日本文化研究ブログ Japan Culture Lab

ジャパン カルチャー ラボ 日本の文化の疑問を簡単にわかりやすく説明します。

*

【間違いやすい敬語100選!】気づかずに使っていた敬語の間違いの例と正しい言い方

      2018/06/15


 

日本語には、「敬語」というものがありますね。

敬語にも種類があって、日常生活でよくつかう「です」「ます」などをつけた「丁寧語」目上の人など敬う表現の「尊敬語」、自分がへりくだった表現の「謙譲語」があります。

普段の生活だけでなく、ビジネスや接客でも敬語の間違いは無くしたいものですが、正しく使い分けるのは、なかなか難しいことです。

また、正しい敬語を使っていると思っていても、その場面にふさわしくない敬語を気づかずに使っていたということもよくあることです。

今回は、そんな間違いやすい敬語を100個選んでみました!

あなたが使っている敬語は正しいのかどうか、チェックしてみてくださいね!

 

スポンサードリンク

間違いやすい敬語

【あ行】

【か行】

【さ行】

【た行】

【な行】

【は行】

【ま行】

【や行】

【ら行】

【わ行】


【あ行】

 
■会います

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「お会いします」「お目にかかります」が正しい言い方です。

 
■あちらで伺ってください

「伺う」は「聞く」の謙譲語ですので、自分以外の人に言うなら「あちらでお尋ねください」「あちらでお聞きください」となります。

 
■あちらになります

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「あちらでございます」が正しい言い方です。

 
■厚くお詫び申し上げます

「厚く」は「厚く御礼申し上げます」のように、良いことに対して使う言葉です。

この場合は「深くお詫び申し上げます」が正しい言い方です。

 
■後で

「後で」に敬語はないと思いうっかり使ってしまうことがありますが、敬語として言う場合は「後ほど(のちほど)」が正しい言い方です。

 
■言いました

丁寧語ですが、尊敬語なら「おっしゃいました」、謙譲語なら「申し上げました」となります。

 
■いかがいたしましょうか

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「いかがなさいますか」が正しい言い方です。

 
■行かせていただきます

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「参ります」「伺います」が正しい言い方です

 
■行きます

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「参ります」「伺います」が正しい言い方です

 
■一緒に参りましょう

「参る」は謙譲語です。

「私も参りましょう」なら良いのですが「一緒に参りましょう」だと、相手も一緒にへりくだる意味になります。

目上の人などには「御案内します」や「お供いたします」が正しい言い方です。

 
■妹が居ます

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「妹がおります」が正しい言い方です。

 
■いらっしゃられる

二重敬語です。

「いらっしゃる」が正しい言い方です。

 
■伺っていますか

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「お聞きになっていますか?」「ご存知ですか?」が正しい言い方です。

 
■~円からお預かりします

「から」は不要です。

「~円お預かりします」が正しい言い方です。

 
■おいでになられる

二重敬語です。

「おいでになる」が正しい言い方です。

 
■お帰りになられる

二重敬語です。

「お帰りになる」が正しい言い方です。

 
■お体をご自愛くださいませ

「自愛」という言葉に「体を大事にする」という意味があるので「お体」は不要です。

 
■お聞きになられましたか?

二重敬語です。

「お聞きになりましたか?」が正しい言い方です。

 
■お客様をお連れしました

「連れ」は、「同伴者や仲間を引き連れる」という意味があるので、お客様に用いるのは不適切です。

「お客様をご案内しました」「お客様がお見えになりました」が正しい言い方です。

 
■お越しになられました

二重敬語です。

「お越しになりました」「おいでになりました」などが正しい言い方です。

 
■お先にあがります

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「お先に失礼します」が正しい言い方です。

 
■教えてください

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「ご指導ください」「ご教授ください」が正しい言い方です

 
■お時間よろしかったでしょうか

「よろしかった」は過去形です。

現在進行形で「今、時間はあるか?」と尋ねるのに過去形を用いるのは間違いです。

「お時間いただいてもよろしいですか」が正しい言い方です。

 
■お座りください

間違いではないのですが、犬の「お座り」のイメージがあるということで、ビジネスなどではあまり使わないようです。

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「おかけください」が正しい言い方です。

 
■お世話様です

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「お世話になっております」が正しい言い方です。

 
■おっしゃられる

二重敬語です。

「おっしゃる」が正しい言い方です。

 
■お伝えしておきます

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「申し伝えておきます」が正しい言い方です

 
■お名前を頂戴できますか

「お名前をお聞かせいただけますか」と「お名刺を頂戴できますか」が合わさって作られた造語とされています。

「お名前を伺ってもよろしいですか」「お名前をお聞かせいただけますか」が正しい言い方です。

 
■お見えになられました

二重敬語です。

「お見えになりました」が正しい言い方です。

 
■お召し上がりください

二重敬語です。

「召し上がってください」が正しい言い方です

 
■お求めやすい商品です

一般的に使われることも多いですが、文法として間違っています。

「お求めになりやすい商品です」が正しい言い方です。

 
■お戻りになられますか

二重敬語です。

「お戻りになりますか」「戻られますか」が正しい言い方です。

 
■おられますか?

