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時候の挨拶・季節の挨拶6月上旬、中旬、下旬に手紙やビジネスで使える例文

      2019/06/07

親しい友人などに手紙を書くときには、手紙の書き方をそれほど悩まず、普段の会話のように書いてもなんの問題もありませんが、目上の人や、ビジネスなどではどうでしょうか?

手紙の書き方にはルールがあり、「頭語」の次に「時候の挨拶」「季節の挨拶」、続けて相手を気遣う言葉を書き、本題に入ります。

ひと月の中でも「時候の挨拶」や「季節の挨拶」変化していきます。

今回は、6月上旬、中旬、下旬ごとに「時候の挨拶」、「季節の挨拶」の例文をご紹介します。

 

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「時候」とは?

読み方は「じこう」です。時候とはその時の陽気、四季折々の気候、天候という意味です。

 

「時候の挨拶」や「季節の挨拶」は、「拝啓」や「謹啓」といった「頭語(とうご)」に続く礼儀文です。

そして、「時候の挨拶」や「季節の挨拶」に続けて、相手を気遣ったり、安否を尋ねる言葉を書くことが手紙のマナーとなっています。

 

時候の挨拶や季節の挨拶は「~の候」を用いる場合とそうでない場合がありますのでそれぞれ紹介していきたいと思います。


「~の候」を用いる場合の時候の挨拶・季節の挨拶

「~の候」の「候(こう)」とは、時節や時季を表す言葉です。

ビジネスでは「~の候」を用いることが多いようです。


◆6月上旬

「向暑(こうしょ)の候」

向暑は夏に向かう時期を指し、梅雨らしくない年や、梅雨がない地域などで6月全般に用いる言葉です。


「初夏の候」

初夏は夏の初めごろを指し、梅雨入り前の6月上旬に用いる言葉です。

 

 

◆6月中旬

「入梅(にゅうばい)の候」

梅雨入りの時期に用いる言葉です。地域によっては6月上旬や下旬に用いることもあります。


「梅雨の候」

梅雨の時期に用いる言葉です。

 

 

◆6月下旬

「梅雨の候」

梅雨の時期に用いる言葉です。


「夏至の候」

夏至(げし)の時期に用いる言葉で、夏至は毎年6月22日ごろです。

夏至の期間は毎年6月22日ごろ~7月7日ごろなので、この期間に用いると良いでしょう。

 

「~の候」を用いない場合の時候の挨拶・季節の挨拶

◆6月上旬

「さわやかな初夏となりました。」

「すがすがしい初夏を迎え、木々の緑も日々深まってまいりました。」

「雨に映える紫陽花が美しい季節になりました。」

 

 

◆6月中旬

「梅雨の晴れ間に夏を感じる今日この頃。」

「梅雨明けが待たれるこのごろですが」

「雨上がりの木々の緑が目にしみる今日この頃。」

 

 

◆6月下旬

「梅雨の晴れ間に夏の暑さを感じるようになりました。」

「木々の緑が深まり、夏めいてまいりました。」

「吹く風も次第に夏めいてまいりました。」

 

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手紙やビジネスで使える例文

手紙やビジネスで使う場合、「時候の挨拶」や「季節の挨拶」に続けて、相手を気遣ったり、安否を尋ねる言葉が続きます。

 

(「時候の挨拶」や「季節の挨拶」)+ 相手を気遣ったり、安否を尋ねる言葉

という構成になります。

 

相手を気遣ったり、安否を尋ねる言葉は例えば、

「みなさん、いかがお過ごしでしょうか。」

「みなさまお体にお変わりなくお過ごしのことと存じます。」

「貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。」

「みなさまにおかれましては、よりご活躍のことと申し上げます。」

などですね。

 

これらを踏まえ、以下に手紙やビジネスで使える例文を紹介いたします!


◆手紙(プライベート)で使える例文

「さわやかな初夏となりましたが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。」

「梅雨明けが待たれるこのごろですが、みなさまお体にお変わりなくお過ごしのことと存じます。」

「吹く風も次第に夏めいてまいりましたが、お健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。」

「木々の緑が深まり、夏めいてまいりましたが、ご機嫌いかがでしょうか。」

 

・ビジネスで使える例文

「初夏の候、みなさまにおかれましては、よりご活躍のことと申し上げます。」

「入梅の候、〇〇様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。」

「夏至の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。」

「梅雨の候、〇〇様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。」

 

 

6月といえば梅雨の時期ですから、時候の挨拶や季節の挨拶も梅雨に関する言葉が多いようですね。

梅雨はじめじめしてうっとうしいので、挨拶にもそのような言葉を用いることが増えてしまいますが、「紫陽花の花が美しい」とか「雨上がりの木々の緑が目に染みる」といったように、美しい風景が思い浮かぶような挨拶もありますので、相手のことを想ってどういう挨拶にするか決めると良いかもしれませんね。

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