【読み間違えやすい漢字一覧!】読み間違えると恥ずかしい漢字まとめ

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自分では正しいと思っていたはずの漢字や日本語の読み方が、実は間違えていた・・・とか、みんながそう読んでいるのに、実はそうではなかった・・・ということってありませんか?

あんまり使わない言葉だけではなく、普段からよく使っている言葉や言い回しでも、実は読み方を間違えていたということがよくあるようですよ。

今回は、間違えやすい漢字や日本語の読み方を一覧にまとめてみました!

みなさんは、間違わずに読めますか?

 

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目次

間違いやすい漢字の読み方

【あ行】

【か行】

【さ行】

【た行】

【な行】

【は行】

【ま行】

【や行】

【ら行】

 

 

【あ行】

■灰汁

〇あく

×はいじる、はいじゅう

料理をするときによく見聞きする言葉ですが、もともとは灰を水に浸して上澄みをすくった液のことです。

その液(灰汁)を使って食材のクセを処理したことから、食材を煮炊きするときに出てくる嫌な味やクセそのものも「灰汁」と呼ぶようになったそうです。

 

 

■悪手

〇あくしゅ

×あくて

囲碁・将棋などで、自分自身を不利にするような悪い手のことをいいます。

日常的な場面で使うこともあり、「そのときは最善だと思った行為が結果的には悪手だった。」のように使います。

 

 

■悪名は無名に勝る

〇あくみょうはむめいにまさる

×あくめいはむめいにまさる、あくめいはむみょうにまさる

世に知られるきっかけが悪評であったとしても、まるで世に知られていない状態よりはずっとよいという意味の言葉です。

「みょう」と「めい」、読み方が違うので混乱してしまいますよね。

 

 

■欠伸

〇あくび

×けっしん

眠い時、疲れたときなどに反射的に起こる呼吸動作のことです。

 

 

■家鴨

〇あひる

×かも

カモ科カモ目の水鳥です。

 

 

■粗利益

〇あらりえき

×そりえき

商品の売り上げから原価を引いた金額のことで、大まかに表した利益のことです。

「荒利益」とも書きます。

 

 

■著す

〇あらわす

×ちょす、しるす

書物を書くこと、書物を出版することです。

 

 

■あり得る

〇ありうる

×ありえる

あって当然である、可能性があるという意味です。

「ありえる」でも通じますが、伝統的に「ありうる」を使います。

おしゃべりなど口語として使う際は「ありえる」でいいのですが、会議やビジネスシーンでは「ありうる」と読む方が無難です。

 

 

■行脚

〇あんぎゃ

×ぎょうきゃく、こうきゃく、ぎょうきょう

僧侶が修行や布教のために各地を歩き回ることです。または、ある目的のため、各地を旅行すること。

 

 

■行灯

〇あんどん

×ぎょうとう

照明器具のひとつです。

もともとは持ち歩く照明だったのでこの漢字があてられましたが、現在は置いておくもの、壁にかけるものなどいろいろなタイプがあります。

 

 

■塩梅

〇あんばい

×えんばい

もともとは料理の味加減を指していましたが、転じて物事の具合や様子を表現する場合にも使われるようになりました。

 

 

■許婚

〇いいなずけ

×きょこん

幼少時に本人たちの意志にかかわらず、双方の親が合意して結婚の約束をすることです。

「許嫁」と書く場合もあります。

 

 

■烏賊

〇いか

×とりぞく、からすぞく

漢字を良く見ると「鳥(とり)」ではなく「烏(からす)」です。

イカは死んだふりをして海面に浮かび、カラスが「エサだ!」と飛び掛かると、イカは10本の腕でカラスを捕らえ海中に引きずり込んでしまうという、中国の言い伝えが由来しています。

カラスにとって恐ろしい賊である・・・ということでこの漢字が当てられたそうです。

賊とは、人を傷つけたり、物を奪い取ったりする人のことです。

 

 

■依存心

〇いそんしん

×いぞんしん

人に頼る気持ちのことです。

本来、いぞんしん と読むのは誤りです。

「いぞん」と読む人が非常に多いことから、最近では「いそん」ではなく「いぞん」という読み方優先されているそうです。

 

 

■悪戯

〇いたずら

×あくぎ

人の迷惑になることをすること。悪ふざけ

 

 

■無花果

〇いちじく

×むかか

中国で「映日果(エイジツカ)」と呼ばれていたものが訛って「いちじく」となったといわれています。

外側から花が見えないため、「無花果」という漢字が当てられたそうです。

 

 

■一世一代

〇いっせいちだい

×いっせいいちだい

一生のうちにたった一度のこと。一生に二度とないような重大なこと。一生に一度の晴れがましいこと。という意味です。

 

 

■一応

〇いちおう

×いちよう

ひとまず、とりあえず、ひととおりなどの意味があります。

発音するときに「いちよう」と漢字の読み方を間違えてしまう人が多いようです。

 

 

