日本文化研究ブログ – Japan Culture Lab

ジャパン カルチャー ラボ 日本の文化の疑問を簡単にわかりやすく説明します。

*

年末に大掃除をする意味や由来。効率よく進めるコツとは?

   

203

年末が近づくと「大掃除をしなきゃ!」と思う方、多いのではないでしょうか?

家族総出で家中を大掃除したり、プロの力を借りたり。

年末に一気に済ませてしまう人もいれば、早めに取り掛かって少しずつ済ませる人もいるでしょう。

そんな大掃除ですが、なぜ年末にするのでしょう?

大掃除の意味や由来とは?

大掃除を効率よく進めるコツについて調べていきましょう!

 

スポンサードリンク


大掃除の意味と由来とは?

 「掃除」という文化は、飛鳥時代(592年~710年ごろ)に中国から伝わった仏教思想によって、宮中の貴族たちの間に普及したといわれています。

庶民の間に広まったのは平安時代(794年~1192年ごろ)で、「大掃除」もこのころ生まれたといわれています。

このころの大掃除は「煤払い(すすはらい)」と言われており、お正月に年神様(毎年お正月に各家にやってくる豊作や幸せをもたらす神様)をお迎えするため、一年間の汚れを払い清めるために行われていました。

T20141221204_1main

江戸時代(1603年~1868年)になると、江戸城での煤払いが12月13日に行われるようになり、江戸の庶民がそれにならって自分たちの家の煤払いを行いました。

旧暦の12月13日は「正月事始め(しょうがつことはじめ)」といわれ、婚礼以外ではすべてのことに吉とされる日で、年神様をお迎えする準備を始めるのに良い日として選ばれました。新暦になっても日付はそのまま引き継がれています。

関連:『正月事始め』ってなに?いつなの?お歳暮との関係と煤払い、松迎えについて

現在は、神社仏閣などで煤払いが行われていますが、一般家庭では煤がたまることがないので煤払いは行いません。

住環境の変化とともに煤払いが現在の大掃除へと変化していったのです。

 

スポンサードリンク


大掃除を効率よく進めるコツとは?

 (1)スケジュールを立てる

家中を大掃除するわけですから、やみくもに始めてもどうしていいかわからなくなります。

スケジュールを立てるときは「普段掃除しない場所・あまり使っていない場所」を優先しましょう。

このとき、その場所をどの程度掃除するのかも決めておきましょう。

普段から掃除が行き届いている場所なら、普段通りの掃除でいいですし、後回しにできます。分解して徹底的に掃除をするモノがあるのならその分時間が必要です。

掃除の内容も考えながら、余裕のあるスケジュールを立てましょう。


 (2)ごみ収集日を確認しておく

年末年始は、地域のごみ収集が普段とは違うことが多々あります。

事前にお知らせが来ていると思いますので必ず確認しておきましょう。

年内最後のごみ収集日までには大掃除を終わらせ、家の中にごみを置いたまま新年を迎えないよう気を付けたいですね。

oosouji_gomidashi


 (3)上から下へ、奥から手前へ

埃は上から下へ落ちていきます。

たとえば、リビングを掃除するときには天井→照明器具→エアコン→家具→床という風に、埃を下へ落としていくイメージで掃除しましょう。

食器棚などのように奥にも物がある場合は、奥から手前へごみを掃き出すイメージで掃除しましょう。


 (4)なるべく早く取り掛かる

時間に余裕があればあるほど、大掃除も楽になります。

特に、ベランダや窓掃除などは外での作業となります。

寒さが厳しくなる前に終わらせることができれば、気持ちに余裕ができますよ。

  oosouji_dougu

毎年年末になると「大掃除しなきゃ・・・」と憂うつになってしまいませんか?

ですが、大掃除はお正月に年神様をお迎えするための大切な準備です。

一年間の汚れを落として、ピカピカになった家でお正月を迎えるのは、とても気持ちが良いですよ。

ピカピカの家にいらした年神様は、きっとたくさんの幸せをもたらしてくださいます。そう思うと、大掃除も張り切ってやることができそうではありませんか?

忙しい年末ではありますが、気持ち良くお正月を迎えられるように、頑張りましょう!

 

スポンサードリンク

 - 12月, 冬の行事