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帯祝いとは?いつ、どこで、何をするの?服装は?

   

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「帯祝い(おびいわい)」という言葉を聞いたことはありますか?

昔から続く日本の風習のひとつですが、日時が決まっていたり、年齢が決まっていたりというものではないので、馴染みのない言葉かもしれません。

文字だけを見ても、どういう内容なのか想像することができませんが・・・帯祝いとはどういうものなのでしょうか?

いつ、どこで、何をするものなのか、調べていきましょう。

 

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帯祝いとは?

 帯祝いとは、別名「戌(いぬ)の日のお祝い」「着帯式(ちゃくたいしき)」ともいいます。

妊娠し、胎児が順調に発育をし、流産の心配がぐっと減るのが妊娠5か月目に入るころで、いわゆる「安定期」という時期になります。

この時期に、妊娠したことをお祝いし、お産の軽い犬にあやかり無事に出産できるよう戌の日に安産祈願をすることを、帯祝いといいます。


戌(いぬ)の日とは?

eto_mark11_inu 「戌(いぬ)」は、干支(えと)のひとつです。

干支は紀元前1600年ごろから中国で使われており、日本には553年に伝来したといわれています。

年月日や方角を表すために使われており、カレンダーを想像するとわかりやすいと思います。

現在の日本では毎年順番に「十二支(じゅうにし)」が一般的に使われていますが、1年単位だけではなく、1日単位でも使われます。

1日ごとに十二支が順番で変わっていくので、12日で一周します。

妊娠5か月に入り、最初の「戌の日」に帯祝いをするのが一般的ですが、あくまで目安とされています。昨今は生活スタイルの多様化で戌の日にこだわらない人も多くなっているそうです

関連:2016年の干支は申(さる)。干支の順番の由来と覚え方

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どこでどんなことをするの?

安産祈願のできる神社やお寺に参拝し、お祓いと祈祷を受けます。

その後、岩田帯を妊婦のお腹に巻きますが、これは夫や妊婦の母親が巻くことが多いようです。

そして、両家の両親を交えて祝い膳を囲み、お祝いをします。

地域や身内のしきたりで、仲人を招くこともあるようです。

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妊娠5か月目に入ると、少しずつお腹が目立ってきます。

このお腹を保護するという目的と、「岩のような丈夫な赤ちゃんが生まれますように」という願いも込め、岩田帯を妊婦のお腹に巻き付けます。

地域によっては、妊娠7か月、9か月で行うこともあるようです。

岩田帯は、妊婦の実家から贈られることが多かったそうですが、現在は特に気にせず神社やお寺で購入する人も多いようです。


服装は?

 神社やお寺でお祓いと祈祷を受けるので正装が望ましいのですが、最近は「ラフすぎない平服」でも良いとされています。

神仏の前に行くのですから、ジーンズや短パン、素足やサンダルなどは「ラフすぎる格好」になりますので避けましょう。

妊婦は体のことを第一に考え、ラフすぎない平服の中でも楽で動きやすい格好をするようにしましょう。

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お腹に新しい命を宿したお母さんとその家族は、お腹の赤ちゃんが無事に成長し、無事に出産が終わることを願いますよね。

新しい命の誕生は、いつの時代も喜ばしいことです。

帯祝いが終わると、胎動も感じるころでしょうから、ますますお腹の赤ちゃんの存在を感じることができる時期でもありますね。

妊娠中の行事ですから、安定期とはいえ、体のことを第一に考えて無理のない範囲で行いましょう。

  

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