■一日の長

〇いちじつのちょう

×いちにちのちょう

年齢が少し上ということ、経験や能力が少し優れているという意味です。

 

 

■一段落

〇いちだんらく

×ひとだんらく

文章などのひとつの段落のこと、物事が一応片付くことです。

似たような言葉で「一区切り(ひとくぎり)」があるため間違える人が多いのではないかといわれています。

 

 

■一足飛び

〇いっそくとび

×ひとあしとび

「目的地に一気に移動すること」や「順序や手順を飛ばして進むこと」などの意味があります。

 

 

■今際

〇いまわ

×いまぎわ

死にぎわ。最期という意味です。

 

 

■茨城

〇いばらき

×いばらぎ

県名であるにもかかわらず、多くの人が間違っているそうです。

 

 

■異名

〇いみょう

×いめい

本来の名前の他の呼び方や名称のことです。

 

 

■郎女

〇いらつめ

×ろうじょ

昔、若い女性に親しみを込めて呼んだ言葉です。

 

 

■西表島

〇いりおもてじま

×にしおもてじま

地名は漢字をそのまま読んでしまうと間違ってしまう場合がありますね。

 

 

■海豚

〇いるか

×うみぶた

 

 

■所謂

〇いわゆる

×しょかつ、しょせん

世間一般に言われていること、よく言われていることなどの意味です。

 

 

■引率

〇いんそつ

×いんりつ

集団を引き連れること、率いることです。

 

 

■促す

〇うながす

×そくす

物事などを早くするよう急き立てること、催促すること、相手がその気になるようすすめることです。

 

 

■転寝

〇うたたね

×てんね

 

 

■産土

〇うぶすな

×さんど

生まれた土地を意味します。

また、その土地を守護し、生まれた人の守護神となって、見守って下さる神様のことを産土神(うぶすながみ)といいます。

 

 

■役務

〇えきむ

×やくむ

他人のために行う労働やサービスのことです。

 

 

■壊死

〇えし

×かいし

生き物の体の一部や組織が死んでしまうことです。

 

 

■会釈

〇えしゃく

×かいしゃく

軽い挨拶やお辞儀のことです。

 

 

■似非

〇えせ

×にひ

「似てはいるが本物ではないこと」「見せ掛けだけのもの」という意味です。

 

 

■押印

〇おういん

×おしいん

記名押印を略した言葉です。

同じような言葉で「捺印(なついん)」がありますが、こちらは署名捺印を略した言葉です。

記名押印は手書きではない名前が記載された書類に印を押すことです。

署名捺印は自ら名前を手書きした書類に印を押すことです。

 

 

■凹凸

〇おうとつ

×でこぼこ

凸凹はこのように書き、凹凸とは漢字の順番がちがいます。

 

 

■大地震

〇おおじしん

×だいじしん

 

 

■大舞台

〇おおぶたい

×だいぶたい

活躍の場、晴れの場という意味です。

一時期、活躍や晴れの場を意味する場合は「だいぶたい」、歌舞伎などの古典芸能の場合は「おおぶたい」と読み分けられていました。

しかし、「おおぶたい」が伝統的な読み方であり、「だいぶたい」は誤用という認識が広まったため、現在一般的には「おおぶたい」と読みます。

「だいぶたい」でも必ずしも、間違えではないですが、NHKの放送などでは「おおぶたい」と読むそうです。

また、広辞苑などの辞書にも「おおぶたい」しか載っていないそうです。

 

 

■公の場

〇おおやけのば

×こうのば

自分の家や私有地ではない場所のこと・公共の場所という意味です。

 

 

■落人

〇おちうど または おちゅうど

×らくにん

戦に負け、隠れて逃げのびる人のことです。

 

 

■各々

〇おのおの

×かくかく

ひとりひとり、めいめいという意味です。

 

 

■御中

〇おんちゅう

×ごちゅう、おんなか

手紙などを出す時、企業や法人など、その団体の中の誰に宛てるのかわからない場合に用いる言葉です。

「〇〇株式会社 △△課 御中」という風になります。

宛先が個人名までわかっている場合は、「〇〇株式会社 △△課 □□様」という風に、「様」を用います。

 

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【か行】

■隔世

〇かくせい

×かくぜ

時代や世代が隔(へだ)たっているということです。

「隔世の感」は、変化が激しく世の中がすっかり変わってしまったと感じることです。

 

 

■神楽

〇かぐら

×かみらく

神様にささげる歌や踊りのことです。

 

 

■下士官

〇かしかん

×げしかん

軍人の階級の一つで、士官の下、兵の上の階級のことです。

 

 

■姦しい

〇かしましい

×めめしい

やかましい、うるさいという意味です。

 

 

■河川敷

〇かせんしき

×かせんじき

川で、常時水が流れている場所と、増水した際に水が流れる場所の総称です。

どちらも正しい読み方であるという説もあり、辞書によってはどちらの読み方も載せているものがあるようですが、一般的には「かせんしき」が正しいといわれています。

 

