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血液型占いは日本だけ?始まりはいつから?起源や由来、根拠とは?

      2017/11/01

「あの人はA型だから○◯だわ」「私はO型だから○○なの」「夫婦揃ってB型だから○○なの」というふうに、血液型でその人の性格を占う「血液型占い(血液型性格診断)」というものがあります。

異性との相性を占って一喜一憂したり、相性が悪い人のことを「やっぱり、あの人は血液型がAB型だから」などと考えたことが、誰でも一度や二度はあるのではないでしょうか?

今回は、血液型占いについていろいろ調べてみたいと思います。

 

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血液型占いの始まりはいつから?起源や由来、根拠とは?

血液型占いは、ABO式血液型で分類されています。

ABO式血液型とは、A型、B型、O型、AB型の4つの型に分けることができます。

日本人の場合はおおよその割合ですが、A型は4割、B型は2割、O型は3割、AB型は1割となっています。

 


 

血液型占いの創始者は東京女子高等師範学校(現在のお茶の水女子大学)の古川竹二教授だといわれています。

昭和2年(1927年)古川教授は「血液型による気質の研究」という論文を発表しました。

その後、古川教授の「血液型による気質の研究」の影響を受け、独自の解釈を入れつつ「血液型人間学」や「血液型性格分類」という占いを考案したのが能見正比古さんです。

1970年代に能見さんは、テレビ出演や著書の出版などで「血液型人間学」を多くの人に広め、このころから血液型占いはメディアを通して広まっていきました。

 


 

1981年に能見さんが亡くなり、その後、血液型占いには根拠はないといわれるようになりました。それは、血液型占いでいわれている性格の特徴が、誰にでも当てはまるものだからです。

例えば「さみしがりや」や「個性的」といわれても、多かれ少なかれ誰にでも当てはまるものであり、しっかり者といわれる人でも四六時中しっかりしているわけではありません。

そのため、「A型の人は○○だ」という表現をされれば、当然、多くの人に当てはまるってしまうのです。

このように、誰にでも当てはまる曖昧で一般的なことを、自分にだけ当てはまることだと誤解し、信じてしまうことを心理学では「バーナム効果」といいます。

また、血液型占いを幼い頃から見聞きしてきたことによって「自分はA型だから○○なのだ」という思い込みが生じるともいわれています。

この思い込みによって、自分では無意識のうちにA型らしい行動をとるようになり、血液型占いで「A型は○○だ」といわれて「当たっている!」と感じてしまうのです。

 

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血液型占いを信じているのは日本だけ?

血液型占いが知られているのは、血液型占いの発祥である日本と、日本の影響を受けた韓国、台湾など一部地域だけで、それ以外の地域では血液型と性格を関連付ける習慣はありません。

ですので海外からは、血液型と性格を関連付ける血液型占いは奇妙なものと思われているようです。

因みに世界の血液型の割合はO型45%、A型40%、B型11%、AB型4%となっており、一番多い血液型O型です。

また、南米のグァテマラでは95%がO型のようですから、血液型占いは成り立たなくなってしまいますよね。

 

 

 


 

 

血液型占いは日本が発祥だったのですね。

血液型で人の性格を決めつけ、相手を不快な気持ちにさせたり、不安にさせたりすることを「ブラッドタイプ・ハラスメント」といい、問題になっています。

自分では、血液型と性格は関係ないと思っていても、周囲から「あなたは◯型だから○○なのよ」と決めつけられると、あまりいい気分ではありませんよね。

血液型占いは、話のネタ程度に捉えておくといいかもしれませんね。

 

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