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鳥居の形状・色・数・大きさの意味とは?どんな種類があるの?起源や歴史とは?英語で何ていうの?

      2017/08/19


 

神社仏閣を訪れると、入り口に鳥居が建っています。

朱色の鳥居、石で作られた白っぽい鳥居、見慣れない形をした鳥居などなど、鳥居の形状や色、数、大きさは、神社仏閣によってさまざまですが、どういう意味があるのでしょうか?

今回は、鳥居についていろいろ調べてみましょう!

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鳥居の起源や歴史とは?

鳥居は、神仏の世界と人間の世界の結界の意味があり、多くの神社仏閣で用いられています。

鳥居の歴史や由来には諸説あり、はっきりしたことはわかっていません。

外国(インドや中国、イスラエルなど)から伝わったという説、ユダヤ教と関連があるという説、古事記(こじき・712年)の天岩戸説などがあります。


●ユダヤ教と関連があるという説

「トリイ」という発音は、ヘブライ語のアラム方言で「門」を意味します。

また、古代イスラエルの建物の玄関口は、鳥居とそっくりの形をしているそうです。

 


●天岩戸(あまのいわと)説

天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸に閉じこもり、国中が真っ暗になったとき、なんとか天照大神に出てきてもらうため、天岩戸の入り口にあった宿木(やどりぎ)に鳥を乗せて鳴かせたという言い伝えがあります。

「宿木に鳥を乗せた=鳥が居る」ことで、そのまま鳥居という建造物になったと言われています。

 

鳥居は神社のもの・・・と思いがちですが、実は鳥居のあるお寺もあります。

もともと日本は神道の国でした。

そこへ、神仏習合(しんぶつしゅうごう・552年の仏教の伝来により、神と仏を一緒に祀るようになった)の考え方が広まり、神社とお寺が一緒に建てられることがありました。

しかし、江戸時代(1603年~1868年)になると神仏分離(しんぶつぶんり・神と仏は別々に祀ること)によって、神社とお寺がはっきりと区別されるようになり、明治時代(1868年~1912年)に明治政府が出した神仏判然令によって神仏習合が禁止されました。

鳥居があるお寺は数が少ないのですが、これは、神仏習合のころの名残だといわれています。

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鳥居の形状、色、数、大きさの意味とは?どんな種類があるの?

鳥居の数え方の単位は「基(き)」です。

「一基」「二基」「三基」・・・となります。

鳥居の形状の種類はとても多く、主に「神明系」「明神系」の二つに分類されます。


●神明系

全体的に直線的で、柱は円柱で、地面に対して垂直に立てられています。

笠木(かさぎ)の下に島木(しまぎ)がありません。

貫(ぬき)は角材で柱の外には貫通させません


●明神系

笠木や島木が反っていて、柱は台石(だいいし)の上に立っています。

貫は柱を貫通し、中央に額束(がくそく)を乗せ、切り口は垂直です。

横に脇鳥居が付属する「三輪鳥居」や、柱に袖柱が付属する「両部鳥居」も明神系に属します。



 

鳥居の色は、主に朱と白です。

朱を赤という場合もあります。

朱色の鳥居は木製です。

朱の原材料は水銀で、昔から木材の防腐剤として使われてきました。

もともと鳥居は「神聖なもの」という意味のある白木が主流でした。

しかし、神仏習合によって、白木の鳥居が朱色に変えられていきました。

朱色は、仏教で魔除けの色として考えられていました。

江戸時代に神仏分離の考えが生まれ、一度は朱色に塗った鳥居を、再び白く塗りなおすこともあったそうです。

他にも、青銅製の鳥居のように素材の色をそのまま残している鳥居や、青い鳥居、黒い鳥居などもあります。

 

石や木が主な材質ですが、どういう材質の物を選ぶのか特に決まりはないようです。

その土地で、準備することができる材質を選んでいるようです。

 

日本最大の鳥居は、熊野本宮大社にある鉄筋コンクリート製の鳥居で、高さ33.9m、横42mあります。

木造で日本最大の鳥居は、明治神宮にある大鳥居で、高さ12m、幅17.1mあります。

 


 

しかし、厳島神社の大鳥居も木造では日本最大といわれており、高さ16.6m、幅10.9mあります。

日本最大の基準が明確ではありませんので、高さで日本最大は厳島神社、幅で日本最大は明治神宮ということになりますね。]

 

鳥居は、神仏の世界と人間の世界の結界の意味がありますので、鳥居をくぐるとそこは神仏の領域です。

心身が清められていないのに神仏の領域へ踏み込むのは神仏に対してとても失礼なことで、鳥居をくぐることで、心身を清める意味があるそうです。

神仏の世界から、人間の世界へ帰るときも、鳥居をくぐります。

鳥居は、人間の家の玄関のような考え方もあり、玄関から入って、玄関から帰っていくのです。

また、喪中は鳥居をくぐらないようにする・・・と言われていますが、そもそも喪中でも忌中でなければ鳥居をくぐっても問題ありません。

しかし、忌中は故人を偲ぶことに専念する期間なので、神社への参拝を控えるべきです。

忌中の期間は故人との関係によって異なります。

●父母、配偶者・・・50日間

●祖父母・・・30日間

●兄弟姉妹、子ども、叔父叔母・・・20日間

●孫・・・10日間

●そのほかの親族・・・1日~3日間


鳥居は英語で何ていうの?

鳥居は英語でもそのまま「Torii」といいます。

しかし、これだけで鳥居がどういうものか伝わらない場合は「Torii gate」といいます。

「gate」はゲート・出入り口のことなので、英語圏の人にも伝わるそうです。

 

今まで訪れた神社仏閣の鳥居を思い出してみると、様々なものがあったことに気づきませんか?

鳥居の起源は明確にはわかっていませんが、とてもとても古い時代からあったことは確かですよね。

今後、神社仏閣を参拝・参詣する時には、鳥居の形状などにも注目してみると面白いかもしれませんね。

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