 

■割愛

〇かつあい

×わりあい

やむを得ず省略すること、 惜しみながら捨てることです。

 

 

■月光菩薩

〇がっこうぼさつ

×げっこうぼさつ

仏教における菩薩の一尊で、日光菩薩(にっこうぼさつ)と共に薬師如来の左右に配置され薬師三尊(やくしさんぞん)を構成しています。

 

 

■借入

〇かりいれ

×しゃくにゅう

金品を他人から借りて、事業や生活の資金にすることをいいます。

 

 

■蚊帳

〇かや

×かちょう

寝るときに、蚊を防ぐために吊り下げて寝床をおおう道具のことです。

また、蚊帳の外からは中がよく見えないことから、「無視や仲間外れをされる事」を「蚊帳の外」といいます。

 

 

■完遂

〇かんすい

×かんつい

最後まで為し遂げるという意味があります。

「遂」は「つい」とも読みますので「かんつい」と間違うことがあるようです。

 

 

■関心事

〇かんしんじ

×かんしんごと

気になっていることがら、興味をもっていることがらのことです。

 

 

■間髪を入れず

〇かんはつをいれず

×かんぱつをいれず

髪の毛1本すら入れる余裕がないということです。

間(ま)を置かずすぐに、という意味になります。

 

 

■帰依

〇きえ

×きい

神仏や高僧を信じてよりどころにするという意味があり、仏教用語のひとつです。

 

 

■既出

〇きしゅつ

×がいしゅつ

物事がすでに一度出ていることを意味します。

インターネット掲示板で、あえて誤用をすることをネタとして面白がる人たちが「ガイシュツ」と使い、そのまま広まって間違いに気づいていない人が多いそうです。

 

 

■気障

〇きざ

×きしょう

「気障り(きざわり)」の略で、服装や態度などがきどっていて嫌な感じがすることを意味します。

 

 

■既存

〇きそん

×きぞん

既にあることです。

 

 

■生粋

〇きっすい

×なまいき

純粋で混ざり気のないことです。

 

 

■忌引

〇きびき

×いびき

親族が亡くなった際に、喪に服すことや、そのために取得する休暇を意味します。

 

 

■綺羅星の如く

〇きら、ほしのごとく(綺羅、星の如く)

×きらぼしのごとく

「綺羅」とは美しい服のことで、それを着た人たちが並ぶ様子を言う言葉です。

優秀な人間が集まっている様子を表しており、一人の人間に対して使う言葉ではありません。

 

 

■僅差

〇きんさ

×ひんさ

ごくわずかな差のことです。

 

 

■琴線に触れる

〇きんせんにふれる

×ことせんにふれる

素晴らしいもの、良いものに触れて感銘を受ける・与えるという意味があります。

「琴線」は楽器の琴の糸のことで、琴の糸が美しい音色で人々の心を感動させることが由来しているそうです。

 

 

■久遠

〇くおん

×くえん

ある事柄が果てしなく続くという意味です。

「久遠の愛を誓う」のように使います。

 

 

■曲者 

〇くせもの

×きょくしゃ

盗賊などの怪しい者や、ひと癖あってしたたかな人物のことを言います。

 

 

■奇しくも

〇くしくも

×きしくも

「偶然なことに」「不思議なことに」という意味です。

 

 

■口伝

〇くでん

×こうでん

言葉で伝えること、学問や技芸などを師から弟子へ口伝えで教え授けることです。

 

 

■功徳

〇くどく

×こうとく

よい行いのこと、また、よい行いをしたあとに授かるご利益(ごりやく)のことをいいます。

 

 

■玄人

〇くろうと

×げんじん

ある技芸に熟達している人のことです。

玄人の対義語は、素人(しろうと)で、経験が浅く、未熟な人を指します。

 

 

■境内

〇けいだい

×きょうない、けいない

神社や寺院などの宗教施設が占有している土地のことです。

 

 

■逆鱗

〇げきりん

×ぎゃくりん

「逆鱗に触れる」=「目上の人を怒らせる」という意味です。

「逆」をそのまま「ぎゃく」と読んでしまう人がいるようです。

出典は中国の故事「韓非子(かんぴし)」で、「逆鱗」とは龍の体にある鱗(うろこ)81枚のうち、あごの下に1枚だけ逆さに生えた鱗を指します。

「逆鱗に触れる」は、普段は人に危害を加えない龍が怒って、即座に触れたものの命を奪うことが語源となっています。

 

 

■原因

〇げんいん

×げいいん

ある物事や出来事を引き起こしたもととなることです。

発音しやすいのでつい「げいいん」と言ってしまいがちですが、正しくは「げんいん」です。

 

 

■下世話

〇げせわ

×しもせわ

世間で人々がよく口にする言葉や話。世間話やうわさ話のことです。

「下世話な話だけど、あの二人は付き合っているらしい。」のように使います。

 

 

■嫌悪

〇けんお

×けんあく

ひどく嫌うこと、憎み嫌うことです。

 