「おる」は「居る」の謙譲語です。

電話などで相手が居るか確認する場合には「いらっしゃいますか?」が正しい言い方です。

 
■おわかりいただけたでしょうか

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「御理解いただけたでしょうか」が正しい言い方です。

 

スポンサードリンク

【か行】

 
■御社 貴社 弊社 当社

「御社」と「貴社」は、自分が所属していない会社のことを指します。

「御社」は話し言葉として、「貴社」は文書で用います。

「弊社」と「当社」は自分が所属している会社のことを指します。

「弊社」は社外の人相手に、「当社」は社内の人相手に用います。

 
■聞きました

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「伺いました」が正しい言い方です。

 
■結構でしょうか

「結構」は相手や自分に対する返事です。

相手に尋ねる場合は「これでよろしいでしょうか」が正しい言い方です。

 
■ご一緒します

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「お供いたします」が正しい言い方です。

 
■ご確認してください

「ご確認してください」は間違った文法です。

「ご確認ください」「ご確認なさってください」が正しい言い方です。

 
■ご苦労様です

自分の部下や後輩などには「ご苦労様」で良いのですが、目上の人などには「お疲れ様です」が正しい言い方です。

 
■ご承知おきください

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「お含みおきください」が正しい言い方です。

 
■ご賞味ください

「ご賞味」とは、褒め称えながら食べてください・しっかり味わってくださいという意味です。

目上の人などには「召し上がってください」が正しい言い方です。

 
■ご注意してください

「ご注意してください」は間違った文法です。

「ご注意ください」が正しい言い方です。

 
■ご注文の品はお揃いになりましたか?

「お揃いになりましたか」が、注文の品に対して使われています。

「ご注文の品は以上でよろしいですか?」が正しい言い方です。

 
■こちらになります

「こちらでございます」が正しい言い方です。

 
■ご拝受

「拝受」は謙譲語で、目上の人などから何かを「受け取る」という意味です。

「ご拝受」という言葉は存在しません。

「拝受いたします」「拝受しました」が正しい言い方です。

 

■ご拝読いただきます

「拝読」は謙譲語です。

目上の人などには「ご覧いただきます」が正しい言い方です。

 
■ごめんなさい

目上の人などには「申し訳ございません」「申し訳ありません」が正しい言い方です。

 
■来られますか

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「いらっしゃいますか」が正しい言い方です。

 
■ご覧になられる

二重敬語です。

「ご覧になる」が正しい言い方です。

 
■ご利用できません

「ご利用できません」だけでは尊敬の意味が足りません。

「ご利用になれません」「ご利用いただけません」が正しい言い方です。

 
■ご利用になられる

二重敬語です。

「ご利用になる」が正しい言い方です。

 

【さ行】

 
■査収しました

「査収」の読みは「さしゅう」、意味は書類などを調べて受け取ることで、自分が受け取る場合には「査収しました」とは使いません。

自分が受け取る場合には「確認いたしました」「拝見いたしました」が正しい言い方です。

 
■~させていただきます

「~させていただきます」は敬語として間違ってはいませんが、会話の中に何度も何度も出てくるほど頻繁に使う人が多いようです。

頻繁に使いすぎると会話がスムーズにいかず、くどくなりますので気を付けましょう。

 
■させていただいております

「~させていただく」は相手の許可を必要とする場合に用いる言葉です。

相手に頼まれていない場面で自分がなにかをしている時は、「~しております」が正しい言い方です。

 
■さっき

「さっき」は敬語ではありません。

目上の人などには「先ほど」が正しい言い方です。

 
■~様でございますね

目上の人などには「~様でいらっしゃいますね」が正しい言い方です。

~様が参られています

「参る」は謙譲語なのでお客様などに使うのは不適切です。

「~様がお見えです」「~様がお見えになりました」が正しい言い方です。

 

■知っています

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「存じております」が正しい言い方です。

 
■知っていますか?

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「ご存知ですか?」が正しい言い方です。

 
■~してもらっていいですか?

「~していただけますか?」「~してくださいますか?」が正しい言い方です。

 
■しばらくお待ちください

「しばらく」は長期間という意味が含まれています。

電話対応や接客などでは「少々お待ちください」が正しい言い方です。

 
■しばらくぶりです

同僚などには「しばらくぶりです」でも良いのですが、目上の人などには「お久しぶりです」「御無沙汰しております」が正しい言い方です。

 
■社長様 部長様

役職に「様」はつけません。

「〇〇社長」「部長の〇〇様」が正しい言い方です。

 
■上司に申し上げておきます

「上司に申し伝えておきます」が正しい言い方です。

 
■資料をご持参ください

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「資料をお持ちください」「資料をお持ちになってください」が正しい言い方です。

 
■すいません

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「申し訳ございません」「申し訳ありません」が正しい言い方です。

 

スポンサードリンク

【た行】

 
■大丈夫です

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「問題ございません」が正しい言い方です。

 
■大変参考になりました

目上の人などに「参考になりました」は失礼な言い方です。

「大変勉強になりました」が正しい言い方です。

 
■食べました

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「いただきました」が正しい言い方です。

 
■ちょっと待ってください

「ちょっと」は敬語ではありません。

「少々お待ちください」が正しい言い方です。

 
■つまらないものですが

少し前まで、手土産などを「つまらないものですが」と謙遜して渡していましたが、現在はそれは相手に対して失礼にあたると考えられています。

「ほんの気持ち程度ですが」「お口に合うと良いのですが」などが正しい言い方です。

 
■どうかいたしましたか?

