陛下・殿下・ 閣下・ 猊下の違いと意味とは?英語で何て言う?

  • URLをコピーしました!

誰かを呼ぶとき「〇〇さん」「〇〇様」などの敬称をつけます。

しかし、「〇〇陛下」「〇〇殿下」というように一般の人には使わない敬称があります。

陛下、殿下、閣下、猊下・・・あまり聞き馴染みのない敬称もありますが、それぞれの違いと意味をご紹介します。

 

スポンサーリンク

目次

敬称の違いと意味とは?

それぞれの敬称は、対象となる人によって違います。

それでは、ひとつずつ意味を見ていきましょう。

 

陛下とは?

読み方は「へいか」です。

天皇、皇帝、国王などの敬称です。

 

 

「陛」は宮殿の階段のことで「陛下」とは「階段の下」を意味します。

尊敬の対象である天皇、皇帝、国王などに直接呼びかけることを忌む(いむ・避けること)ことで敬意を示しています。

 

陛下は、江戸時代(1603年~1868年)までは天皇に対してのみ使われていた敬称ですが、明治22年(1889年)に皇室典範が制定され、皇后(天皇の妻)、皇太后(先代天皇の妻)、太皇太后(先々代天皇の妻)の敬称としても使われるようになりました。

また、平成29年(2017年)の「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」によって、上皇(退位した天皇)、上皇后(上皇の妻)の敬称についても「陛下」と規定されています。

 

現在、皇帝は存在しません。(英語では天皇も皇帝もEmperor)

国王は、イギリスのチャールズ三世国王陛下、ベルギーのフィリップ国王陛下など

 

殿下とは?

読み方は「でんか」です。

皇族、王族などの敬称です。

 

「殿」は宮殿や殿堂のことで「殿下」とは「宮殿・殿堂の下」を意味します。

 

 

明治22年に制定された皇室典範によって、

・皇太子(皇位継承順位が第一位の男子)

・親王(天皇の子である男子)

・王(天皇のひ孫である男子)およびその妃(妻)

・内親王(天皇の子である女子)

・女王(天皇のひ孫である女子)

の敬称として使われるようになりました。

 

また、昭和22年(1947年)に制定された現皇室典範でも「天皇、皇后、太皇太后及び皇太后以外の皇族の敬称は殿下とする」と規定されています。

 

スポンサーリンク

閣下とは?

読み方は「かっか」です。

高貴な立場にある人物の敬称です。

 

主に外交儀礼上、外国の君主以外の国家元首、閣僚、大使や領事までの高位外交官に対する敬称として用いられることが多いです。

また、少将以上の軍人の敬称としても用いられます。

 

猊下とは?

読み方は「げいか」です。

高位の聖職者の敬称です。

 

ローマ教皇やダライ・ラマ、仏教では門主、門跡、管長、僧正などに用います。

 

陛下・殿下・ 閣下・ 猊下は英語で何て言う?

●陛下・・・Your majesty

Majestyは「威厳・尊厳」という意味があります。

日本では天皇陛下の名前を使うことは稀ですが、海外のニュースでは次の様に表記されることが一般的となっています。

徳仁天皇 the Emperor Naruhito
雅子皇后 the Empress Masako

ちなみに上皇と上皇后は以下のようになるようです。

明仁上皇 the Emperor Emeritus Akihito
美智子上皇后 the Empress Emerita Michiko

 

 

●殿下・・・Your highness

Highnessは「高位であること」という意味があります。

○○皇太子 the Crown Prince ○○
○○皇太子妃 the Crown Princess ○○

 

 

●閣下・・・excellency

Excellencyは「優秀であること」という意味があります。

 

 

●猊下・・・eminence

Eminenceは「卓越していること」という意味があります。

 

 

陛下や殿下という敬称は、皇室典範によってきちんと対象が定められていることがわかりましたね。

閣下という敬称は、用いられる頻度が減っているそうですが、親しみを込めたり面白がったりして「○○閣下」とあだ名として使うことがあります。

時には傲慢な人や独裁的な人に対して皮肉で「○○閣下」と言うこともありますよね。

 

関連:天皇陛下の名前と苗字とは?仕事は国民のために祈ること?

関連:生前退位とは?元号(年号)はどうなる?次の天皇誕生日はいつ?今までの天皇誕生日はどうなるの?

関連:天皇陛下には戸籍や住民票、パスポートはあるの?

 

スポンサーリンク

スポンサーリンク

  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (4件)

コメントする

目次