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赤飯を食べる意味や由来とは?めでたい日やお祝い事に食べるのはなぜ?

      2018/04/07


 

おめでたい日やお祝い事の時に食べる「赤飯」

皆さんはなぜ「赤飯」をおめでたい日やお祝い事の時に食べるのか、その意味や由来をご存知ですか?

今回は赤飯についていろいろ調べてみました!

 

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赤飯を食べる意味や由来とは?

「赤飯(せきはん)」は、一般的に小豆を入れてもち米を赤く色づけし、蒸したご飯のことです。

 

縄文時代(紀元前131世紀~紀元前4世紀ごろ)の末期、中国大陸から日本に初めてお米が伝わってきた当時のお米は赤米といい、炊きあがると赤飯のような色になったそうです。

お米の起源は、インディカ種とジャポニカ種があるとされ、インディカ種は赤っぽく、ジャポニカ種は白く、日本に伝わってきたお米はこの2種の中間の種類といわれ、赤飯のような色だったようです。

 


 

 

日本では古くから、赤い色は邪気を払う力があると考えられており、赤米を神様に供える風習があったそうです。

赤米は江戸時代になる前まで食べられていたそうですが、稲作技術が発達したことにより、味が良く収穫量も多いお米が作られるようになり、赤米は作られなくなっていきました。

しかし、赤いご飯を神様にお供えし食べる風習は根強く残っていたため、白いお米に小豆などで赤い色をつけた赤飯が広まったと考えられています。

 

 


 

 

また、赤飯の上に「南天の葉」を飾ることがありますね。

「難(なん)が転(てん)じる」という語呂合わせから、南天は縁起が良い木とされており、さらに葉には防虫防腐効果もあるそうです。

赤飯は、神様にお供えしたあとに人が食べるので、作ってから少し時間が経ってしまいますから、南天の葉を飾ることで赤飯が傷むのを防いでいたのですね。

 

また、「赤飯」はほかに「あかまんま」「あかごわ」などと呼ぶことがあります。

よく、「赤飯」のことを「おこわ」と呼んだりしますが、「赤飯」=「おこわ」ではありません。

「おこわ」は漢字で「御強」と書き、正式には「強飯(こわめし)」といいます。

 

「こわい」は「怖い」ではなく、「固い(かたい)」という意味で、「もち米で炊いた固い飯」のことを「強飯」といっていました。

「もち米で炊いたご飯」=「おこわ」ということで、赤飯は「おこわ」の一種ということになります。


各地域によって違う赤飯

地域によっては小豆以外のものを混ぜることもあります。

関東地方では「ささげ」、長野県では「花豆」、千葉県では「落花生」、福井県では「さといも」、北海道では「甘納豆」を入れます。また、秋の収穫に感謝し、「栗」を入れる地域もあります。

 

北海道の赤飯は少し変わっていて、甘納豆を入れるので、甘い赤飯なのだそうです。

甘納豆の赤飯は、昭和30年代ごろ、北海道札幌の光塩学園(私立大学)の創設者であり、料理研究家でもある南部明子さんが「手間をかけずに簡単に作れるから」という理由でラジオや新聞で紹介したそうです。

食紅で色をつけて蒸らしたもち米に、甘納豆を混ぜれば完成という手軽さから、忙しい主婦たちの間で広まり、今では北海道の赤飯=甘い赤飯となっているようです。

 

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めでたい日やお祝い事に食べるのはなぜ?

先述したように、日本では古くから赤い色には邪気を払う力があると考えてきました。

邪気を払い、魔除けの意味を込めて、めでたい日やお祝い事の席で振舞われるようになったようです。

 

また、起源や理由は不明ですが、凶事(縁起が悪い出来事、不吉な出来事)でも赤飯を食べる風習もあります。

凶事に赤飯を食べることによって縁起直し(縁起が悪いことを良くなるよう祝い直すこと)をする意味があるといわれています。

また、一部地域ではお葬式や法事などの仏事でもで赤飯を振舞うことがあるそうです。

これは、故人が天寿を全うしたことや大往生を祝う意味があるといわれています。


赤飯を食べるのはいつ?

赤飯を食べる節目の日は・・・

●元日(1月1日)
●成人の日(1月第二月曜日)
●上巳の節句(じょうしのせっく・3月3日)
●春のお彼岸(3月21日ごろ)
●端午の節句(たんごのせっく・5月5日)
●お盆(8月13日~16日)
●敬老の日(けいろうのひ・9月第三月曜日)
●秋のお彼岸(9月23日ごろ)
●大晦日(12月31日)

 
赤飯を食べる特別な行事は・・・

●帯祝い
●出産祝い
●誕生祝
●お食い初め
●七五三
●入学、卒業祝い
●成人祝い
●就職祝い
●上棟式や新築、引っ越し祝いなど
●還暦祝い
●古希祝い
●喜寿祝い
●米寿祝い
●白寿祝い など

 

「お食い初め」は赤ちゃんが産まれてから100日目に行う儀式です。

これは、その子が一生食べ物に困らないように願い、歯が生えてくる時期でもあることから成長を喜ぶ意味があります。

 

しかし、生後100日の赤ちゃんが食事をするわけにはいきませんから、お赤飯や鯛など縁起の良い食べ物を口に運んで、食べるマネをさせるだけです。

では、離乳食から普通の食事に移行する一歳ごろなら、赤飯を食べさせても大丈夫なのかな?と思いますが、一歳ごろではまだ歯が生えそろっていません。

赤飯はもち米で作っていますから、奥歯でしっかり噛まないと、喉に詰まって危険です。

赤飯は、歯が生えそろう2歳~3歳ごろになるまで、食べさせないほうが良いようです。

 

英語で何て言うの?

英語圏に赤飯はありませんので赤飯を表す英単語はないようですが、英語で表現すると以下のようになります。

●red rice(赤いお米)

●rice boiled with red beans(お米と小豆を蒸したもの)

●red-colored rice(赤く色づけしたお米)

 


 

 

11月23日は、「お赤飯の日」という記念日なのをご存知ですか?

11月23日は勤労感謝の日であり、その年に取れたお米を神様に供え収穫を感謝する新嘗祭の日でもありことから、赤飯を通じて日本の食文化を守り、伝えていくことを目的として制定されたそうです。

お赤飯はお祝い事の時にしか食べてはいけないものではありません。

コンビニエンスストアやスーパーなどでも売っていますので、手軽に普段の食事に取り入れてもいいですね!

 

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