名です。

園内には約1200本の桜が植えられています。

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人気の花見スポットは、ほかにもたくさんあります。

露天があったり、イベントが開催される有名な場所だけではなく、近所の小学校とか、公園とか、桜が植えられている場所は多くありますね。

大勢で賑やかにお花見するのもいいですし、静かな場所で静かにお花見をするのも素敵ですよね。

毎年大勢の人で賑わうお花見会場では、マナー違反をする人たちの問題も取り上げられています。

今後も毎年お花見を楽しむことができるよう、マナーを守って桜を愛でたいものですね。

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 - 3月, 4月