 

■言質を取る

〇げんちをとる

×げんしつをとる

交渉や契約の場で、証拠となる言葉を相手から引き出すことです。

 

 

■好事家

〇こうずか

×こうじか

物好きな人、風流を好む人のことです。

 

 

■更迭

〇こうてつ

×こうそう

ある地位や役目にある人を、他の人とかえることです。

 

 

■声を荒らげる

〇こえをあららげる

×こえをあらげる

怒っている様子を表す言葉で、もともと「こえをあららげる」が正しい言い方ですが、「こえをあらげる」と読む人が多いことから、NHKの放送ではどちらを使うことも許されているそうです。

 

 

■戸外

〇こがい

×とがい

建物の外、屋外のことです。

 

 

■極彩色

〇ごくさいしき

×ごくさいしょく

鮮やかな色を何色も使っていること、派手でけばけばしい色合いのことです。

 

 

■骨子

〇こっし

×こつし

物事を形づくっている主要な部分。要点。のことです。

「計画の骨子を説明いたします」のように使います。

 

 

■古文書

〇こもんじょ

×こぶんしょ

史料となる古い文書を指し、差出人・受取人・要件・日付などを備えた公文書や私文書のことです。

 

 

■御用達

〇ごようたし

×ごようたつ

宮中や官庁に物品を納めることやそのお店、商人のことです。

現在は宮中や官庁だけでなく、「モデル御用達」「アスリート御用達」のように、有名人を対象に使うこともあります。

 

 

■御来迎

〇ごらいごう

×ごらいこう

「高い山の山頂で見る日の出」という意味です。

同じ意味で「御来光(ごらいこう)」という言葉があるため、勘違いする人が多いそうです。

 

 

■御利益

〇ごりやく

×ごりえき

「利益」を「りえき」と読むので勘違いしてしまう人が多いようです。

「御利益」は神仏から受ける恩恵のことです。

 

 

■強面

〇こわもて

×きょうめん

こわい顔つきで他人に威圧感を感じさせることです。

 

 

■建立

〇こんりゅう

×けんりつ

建物を建てること、建設することです。

 

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【さ行】

■細雪

〇ささめゆき

×ほそゆき

「こまかい雪」「まばらに降る雪」という意味です。

 

 

■細石

〇さざれいし

×ほそいし、さいせき

小さな石のことです。

君が代では、細石が巌(いわお・大きな岩)となり、その上に苔が生えるまでを、非常に長い歳月を表す比喩表現として用いています。

 

 

■山茶花

〇さざんか

×やまちゃばな

もともとは「山茶花(さんさか)」と読まれていたものが訛って「さざんか」と読まれるようになったといわれています。

ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹で、10月~12月に赤や白、ピンクの花を咲かせます。

 

 

■流石

〇さすが

×りゅうせき

 

評判や期待のとおりの事実を確認し、改めて感心するさま。

「試験で満点を取るなんて流石だね」

あることをそのままは容認できないさま。

「この問題は流石に解けないよ」

 

 

■五月雨

〇さみだれ、さつきあめ

×ごがつあめ

 

五月雨(さみだれの)の五月とは、旧暦の五月のことで、現在の暦で6月から7月にあたります。

よって、五月雨とは、旧暦5月ごろに降り続く長雨、つまり、梅雨のことになります。

 

似たような言葉に「五月晴れ」があります。

こちらの五月も旧暦の五月のことで、現在の暦の6月から7月にあたり、梅雨の合間の晴れの日のことをいいます。

雨続きの梅雨に訪れる晴れの日が嬉しいという気持ちから、このような特別な名前が付いたのですね。

 

 

■早急

〇さっきゅう

×そうきゅう

とても急ぐこと、とても急ぐ様子のことです。

「そうきゅう」と読み間違える人が大多数のため、現在では辞書によっては「そうきゅう」という読みを追加しているものもあるそうです。

 

 

■白湯

〇さゆ

×はくゆ

白湯とは、お水を沸かしただけの何も入れていないお湯のことです。

「しらゆ」と読む場合もあります。

 

 

■三階

〇さんがい

×さんかい

昔は「一階、二階、三階、四階(いっかい、にかい、さんがい、しかい)と読んでいたそうです。

「三階(さんがい)」と濁るのは、「ん」の後ろは濁るという日本語の傾向によるものです。

現在は、「四階(よんかい)」は「よんがい」とは読まず、その傾向に当てはまりませんが、これは「しかい」の「し」を「よん」に替えただけなので、「よんがい」とは読まないのです。

NHKでは「さんがい」という読みしか認めていないそうです。

 

 

■参詣

〇さんけい

×さんし

神社やお寺にお参りすることです。

 

 

■暫時

〇ざんじ

×ぜんじ、ずいじ

少しの間、しばらくという意味です。

 

 

■詩歌

〇しいか

×しか

和歌や俳句、詩などの総称です。

 

 

刺客

〇しかく

×しきゃく

暗殺をする人のことです。

 

