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「十日夜」2017年はいつ?読み方や意味とは?藁鉄砲、案山子上げって何?

      2017/08/14


 

「十五夜」と「十三夜」はご存知の方も多いと思いますが、「十日夜」という言葉はあまり馴染みがないのではないでしょうか?

「十五夜」と「十三夜」はススキやお団子をお供えしてお月見をする行事ですが、「十日夜」は文字面が似ているということは、内容も似ているのでしょうか?

今回は「十日夜」についていろいろ調べてみましょう。

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十日夜2017年はいつ?

十日夜は、旧暦10月10日に行われます。

旧暦と現在の暦(新暦)は一ヶ月ほどのズレがあります。

旧暦10月10日を現在の暦にすると、2017年は11月27日になります。

しかし、「十五夜=中秋の名月」「十三夜=中秋の名月の次の名月」ですが、十日夜とは刈り上げ祝い(収穫祝い)の行事で、お月見が目的の行事ではありません。

そのため、旧暦10月10日を一ヶ月ずらして新暦に当てはめ、新暦の11月10日に実施する地域が多いそうです。


読み方や意味とは?

「十日夜」の読み方は「とおかんや」または「とおかや」です。

月齢が十日目にあたるので「十日夜」といいます。

「十五夜」「十三夜」に続き、その年に行われる三回目のお月見を行う地域もあることから「三の月」と呼ぶこともあります。

「十日夜」は、その年の収穫が終わったことを意味します。

稲の収穫に感謝し、翌年の豊穣を祈って田の神に餅やぼた餅をお供えします。

十日夜の習慣は東日本を中心に残っています。

この日は稲刈りが終わって田の神が山に帰る日なので「刈り上げ十日」ともいいます。


 

西日本でも同じ意味の「亥の子(いのこ)」という行事が行われます。

「亥の子」の「亥」は旧暦10月のことで、「子」は最初の子(ね)の日を指します。

子は十二支(じゅうにし)のひとつで、日付を表すために用いられています。

カレンダーによっては記載されているものもありますので確認してみて下さい。

亥の子は現在では11月の第一亥の日に行われています。

2017年の亥の子は11月9日(木)です。

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藁鉄砲って何?

 

「藁鉄砲(わらてっぽう)」は、藁を固く束ねて作られたもので、歌を歌いながら地面を藁鉄砲で強く叩きます。

「とおかんや、とおかんや

とおかんやの、藁でっぽう

夕めし食って、ぶっ叩け」(十日夜の歌の一例)

 

地面を叩くことで、地中に潜むモグラやネズミなど農作物に害を及ぼすものを追い払い、五穀豊穣を祈ります。

藁鉄砲は群馬県や埼玉県、長野県の一部地域で行われています。

案山子上げって何?

長野県の一部地域で行われる行事で、田んぼを見守ってくれた案山子を田から引き上げ、庭に移します。

案山子の神が天に上る、または山の神になる日であるとされ、案山子を神として祀り、蓑笠をかぶせ、箒や熊手などを持たせ、お供え物をします。

案山子引き、ソメの年取りともいいます。

行事食はあるの?

十日夜の行事食(ぎょうじしょく・行事やお祝いの日に食べる特別な料理)は特にありませんが、田の神にお供えした餅やぼた餅や、収穫した食べ物をいただきながら、収穫に感謝し、翌年の豊穣を願うといいようです。


 

十日夜が、十五夜や十三夜のようにお月見の行事ではないことがわかりましたね。

旧暦10月10日は、現在の暦にあてはめると11月になります。

そのため、十日夜は初冬・冬の季語になっています。

収穫に感謝し、その年の収穫が終わるころというのは、季節は秋から冬へと移り変わる時期なのでしょう。

お月見の行事ではありませんが、外に出て冬の足音を聞きながら、月を見上げて過ごすのもいいと思いませんか?

関連:十五夜の意味とは?2017年はいつ?中秋の名月との違いは?英語で何て言うの?

関連:十三夜の読み方と意味とは?2017年はいつ?

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