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日本の国名の由来や起源とは?ニホンとニッポンの違いとは?

      2017/06/09

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私たちが暮らすこの国はもちろん「日本」です。

それでは日本はいつから日本になったのでしょうか?

日本という国名の由来や起源とはどういうものなのでしょう?

また「日本」と書いて「ニホン」「ニッポン」の二通りの読み方がありますね。

読み方によって何か違いがあるのでしょうか?

今回は「日本」という国名についていろいろ調べていきましょう。

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日本の国名の由来や起源とは?

「日本」という国名が使われるようになったのは、7世紀から8世紀初頭の頃と考えられています。

「この日から日本という国名を使用する」といった具体的な史料は残っておらず、以下の説があります。

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●646年の大化の改新の頃

●689年の飛鳥浄御原令(あすかきよみはらりょう)施行された時

●701年の大宝律令(たいほうりつりょう)が成立した時

江戸時代の国学者、本居宣長は、大化の改新(646年)の頃には「日本」と書いて「ひのもと」と読んでいたという推測をしています。

飛鳥浄御原令と大宝律令は史料として残ってはいませんが、天武天皇の治世(672年~686年)に「天皇」という表記が成立したことで、同時期に「日本」という表記も成立したという見解があり、飛鳥浄御原令で「天皇」と「日本」という表記が定められたと推測されています。

また、現存する「令義解(りょうのぎげ・833年)」に大宝律令の解説があり、そこに「日本天皇」という記述があるそうです。

それ以前、中国や朝鮮では日本のことを「倭(わ)」と呼んでいたと史料に残っていますが、どういう経緯で「日本」という呼び方に変わったのかは明らかになっていないそうです。

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ニホンとニッポンの違いとは?

「日本」と書いて「ニホン」と読むか「ニッポン」と読むか、実は法律では決められていません。

昭和9年(1934年)に、文部省臨時国語調査会が正式な呼称を「ニッポン」に統一する「国号呼称統一案」を発表しましたが採択には至りませんでした。

「ニホン」と「ニッポン」のどちらも多く使われているので、日本政府はどちらかに統一するのではなく、正式な国の呼称は「ニホン」でも「ニッポン」でも正しいとしています。

日本放送協会(NHK)では、正式な国号として使う場合には「ニッポン」、そのほかの場合は「ニホン」と言ってもよいとしています。

「日本」という国名が使われるようになったころは「ヒノモト」や「ヤマト」と読んでいたそうですが、いつから「ニホン・ニッポン」と読むようになったのか定かではないようです。

奈良時代(710年~794年)ごろには「ニッポン」と読むようになり、室町時代(1336年~1573年)には場面に応じて「ニッポン」と「ニホン」を使い分けていたのではないかと推測されていますが、定かではありません。

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「日本」の由来や起源が、具体的な史料として残っていないことがわかりましたね。

7世紀後半から8世紀初頭ということですから、1300年も前の事です。

史料が残っていなくても仕方がないかな・・・と思うほど昔のことですね。

「日本」の読み方に決まりがないというのは、身のまわりのことを思い浮かべるとよくわかります。

例えば、東京の「日本橋」は「ニホンバシ」と読みますが大阪にある「日本橋」は「ニッポンバシ」です。

政党なら「日本共産党(ニホン)」や「日本維新の会(ニッポン)」がありますし、大学なら「日本大学(ニホン)」や「日本体育大学(ニッポン)」がありますね。

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