 

時雨

〇しぐれ

×ときう、ときあめ

秋から冬にかけて起こる一時的に降ったり止んだりする雨のことです。

 

 

■時化

〇しけ

×ときか

悪天候のため海が荒れることです。

 

 

■施行

〇しこう

「せこう」と読む場合もありますが、一般的に「しこう」と読みます。

NHKでは「しこう」と読んでいるそうです。

法令の効力を発生させるという意味です。

仏教用語で「物をほどこし与えること」という意味で使われる場合は「せぎょう」や「しぎょう」と読みます。

 

 

■市井

〇しせい

×しい、いちい

人や家が集まっている所という意味です。

井戸のある所に人が多く集まり、市が立ったこと、また、市街の道が漢字の井の形をしていることなどが由来の言葉です。

庶民を表す「市井の人」という使い方が一般的です。

 

 

■舌鼓

〇したつづみ

×したづつみ

美味しいものを食べたときに舌を鳴らす音のことです。

「鼓」は「つづみ」と読み、叩いて音を出す楽器のことですので、「したつづみ」が正しいのですがあまりにも「したづつみ」と読み間違える人が多く、現在は「したづつみ」も辞書に載っているそうです。

 

 

■七回忌

〇しちかいき

×ななかいき

仏教において、人が亡くなってから6年目に行う法要のことです。

「ななかいき」という読み間違いが多く、「ななかいき」でも「七回忌」と漢字に変換できるようになっていますが、正しくは「しちかいき」です。

 

 

十匹

〇じっぴき

×じゅっぴき

 

 

■疾病

〇しっぺい

×しつびょう

病気や疾患のことです。

 

 

■尻尾

〇しっぽ

×しりお

 

 

■竹刀

〇しない

〇ちくとう

剣道で相手に竹刀を打ち込んだときに「しなる」ことが語源です。

昔は、「ちくとう」読んだこともあったそうです。

 

 

■老舗

〇しにせ

×ろうほ

先祖代々、長年にわたって同じ商売を続けるお店のことです。

お店だけではなく、組織や団体を指す場合もあります。

 

 

■煮沸

〇しゃふつ

×にふつ

水などを火にかけて煮立たせることです。

 

 

■出生率

〇しゅっしょうりつ

×しゅっせいりつ

一般的に出生率は、人口1000人あたり、1年間に何人の子どもが生まれたかを示す数値です。

「出生」を「しゅっせい」と読むことから「しゅっせいりつ」と勘違いする人が多いようです。

 

 

■遵守

〇じゅんしゅ 

×そんしゅ

法律や規則、道徳や習慣などを守り、従うことです。

 

 

■上意下達

〇じょういかたつ

×じょういげたつ

地位が上の人の意思や命令を下の人に伝えることです。

 

「上」と「下」が対になる言葉の読み方には、

「上巻・下巻」

「上品・下品」

「上旬・下旬」

のように「じょう」と「げ」読む場合と、

「上院・下院」

「上等・下等」

「上流・下流」

のように「じょう」と「か」と読む場合があります。

 

「上意下達」は後者に当たります。

ちなみに上意下達の対義語は「下意上達(かいじょうたつ)」です。

 

 

■定石

〇じょうせき

×ていせき

物事を行う手法のなかで昔から最善だとみなされてきた定番の方法という意味です。

「定石通りにすれば問題はない」や「定石を知らずに勝てるわけがない」のように使います。

「じょうせき」が正しい読み方ですが、「ていせき」と間違って読む人が多いです。

 

 

■続日本紀

〇しょくにほんぎ

×ぞくにほんき

日本書紀に続いて作られた歴史書のことです。

 

 

■職人気質

〇しょくにんかたぎ

×しょくにんきしつ

頑固な性格ですが技術に自信があり、仕事に実直に取り組む様子を指す言葉です。

 

 

■如才

〇じょさい

×にょさい

「如才ない」のように否定語を伴い、「気が利いていて手抜かりがない、愛想がよい」という意味で使います。

「如才ない人」は愛想がよく気が利く人という意味です。

 

 

■初端

〇しょっぱな

×しょたん

物事のはじめ、発端のことです。

 

 

■素面

〇しらふ

×そめん

「お酒の入っていない、普段の状態」という意味です。

 

 

■記す

〇しるす

×きす

文章や記事を書くこと、記録することです。

 

 

■真偽

〇しんぎ

×しんい

真実と偽り。本当か嘘か。という意味です。

「真偽のほどはわからない」のように使います。

 

 

■進捗

〇しんちょく

×しんぽ

物事が進み、はかどることという意味です。

 

 

■出納

〇すいとう

×しゅつのう

金品や物品を出し入れすることです。

 

 

■杜撰

〇ずさん

×とせん

誤りが多く、いい加減なことです。

 

 

■図示

〇ずし

×ずじ

物事を分かりやすくするために、図によって示すことです。

 

 

■逝去

〇せいきょ

×ききょ、いきょ

人が亡くなることです。

 