「~いたす」は謙譲語です。

目上の人などには「どうかなさいましたか?」「いかがなさいましたか?」などが正しい言い方です。

 
■どうしましょうか

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「どういたしましょうか」「いかがいたしましょうか」が正しい言い方です。

 
■どうしますか

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「いかがいたしますか」が正しい言い方です。

 
■どちら様ですか

敬語として間違っていませんが、冷たい印象を与えるのでビジネスなどでは「お名前をうかがってもよろしいでしょうか?」が正しい言い方です。

 
■どちらにいたしますか?

「~いたす」は謙譲語です。

「どちらになさいますか?」が正しい言い方です。

 
■どちらへ参られますか

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「どちらへいらっしゃいますか」「どちらへ行かれますか」が正しい言い方です。

 
■どれにいたしますか?

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「どれになさいますか?」が正しい言い方です。

 
■とんでもございません

「とんでもない」はひとつの単語ですので「とんでも」と「ない」を分けることはできません。

「とんでもないです」が正しい言い方です。

 

【な行】

 
■なるほど

「なるほど」は敬語ではありません。

目上の人などには「さようです」「おっしゃる通りです」が正しい言い方です。

 
■~になります

「~になる」は物が変化する様子を表す時に用いる言葉で、敬語ではありません。

「こちら資料になります」は「こちら資料でございます」、「1000円のお返しになります」は「1000円お返しいたします」が正しい言い方です。

 
■~の方(~のほう)

「ご注文の方」「書類の方」など、「~の方」を頻繁に使う人がいますが日本語として正しくありません。

 

【は行】

 
■拝見させていただきました

二重敬語です。

「拝見いたしました」が正しい言い方です。

 
■花に水をあげる

「あげる」は「やる」の謙譲語なので「花に水をあげる」は花に敬意を払っている意味になります。

「花に水をやる」が正しい言い方です。

 
■部長がいらっしゃいます

社外の人相手の場合は「部長が参ります」が正しい言い方です。

 
■部長は外出されています

社外の人相手の場合は「部長は外出しております」「席はずしています」が正しい言い方です。

 
■別にいいですよ

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「問題ございません」が正しい言い方です。

 

スポンサードリンク


【ま行】

 
■参らせていただきます

二重敬語です。

「参ります」が正しい言い方です。

 
■見ました

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「拝見しました」が正しい言い方です。

 
■申されていました

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「おっしゃっていました」が正しい言い方です。

 
■申し上げておきます

自分の上司などに何かを伝えておきます・・・と言う場合は「申し伝えておきます」が正しい言い方です。

 
■もらいました

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「いただきました」が正しい言い方です。

 

【や行】

 
■休みをいただいております

お客様や取引関係等、自社以外の相手に伝える時は「休みを取っております」が正しい言い方です。

 
■やらせていただきます

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「させていただきます」「いたします」が正しい言い方です。

 
■読みました

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「拝読しました」が正しい言い方です。

 
■よろしかったでしょうか

過去形ですので現在進行形の確認には不適切です。

「よろしいでしょうか」が正しい言い方です。

※読者の方から、曖昧表現であり、一概に間違いとは言えないとのご指摘をいただきました。

 

【ら行】

 
■了解しました

「了解しました」や「了解です」は、同僚や部下などに使う言葉です。

「了解いたしました」だと敬語になりますが、「了解」を無礼と考えている人も多いので使用しないほうが無難かもしれません。

目上の人などには「承知いたしました」「かしこまりました」が正しい言い方です。

 

【わ行】

 
■わが社

社内で使うには良いのですが、社外では「弊社」「当社」が正しい言い方です。

 
■わかりました

丁寧語ですが、目上の人などへの敬語としては「承知いたしました」が正しい言い方です。

 

 


 

間違いやすい敬語を100選んでみましたが、いかがでしたか?

あなたが普段使っている敬語は、正しかったですか?

丁寧語なのだから大丈夫だろう・・・と思っていたら、目上の人へはもっとふさわしい言い方があったり、丁寧な敬語のつもりで使っていたのに二重敬語になっていたり・・・

敬語は、自分の立場や相手との関係で使い分ける必要があるのでとても難しいですが、大人の社会では大切なことですので、少しずつ身に付けていきたいですね。

 

スポンサードリンク


おすすめの記事と広告

 - 未分類