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如月って何月?意味と由来、読み方と語源とは?別名は何?

      2017/12/06


 

「如月」とは、何月のことなのかわかりますか?

漢字を見るだけでは何月のことなのかピンときませんが、元々どういう漢字を当てていたのか、意味や由来を知ると「なるほど!」と思うのではないでしょうか。

今回は「如月」について調べてみました!

また、「如月」の別名(異名・異称)を調べてみるとと、季節が思い浮かぶようなものが多かったのでいくつか紹介しています。

 

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如月って何月?

如月は「2月」のことです。

もともと如月は旧暦の2月を指す言葉でした。

現在は旧暦2月=新暦2月と考え、如月を新暦の2月の別名(異名・異称)として使用しています。

しかし、旧暦は太陰太陽暦という暦を使用していたため、単純に新暦(太陽暦)に当てはまるわけではありません。

旧暦の2月を新暦に換算しますと2月下旬から4月上旬ごろに当たり、一ヶ月ほどズレが生じてしまいます。


如月の意味と由来、読み方と語源とは?

読み方は「きさらぎ」です。

 

もともとは「衣更着(きさらぎ)」という漢字で、「寒さが厳しく重ね着をする(衣を更に着る)季節」という意味があったという説が有力です。

ほかに、天気が良くなり陽気が更に増すので「気更来」「息更来」、春に向かって草木が生え始めるので「生更木」、お正月に迎えた春が更に春めいてくるので「来更来」という説もあります。(いずれも読み方は「きさらぎ」です)

また、草木の芽が張り出す月ということで「草木張り月(くさきはりづき)」が「きさらぎ」に転じたという説があります。

 

「如月」という漢字が当てられたのは、中国の2月の異名「如月(にょげつ)」が由来しているそうです。

「如月(にょげつ)」には、寒い冬が終わり、春に向かって万物が次第に動き始めるという意味があります。

 

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如月の別名、異名、異称は何?

それでは2月(如月)の別名、異名、異称を見ていきましょう。

 
●初花月(はつはなづき)

年が明けて初めて咲く花を「初花(はつはな)」といい、主に梅の花を指しています。

年明けに初めて花が咲く月という意味です。

 

旧暦2月は梅の花が咲き始めるということで、梅に関連した名前が多く、以下のものがあります。

※「津(つ)」は「の」という意味の助詞です。


●梅月(うめづき・ばいげつ)
●梅津月(うめつづき)
●梅見月(うめみづき)
●梅津早月(うめつさつき) など
●仲春(ちゅうしゅん)、仲の春(なかのはる)、中の春(なかのはる)

「春の真ん中の月」という意味があります。

旧暦の季節の分け方は、1月・2月・3月が「春」、4月・5月・6月が「夏」、7月・8月・9月が「秋」、10月・11月・12月が「冬」ですので、2月は春の真ん中の月にあたります。

 
●雪消月(ゆききえつき)

雪が消える月という意味です。

 
●木芽月(このめづき)

木の芽が出てくる月という意味です。

 
●雁帰月(かりかえりづき)

雁(かり・がん)が帰っていく月という意味です。

雁とは、カモ科の水鳥のことです。

雁は秋から冬にかけてシベリアから日本へ渡ってくる渡り鳥で、春になるとシベリアへ帰っていきます。

 


 

新暦の2月はまだ寒さが厳しく、梅の花が咲くのはまだ早い・・・と思いますが、旧暦2月ならば梅の花が咲き始め、春がそこまで来ている時期なのです。

また、雁が越冬のために訪れる地域では、春になってシベリアへと帰っていく様子を見ることができるのでしょう。

月の別名を見ると、その様子を想像することができるんですね。

 

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