 

■脆弱

〇ぜいじゃく

×きじゃく

もろくよわいという意味です。

 

 

■惜敗

〇せきはい

×ざんぱい、さんぱい

試合などで惜しくも負けることを意味します。

「ざんぱい」は「惨敗」と書き、みじめな負け方、さんざんな負けかた、ひどい負け方を意味します。

「惜敗」とは全く違う意味になりますので注意しましょう。

 

 

■席巻

〇せっけん

×せきまき

領土を次々に攻め取っていくことのたとえです。転じて、勢力範囲を急速に拡大させることです。

 

 

■浅薄

〇せんぱく

×あさはか

知識や考え方が、浅く薄っぺらなこと。浅はかなこと。

 

 

■漸次

〇ぜんじ

×ざんじ

次第に、だんだんという意味があります。

 

 

■巣窟

〇そうくつ

×すくつ

居住する場所、すみかのことです。

 

 

■造詣

〇ぞうけい

×ぞうし

学問・芸術・技術などについて深い知識や優れた技術を持っていることです。

「伝統芸能に造詣が深い」のように使います。

 

 

■相殺

〇そうさい

×そうさつ

貸し借りや損得などを互いに消し合ってゼロにすること、帳消しにすることです。

 

 

■措置

〇そち

×しょち

事態に応じて必要な手続きをすること、処置することです。

 

 

■素読

〇そどく

×すどく

書物(特に漢文)を意味を考えずに文字をそのまま声に出して読むことです。

 

 

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【た行】

■代替

〇だいたい

×だいかえ、だいがえ

他の物で代えることです。

だいがえ は誤った読み方ですが、 「替」を「たい」と読むことが少ないことや「大体(だいたい)」と言う言葉と区別がしやすいという理由から「だいがえ」という読み方が定着してきているそうです。

 

 

■出汁

〇だし

×でじる

かつお節や昆布などを煮て出した汁のことです。

 

 

■山車

〇だし

×やまぐるま

神社のお祭りのときに引く、さまざまな装飾を施した巨大な台車のことです。

車輪が付いていて、大人数で引いて動かします。

 

 

■手繰る

〇たぐる

×てさぐる

両手を交互に使って綱などを手元に引き寄せることです。

 

 

■殺陣

〇たて

×さつじん

舞台や映画、テレビドラマなどで披露される、斬り合い・格闘などの演技のことです。

 

 

■店子

〇たなこ

×てんこ

家を借りている人。借家人のことです。

 

 

■達磨

〇だるま

×たつま

達磨大師の座禅の姿にまねた手のない赤い張り子の人形のことです。

達磨大師はインドから中国に渡り禅宗を伝えた伝説的な僧侶です。

 

 

■楽車

〇だんじり

×らくしゃ

主に関西・西日本で、お祭りのときに引いて歩く屋台(やたい)のことです。

「壇尻」「台尻」「段尻」このように書く場合もあります。

 

 

■乳離れ

〇ちばなれ

×ちちばなれ

「子どもが成長し母乳を飲まなくなること」という意味があります。

「お乳(おちち)を離れる」=「ちちばなれ」と読む人が多いそうです。

 

 

■中将

〇ちゅうじょう

×ちゅうしょう

軍人の階級の一つで、大将の下、少将の上の階級のことです。

 

 

■貼付

〇ちょうふ

×はりつけ、てんぷ

貼り付けることです。

「てんぷ」と間違う人が多いですが、「ちょうふ」が正しいです。

 

 

■重複

〇ちょうふく

×じゅうふく

同じ物や事が二度以上重なることです。

じゅうふくと誤読されていたのがいつもまにか定着していったもので、正しい読み方ではありません。

 

 

■月極

〇つきぎめ

×げっきょく

「極」という漢字には「約束する」という意味があります。

「月極」は一か月を単位とした契約のことで「月極駐車場」や「新聞を月極購読する」のように使います。

 

 

■土筆

〇つくし

×どひつ

 

 

■美人局

〇つつもたせ

×びじんきょく

男女が共謀し、女がほかの男を誘惑しているところへ男が現れ、因縁をつけて金品を要求することです。

漢字の美人局は中国語です。

日本ではもともとは「筒持たせ」と書き、「いんちき」の意味で用いられます。

サイコロ賭博で使う筒を細工し、いんちきしたことが由来の言葉です。

 

 

■続柄

〇つづきがら

×ぞくがら

血縁関係や婚姻関係などの親族間での「関係」をあらわす言葉です。

多くの人が「ぞくがら」と読んでおり、辞書にも「ぞくがら」として載っていますが、正式には「つづきがら」と読みます。

 

 

■伝手

〇つて

×でんしゅ

「連絡手段」や「仲立ちしてくれる人」のことです。

 

 

■氷柱(軒下のもの)

〇つらら

×ひょうちゅう

つららは軒下などに水滴が垂れてできる氷の柱のことです。

「ひょうちゅう」と読む場合は、冷感を高めるために置く角柱型の氷のことを指します。

 

