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お七夜とは?いつ?数え方は?命名書の書き方とは?誰が書くもの?

      2017/05/18

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赤ちゃんが生まれると、その誕生をお祝いしたり、健やかな成長を願う行事がいろいろありますね。

いろいろある中で、赤ちゃんが生まれて最初に迎える行事が「お七夜」というものです。

新しく家族の一員となった赤ちゃんのために行われるお七夜とは、どういうものなのか調べていきましょう。

  

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お七夜とは?

お七夜(おしちや)とは、平安時代から続く行事だといわれていますが、起源や由来は詳しくはわかっていないそうです。

現在は医学の進歩によって生まれたばかりの赤ちゃんの生存率は昔と比べものにならないほど高くなりました。

しかし、医学が発達していなかった時代には赤ちゃんの生存率はとても低く、特に、生まれてすぐの一週間を無事に過ごせることはとてもおめでたいこととされていました。

そのため、無事に一週間過ごせれば一安心・・・ということで親族や産婆さんを招いて盛大にお祝いをしていたそうです。

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 お七夜は別名「名づけの祝い」「命名式」とも呼ばれており、赤ちゃんの名前をお披露目する日とされています。

名前をお披露目することで社会の一員としての存在を、家族や地域の方、産土神(うぶすながみ・その土地の守り神)に報告する日なのです。

法律上は、生後14日間のうちに赤ちゃんの名前を役所へ届け出ればいいので、お七夜までに絶対に名前を決めなければいけないわけではありません。

お七夜では、親戚を招いて一族の長老に名付け親をお願いし、命名式を行います。

命名式のあとには祝い膳を囲んで祝宴を開きます。

しかし、現在は夫婦で名前を考え、母子の無事の退院を夫婦だけで祝ったり、両家の両親だけ招くことが多いそうです。


お七夜はいつ?数え方について

一般的に、赤ちゃんが生まれた日は「生後0日」といわれますが、お七夜の場合は生まれた日を1日目として数え、7日目がお七夜になります。

赤ちゃんが生まれた日も含めて7日目・・・ということで、一般的には生後6日目の夜にお祝いをすることになります。


命名書の書き方とは?

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奉書紙(ほうしょがみ)や半紙を横に二つ折りにし、さらに左右三つ折りにします。

●三つ折りの右側・・・真ん中に「命名」と書く

●三つ折りの真ん中・・・右側に小さく「父親の氏名と続柄(長男など)」、中央に大きく「赤ちゃんの名前・ふりがな」、左側に小さく「生年月日」を書く

●三つ折りの左側・・・右側に「命名式の日付」、真ん中に「親の名前」(名付け親がいる場合は親の名前の左側に「命名者 ○○○○」と書く)を書く

正式な命名書は上記のようになりますが、現在は略式で書いたり、数多く市販されているオリジナルの命名書を使うことも多いようです。

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略式の場合、奉書紙や半紙の中央に「命名 ○○(赤ちゃんの名前)」と書き、左右どちらかに生年月日を書きます。

また、両親の名前を書く場合もあり、あまり堅苦しく考えずに自分たちが納得できるものであれば良いようです。

命名書は、神棚や仏壇、鴨居や壁、ベビーベッドや赤ちゃんの枕元など目立つ場所に貼っておきましょう。

そして、役所に出生届を提出したら、へその緒などと一緒に大切に保管してください。


誰が書くもの?

もともと、お七夜は父方の親が主催となって行われていました。

その名残からか、命名書は父方の祖父が書くことが多いのですが、夫婦だけでお祝いする場合は父親が書きます。

しかし、「こうしなければならない」という決まりではないので、母親が書いても、祖母が書いても、書道の先生にお願いしても、なんの問題もありません。

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お七夜は、赤ちゃんの誕生を祝い、健やかな成長を願う大切な行事なのですね。

産後一週間ということで、お母さんは体力的にとてもきつい時期かもしれませんので、準備はお父さんにがんばっていただきたいですね。

また、お母さんの体調が良くない場合は、無理のない範囲で行ったり、体調が良くなるまで待って行うこともあるそうなので、自分たちに合った方法でお祝いしましょう。

お七夜の仕方は、地域によって異なることもありますので、事前に確認してください。

 

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