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七五三はいつやるの?男の子と女の子の年齢は?完全ガイド

      2015/08/08

毎年、11月頃になると「七五三」という言葉がメディアを賑わします。

さて、「七五三」とは、いったい、いつ行うものなのでしょうか?

男の子か女の子かによって、「七五三」をする年齢は違ってきますか?

今回は、「七五三」について、徹底リサーチしてみましょう。

 

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「七五三」の意味は?

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「七五三」の起源は、江戸時代にさかのぼります。この時代、子どもが生まれてもすぐに亡くなったり、幼児期に、はやり病で亡くなったりすることが多かったため、無事に成長するようにと五代将軍の徳川綱吉が、自分の長男の健康を祈願するために神社へお参りしたことが始まりと言われています。

それが現代まで引き継がれ、11月15日に、三歳、五歳、七歳の子どもの健康と成長を願うために、神社へ参拝する行事が「七五三」です。本来は、数え年の三歳、五歳、七歳の時に行うものでしたが、現在では満年齢で行うところが多いようです。


★男の子の「七五三」はいつ?

男の子の場合は、三歳五歳の時に行います。

それぞれの年齢で、儀式名とその意味があります。


◎三歳~「髪置きの儀(かみおきのぎ)」

 江戸時代には、三歳までは髪を剃っていたので、三歳からは髪を伸ばし始めるという意

 味の儀式です。男の子と女の子の両方で行います。


◎五歳~「袴儀(はかまぎ)」

 五歳になると、男の子は袴を着始めるという意味の儀式です。男の子だけが行います。

 

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★女の子の「七五三」はいつ?

女の子の場合は、男の子と同じ三歳と、女の子だけが七歳に行います。


◎七歳~「帯解きの儀(おびときのぎ)」

 女の子が、今までの子供用の着物では無く、大人と同じような着物を着始めて、そのた

 め幅の広い帯を使い始めるという意味の儀式です。女の子だけが行います。


★「七五三」の時の神社の選び方は?

「七五三」に親子でお参りをするだけなら、どこの神社を選んでも支障はありません。ただし、お子さんが羽織袴や着物などを着て正装している場合は、参道の長い神社や、階段がたくさんあるような神社は、いつもと違って動きにくく、お子さんが歩き疲れてむずかることもあるので、避けた方が良いでしょう。

もし、ご祈祷も一緒にお願いするような場合は、まず、行きたい神社がご祈祷をしてくれるかどうかを確認しましょう。ご祈祷をしてくださるとの返事であれば、その段階で予約しておきましょう。当日お願いすると、長い時間待たされてしまうこともあります。また、ご祈祷の料金も聞いておく必要もあります。当日、蝶結びの水引の祝儀袋の上段に「御初穂料」「御玉串料」または「御祈祷料」と書き、下段にはお子さんの氏名を書き入れて持参しましょう。


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さらに、「七五三」のため神社にお参りした際に、欠かせないアイテムとなっているのが「千歳あめ」です。これも、江戸時代から伝わるものですが、鶴や亀、松竹梅などの縁起の良い図柄が書かれた袋に、紅白のそれぞれの色で着色された細く長い飴が入っており、親が子供の長寿を願うものとされています。

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「七五三」は、親御さんにとっても、お子さんにとっても、記憶に残る大きな行事のひとつです。豪華な晴着を着せることや、盛大なお食事会をすることばかりに気を取られず、「お父さん、お母さんは、あなたの健康と成長を祈っているのよ」という気持ちが十分に伝わるような「七五三」にすることが大切でしょう。

 

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 - 11月, 秋の行事