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「春時雨」の読み方と意味とは?いつの時期の俳句に使われる季語?

      2018/04/05


 

日本語には季節や自然現象を表す言葉がたくさんありますが、「春時雨」という言葉をご存知ですか?

文字を見ると、春に関することで、雨が降るのかな?と想像することができますね。

聞いたことはあるけど、きちんとした意味は知らないかも?!と思っている人も多いかもしれません。

今回は「春時雨」についていろいろ調べてみました!

 
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「春時雨」の読み方と意味とは?

読み方は「はるしぐれ」です。

春に、晴れていたかと思うと急に雨が降ったり、雨が止んだかと思うと急に降り出したり、降ってもすぐに止むような通り雨のことをいいます。

この時、雷を伴う雨の場合は「春雷(しゅんらい)」といいます。

「春雷」は春の到来を告げる雷ともいわれ、冬眠していた地中の虫たちが雷の音で目覚めるということから「虫出しの雷(むしだしのかみなり・むしだしのらい)」という呼び方もあります。

 

同じような言葉で「時雨(しぐれ)」というものがありますが、こちらは、秋の終わりから冬の初めにかけて、晴れや曇りを繰り返す天気の時に、降ってすぐに止むような通り雨のことをいいます。

「春時雨」と「時雨」の季節は異なりますが、降ってもすぐに止むような通り雨ということで、雨の降り方は同じなのですね。

 
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いつの時期に使われる季語?

「春時雨」は春の季語です。

俳句を作る時、「時雨」は冬の季語で、寒さやわびしさなど、少し寂しいイメージがありますが、「春時雨」は、春になって暖かくなり、木の芽や花が顔を出し、明るく華やいだ気分になったり、春の訪れを喜んだりするイメージがあるようです。

毎年2月4日ごろが立春(りっしゅん)で、寒さが厳しい時期ではありますが、この日から暦の上では春です。

桜が咲くころの時雨は「花時雨(はなしぐれ)」といいますので、「春時雨」を季語として使う場合は、立春から桜が咲く前まで・・・ということになります。

 

 

「春時雨」がどのような雨なのかわかりましたね。

秋の終わりから冬の初めにかけて降る「時雨」と、雨の降り方は同じなのですが、季節が違うとイメージも変わります。

冬は寒さが厳しく耐える季節ですが、春になれば暖かく過ごしやすくなり、植物も動物も活動を始めるので、明るく華やいだイメージになるのかもしれません。

「春」という1文字が加わるだけで、イメージがガラリと変わるなんて、日本語って面白いですね。

 

関連:「時雨」の読み方と意味とは?いつの季節の季語?英語で何て言うの?

関連:啓蟄の意味とは?2018年はいつ?菰(こも)はずし、虫出しの雷って何?

 

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