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『お盆』っていつから?『お盆』って何をするの?

      2016/02/10

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毎年8月中旬になると、ニュースなどで話題になる「お盆の帰省ラッシュ」。

でも、ふと疑問に思いませんか?

「お盆」って、いつからいつまで?

「お盆」には、親戚がたくさん集まってご飯食べたりするけど、そのための行事?

今回は、「お盆」について、徹底解明してみましょう。

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「お盆」は何の行事?

「お盆」とは、仏教による行事で、古く奈良時代から行われています。仏教用語では「盂蘭盆会(うらぼんえ)」とか「盂蘭盆(うらぼん)」とも言われています。

その由来は、「お釈迦様の弟子の一人で、何もかも見通すことができる神通力を持っていた人物が、亡き母親の姿をみたところ、母親が地獄で餓鬼道に落ちていて苦しんでいたため、お釈迦様の言葉に従ってその母親を救うために、多くの僧を招いて一心に供養したところ、たちどころに救われた」ということが盂蘭盆経という経典の中に書かれています。そのため、亡くなった先祖が地獄に落ちたりしないよう、もし落ちていたら救われるように、始まったのが「お盆」という行事です。

日本では「この時期に、先祖の魂が里帰りをしてくる」とも言われています。そのため、家族や親族が集まって、先祖の魂と一緒にお寺や自宅でお坊さんにお経をあげてもらい、先祖への感謝の念と現世の人々の安寧を祈る行事として、定着しているのです。

ただ、最近では簡素化されてきていて、お坊さんを呼ばずに、お墓参りだけで済ませる家庭も増えてきています。

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「お盆」はいつ?

現在、日本で全国的に行われている行事の多くは、その地方によって旧暦で行われたり、新暦で行われたりしていますが、「お盆」もその例にもれません。

全国的には8月13日~8月16日、東京など関東圏の一部では7月13日~7月16日。それ以外に旧暦のお盆があります。

いずれにせよ、帰ってきた御先祖様を招き入れ、一緒に過ごし、見送るという趣旨は変わりません。


●7月13日・8月13日

この日を「お盆の入り」と言い、玄関に盆提灯を飾り、迎え火として、仏壇にろうそく

を灯したり門口に灯明を灯したりして、お供え物をして御先祖様を迎える準備をします。


●7月14~15日・8月14~15日

帰ってきている御先祖様と一緒に過ごすため、仏壇や墓前にお供え物をします。

その地方で決まっているもののありますが、故人が好きだった物などを供えても大丈夫です。


●7月16日・8月16日

送り火を焚いて、御先祖様が迷わずに天国へ帰るのを見送ります。

関連:お盆飾り、きゅうり、なすの置物の名前、意味とは?

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多くの古いものは捨てられて、どんどん新しいものに変わっていく現代。その中でも「お盆」がしっかりと根付いている日本は、ずばらしい国だと思います。御先祖様だけでなく、何事にも感謝することは、とても大切な事ですね。

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 - 8月, 夏の行事