 

■定礎

〇ていそ

×じょうせき、じょうそ

建築に着工するときに、礎石を据えることを意味します。

礎石とは、建物の土台となって柱などを支える石のことです。

 

 

■適宜

〇てきぎ

×てきせん

そのときの状況に応じて臨機応変に対応するという意味です。

 

 

■捏造

〇でつぞう

×ねつぞう

でっち上げ、実際にはないことを事実のように仕立て上げることをいいます。

「写真を合成して捏造した」や「捏造された報道を信じてしまった」のように使います。

本来は「でつぞう」が正しい読み方ですが、「ねつぞう」と間違って読む人が多く、現在は「ねつぞう」と読むのが一般的になっています。

 

 

■踏襲

〇とうしゅう

×としゅう、ふしゅう

先人のやり方などをそのまま受け継ぐことです。

 

 

■独擅場

〇どくせんじょう

×どくだんじょう

独り舞台、独り占めなどの意味で使われる「独壇場(どくだんじょう)」という言葉ですが、本来は「独擅場(どくせんじょう)」という言葉でした。

しかし、「擅」と「壇」が似ていることから「どくだんじょう」と読み間違えられるようになり、いつしか漢字も「壇」を用いて「どくだんじょう」と読むようになったそうです。

本来は誤用だった言葉が、時代の流れとともに正しい言葉となった一例です。

 

 

■読本

〇とくほん

×どくほん、よみほん

読んで学ぶための書物、教科書のことです。

 

 

【な行】

■何卒

〇なにとぞ

×なにそつ

相手に対して強く願う気持ち、「どうか」「何とかして」などの意味を持つ言葉です。

 

 

■肉汁

〇にくじゅう

×にくじる

調理された肉から出る汁のことです。

多くの人が間違っており、テレビなどでも「にくじる」と言う人が多く、正式には間違いなのですが、一般的に「にくじる」も受け入れられてきているようです。

 

 

■柔和

〇にゅうわ

×じゅうわ

人当たりの良いこと、物腰がやわらかいことなどを意味します。

 

 

■微温い

〇ぬるい

×びおんい

一般的に「温い」と書きます。

 

 

■年俸

〇ねんぽう

×ねんぼう

1年単位で支払われる報酬のことです。

「俸」が「棒」に似ていることで間違う人が多いようです。

 

 

■野点

〇のだて

×やてん

屋外で行われる茶会(ちゃかい)のことです。

 

【は行】

■斜向い

〇はすむかい

×ななめむかい・しゃむかい

斜め前のことです。

「斜向いの家」は、道路を挟んで斜め前に位置している家を指します。

 交差点の場合は、交差点をまたいで反対側の家を指します。

 

 

■破綻

〇はたん

×はじょう

物事が駄目になること。行き詰まることです。

 

 

■版図

〇はんと

×はんず

国の領土、領域、勢力範囲のことです。

「ローマ帝国最大版図を築いたのはトラヤヌスです」のように使います。

 

 

■凡例

〇はんれい

×ぼんれい

書物の文章や図、グラフ、地図などの編集方針や使用の注意、決まり事などをまとめた部分を指します。

「はんれい」が正しい読み方ですが、「ぼんれい」と間違って読む人が多いです。

 

 

■伴走

〇はんそう

×ばんそう

マラソンなどで走者とともに走ることを意味します。

 

 

■汎用

〇はんよう

×ぼんよう

いろいろな分野や用途に用いることができるという意味です。

 

 

■直向き

〇ひたむき

×じかむき、ちょくむき

忍耐強く打ち込むさま、ひとつのことに心を向けるさまです。

 

 

■他人事

〇ひとごと

×たにんごと

自分とは無関係の人のことです。

 

 

■吹聴

〇ふいちょう

×すいちょう

あちこち言いふらすことです。

 

 

■不束

〇ふつつか

×ふたば

気のきかないさま、行きとどかないさまです。

 

 

■訃報

〇ふほう

×とほう

人が亡くなったことを知らせることです。

 

 

■雰囲気

〇ふんいき

×ふいんき

その場や、そこにいる人たちが作り出している気分のことです。

発音しやすいのでつい「ふいんき」と言ってしまいがちですが、正しくは「ふんいき」です。

 

 

■平生

〇へいぜい

×へいせい

いつもどおり、普段どおり。という意味です。

 

 

■反吐

〇へど

×はんと

一度食べて胃に入ったものを口から吐きもどすことです。

「反吐が出る」で、比喩的に不愉快になる、嫌悪を感じるという意味になります。

 

 

■泡沫

〇ほうまつ 、うたかた

×あわまつ

「水面に浮かぶ泡」や「はかなく消えやすいもののたとえ」として用いられます。

 

 

■反故

〇ほご

×はんこ

約束などを無かったことにしたり、無効にしたりすることです。

「先日契約を反故にされた」のように使います。

 

 

