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「走り梅雨」「卯の花くたし」の意味とは?いつの時期の俳句に使われる季語?

      2018/04/19


日本にはお天気に関する言葉がたくさんありますね。

皆さんご存知の「梅雨」もそのひとつですが、それに似た言葉で「走り梅雨」というものがあります。また、走り梅雨に関連する「卯の花くたし」という言葉もあります。

今回は「走り梅雨」「卯の花くたし」ついて調べてみたいと思います。

 

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「走り梅雨」の意味とは?

読み方は「はしりづゆ」です。

「走り」は「先駆け」という意味があり、梅雨入りするには少し早い5月中旬から6月上旬にかけて、本来の梅雨に先駆けて梅雨を思わせるような天気が続くことをいい、「迎え梅雨」「梅雨の走り」と呼ぶこともあります。

「走り梅雨」の原因は5月中旬から下旬にかけて、沖縄地方が梅雨入りし、本州南岸に前線(暖かい空気と冷たい空気の境目のこと)が停滞することがあるためです。この前線の影響で梅雨入り前にぐずついた天気が続くのです。

通常は走り梅雨のあと一旦天気は回復し、しばらく晴天が続いてから本格的な梅雨に入りますが、その年によっては、走り梅雨が長引いてしまい、そのまま梅雨入りすることもあるようです。


「卯の花くたし」の意味とは?


 

読み方は「うのはなくたし」です。漢字で「卯の花腐し」と書くこともあります。

「走り梅雨」と同じ意味ですが、この時期は、卯の花が咲く時期でもあり、雨が続くことで卯の花を腐らせることから「卯の花くたし」と呼ばれています。

卯の花は、アジサイ科ウツギ属の落葉低木「空木(うつぎ)」に咲く白い花のことです。

 

関連:卯月って何月?意味と由来、読み方と語源とは?別名は何?


いつの時期の俳句に使われる季語?

「走り梅雨」「卯の花くたし」は夏の季語になります。

一般的には、どちらも初夏の俳句に用いることが多いようです。

 

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英語で何て言う?

走り梅雨は、日本独特の気候現象なので、そのまま英語で表現することは難しいですが、梅雨は「the rainy season」ですので以下のようになります。

●a rain continues in advance of the rainy season

 


 

「走り梅雨」と梅雨の間には、晴天が続くのが一般的ですが、長引けばそのまま梅雨に突入するということで、それだけ雨の日が多いということですよね。

本格的な梅雨になる前にぐずついた天気が続くというのは、考えるとちょっと憂鬱になってしまいますが、雨の日でも楽しめることを見つけてこの時期を楽しく乗り切りましょう!

 

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