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『雑節』の意味とは?2017年一覧

      2016/10/07

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日本には、カレンダーに書かれている数字だけではなく、いろいろな呼び方で季節の移り変わりを表現する方法があります。

一年間を24等分した「二十四節気(にじゅうしせっき)」や、季節の節目に行われる「五節句(ごせっく)」、それ以外に「雑節(ざっせつ)」があります。

二十四節気は、たとえば「春分(しゅんぶん)」や「立冬(りっとう)」など、五節句は「桃の節句」や「端午(たんご)の節句」などがあります。

ここでは、雑節とはどういうものなのか調べて行きましょう。

2017年の雑節一覧も載せておきますね。

関連:『五節句』とは?いつなの?その意味や由来について

関連:『二十四節気』の読み方と意味とは?その覚え方

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雑節の意味とは?

雑節とは、二十四節気、五節句のほかに、季節の移り変わりをより適確につかむために設けられた特別な暦日(れきじつ・こよみで定められた日)です。

二十四節気は中国から伝わってきましたが、農業に従事する人は二十四節気だけでは十分に季節の変化を読み取れないので、二十四節気を補助するために日本独自で考えられたのが雑節です。

一般的に雑節は以下のものになります。

●節分(せつぶん)2月3日ごろ

「季節を分ける」という意味があり、本来は春夏秋冬すべてに節分がありましたが、現在は春の節分だけを指しています。

●彼岸(ひがん)3月20日ごろ、9月23日ごろ

先祖の供養や墓参りを行う習慣があり、この日を含めて7日間が「彼岸の期間」になります。

●社日(しゃにち)3月中旬ごろ、9月下旬ごろ

生まれた土地の産土神(うぶすながみ・その人が生まれた土地の守護神)を参拝する習慣があり、春分・秋分に最も近い戊(つちのえ)の日です。

●八十八夜(はちじゅうはちや)5月1日ごろ

一番茶を摘む季節で、立春(りっしゅん・2月4日ごろ)から88日目にあたります。

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●入梅(にゅうばい)6月11日ごろ

こよみの上での梅雨入りです。

●半夏生(はんげしょう)7月2日ごろ

梅雨の終わりごろのことで、半夏(はんげ)という毒草が生えると考えられていました。

●土用(どよう)1月17日ごろ、4月17日ごろ、7月20日ごろ、10月20日ごろ

この日から、立春(りっしゅん)、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬(りっとう)までの約18日間のこと。

●二百十日(にひゃくとおか)9月1日ごろ

嵐が襲来する時期として恐れられており、立春から210日目にあたります。

●二百二十日(にひゃくはつか)9月11日ごろ

二百十日と同じく、嵐が襲来する時期として恐れられており、立春から220日目にあたります。

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2017年 雑節一覧

2017年の雑節の日付は以下のとおりです。


 節分  2月3日(金)
 彼岸  3月17日(金)、9月20日(水)
 社日  3月22日(水)、9月18日(月)
 八十八夜  5月2日(火)
 入梅  6月11日(日)
 半夏生  7月2日(日)
 土用  1月17日(火)、4月17日(月)、7月19日(水)、10月20日(金)
 二百十日  9月1日(金)
 二百二十日  9月11日(月)

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日本には独自の季節を表す言葉があることがわかりましたね。

土用は、夏に「土用の丑の日にウナギを食べる」という習慣があるので、夏に訪れるものだと思っていましたが、春夏秋冬それぞれにあるのです。

雑節一覧に書いた日から18日間を「土用」というので、その間に「丑の日」があります。ですから「土用の丑の日」は一年間に何度かあるのですが・・・どうしても夏に注目してしまいますね。

ちなみに、ウナギを食べる日と言われている夏の土用の丑の日は2回あります。

7月25日(火)、8月6日(日)です。

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