■発足

〇ほっそく

×はっそく

組織や団体などが設けられ、活動を開始することです。

 

 

■時鳥

〇ほととぎす

×ときとり

カッコウ目カッコウ科の鳥

「不如帰」と書く場合もあります。

 

 

■微酔

〇ほろよい

×びすい

少し酔うことです。

 

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【ま行】

■幕間

〇まくあい

「まくま」と読まれることもありますが、演劇や芝居の世界での伝統的な読み方は「まくあい」です。

 

 

■三行半

〇みくだりはん

×さんぎょうはん

江戸時代、離婚の際に夫から妻にあてた離縁状のことです。転じて、夫婦や恋人の仲を絶つこと、離縁することを意味します。

離縁状の文章が簡略に三行半(さんぎょうはん)で書かれていたこと、または、字が書けない人が「三本の線とその半分の長さの線」を書くことで離縁状と同等の扱いをされたことが由来になっています。

「三行半を突きつける」のように使います。

最近は、女性から男性に対して使うことが多くなっています。

「三下半」とも書きます。

 

 

■未曾有

〇みぞう、みぞうう

×みぞうゆう

今まで一度もなかったこと、極めて珍しいことという意味です。

「みぞう」または「みぞうう」と書きますが、読む時の発音は「みぞー」と言うこともあります。

 

 

■鳩尾

〇みぞおち または みずおち

×はとお

胸のまん中のへこんだところで、急所の一つとされています。

「みぞおち」という読み方ですが、これは「みずおち」が変化したもので、飲んだ水が落ちる場所という意味からきています。

鳩尾という漢字は、この部分が鳩の尾の形に似ていることが由来です。

 

 

■身を粉にする

〇みをこにする

×みをこなにする

非常に苦労して働くという意味です。

自分の身体をこなごなに砕くようにしてまで働くという比喩表現です。

 

 

■目論見

〇もくろみ

×めろんみ

物事を成し遂げようと考えること、計画することです。

 

 

■土竜

〇もぐら

×どりゅう

 

 

■猛者

〇もさ

×もうじゃ

勇敢で気力にすぐれている人。

また、能力がすぐれ精力的に活動する人のことです。

「もうざ」と読む場合もあります。

 

 

■諸刃の剣

〇もろはのつるぎ

×もろはのけん

両面に刃がついた剣のことで、相手を傷つけるために剣を振り上げたら、自らも傷つく可能性があることを意味します。

 

 

【や行】

■八百万

〇やおよろず

×はっぴゃくまん

数を表す場合は「はっぴゃくまん」でも間違いではないのですが、例えば「八百万の神々」のように「数が多いこと」を表すときの読み方は「やおよろず」です。

 

 

■香具師

〇やし

×こうぐし、かぐし

縁日やお祭りなどでお店を出したり、見世物などの興行をする商売人のことです。

漢字は3文字なのに、読み方は2文字なので読み間違えることが多いようです。

 

 

■約款

〇やっかん

×やっきん

多数の相手と同一の内容の契約を結ばなければならない取引において、あらかじめ作った定型の契約条項のことです。

 

 

■遊興費

〇ゆうきょうひ

×ゆうこうひ

遊びに使う費用のことです。

 

 

■遊説

〇ゆうぜい

×ゆうぜつ

意見や主張を説いてまわることで、主に、政治家が各地を演説してまわることをいいます。

 

 

■浴衣

〇ゆかた

×よくい

入浴後や夏に 着 る木綿製の単(ひとえ)の着物

単とは一枚物のことです。

 

 

■漸く

〇ようやく

×しばらく

時間や手間がかかった後、待っていたことが実現する様子。

やっと、どうにかこうにか、かろうじてなどの意味があります。

 

 

■翌月

〇よくげつ

×よくつき

 

 

【ら行】

■礼賛

〇らいさん

×れいさん

素晴らしいもの・ことを褒め称えることです。

 

 

■乱高下

〇らんこうげ

×らんこうか

相場などが短期間のうちに激しく上下に動くことです。

 

 

■流布

〇るふ

×りゅうふ

「広く伝わること」「世間に広く知れ渡ること」です。

 

 

■旅客機

〇りょかくき

×りょきゃくき

旅客を輸送するための飛行機のことです。

 

 

■廉価

〇れんか

×けんか

値段が安いことを意味します。

 

 

■老朽化

〇ろうきゅうか

×ろうちくか

古くなり、役に立たなくなること。

 

 

■呂律

〇ろれつ

×ろりつ

ものを言うときの調子のことです。

「酔って呂律が回らない」のように使います。

 

 

 

間違いやすい漢字の読み方を100個ご紹介しましたが、いかがでしたか?

全部間違わずに読めましたか?

間違える人が多い言葉は、正しく読んだときに「読み方間違えているよ」と指摘されることもあるらしく、わざと間違えて読む人もいるそうですよ。

そういう言葉は、10年後、20年後には誤用も正しい読み方として認められていくのかもしれませんね。

 

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