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4月4日はなぜオカマの日?その理由とは?食べ物とイベント情報

      2019/03/17

「オカマの日」というのがあるのをご存知ですか?

「オカマ」とは、女装をする男性や、一部の男性同性愛者のことで、少し前までは差別的な扱いを受けたり、自分がそうであることを隠さなければならないような状態でしたよね。

しかし今は「LGBT」の認知度も上がり、性の多様性が認められつつあります。

今回は「オカマの日」について調べてみました!

 


LGBTとは?

●Lesbian(レズビアン・女性同性愛者)

●Gay(ゲイ・男性同性愛者)

●Bisexual(バイセクシュアル・両性愛者)

●Transgender(トランスジェンダー・出生時に診断された性と自分が感じている性の不一致)

上記の頭文字をとって「LGBT」といいます。

 

女装をする男性や、出生時に男性と診断されたけれど自分が感じている性が女性のトランスジェンダーは「オカマ」を自称することが多いようです。

「オカマ」の由来は、オカマは「尻」の異名であり、男性同士の交わりが「オカマを掘る」といわれていたことだといわれています。

ゲイや一部の人の中には「オカマ」を差別的な呼称として嫌がる人もいます。

また、「オカマ」と自称することは良いけれど、他人から「オカマ」と呼ばれるのは差別的・侮辱的だと思う人もいます。

現在は「オカマ」を、「オネェ」や「ニューハーフ」「ゲイ」と表現することが多いようです。


4月4日はなぜオカマの日?その理由とは?

平成11年(1999年)、「TSとTGを支える人々の会」が性の多様性を広める目的で4月4日を「トランスジェンダーの日」に制定しました。

 

TSは、Transsexual(トランスセクシュアル)のことで、出生時に診断された性と、自分が感じる性が一致しないことに対して、性別を変える手術をしなければ解消できない人のことです。

TGは、Transgender(トランスジェンダー)のことで、出生時に診断された性と、自分が感じている性が一致しないけれど、性別を変える手術までは必要としない人のことです。

 

なぜ4月4日になったかというと、3月3日は女の子の節句(ひな祭り)、5月5日は男の子の節句(こどもの日)ということで、女の子と男の子の日の間の4月4日が選ばれたのです。

「トランスジェンダーの日」は記念日として正式に認定されていますが、「オカマの日」はどこかの機関や団体が制定したのではなく、新宿2丁目や大阪のオカマの店で自然発生した記念日といわれています。

 

大阪府大阪市にショーハウス「ベティのマヨネーズ」という有名なオカマのお店があるのですが、このお店が昭和60年(1985年)4月4日にオープンしたことから、毎年4月4日にイベントを開催するようになったそうです。

そして、このイベントが他の地域のオカマのお店にも広がっていき、いつしか4月4日が「オカマの日」と呼ばれるようになったともいわれています。

平成11年(1999年)に「トランスジェンダーの日」が制定されたことから、「オカマの日も!」ということで盛り上がったとも考えられますよね。

 


オカマの日の食べ物とイベント情報

「オカマの日」には釜飯を食べます。

釜飯を食べることになった理由は、語呂合わせで「オカマ=カマ=釜=釜飯」から来ているそうです。

オカマの日のイベントは特にありませんが、オカマが働くお店や、そのお店周辺の飲食店などではお店ごとのイベントが開催されているそうです。

この日だけ釜飯がメニューに載ったり、「オカマ=カマ=かまぼこ」ということで、来店者にかまぼこを使った料理や、かまぼこを一本そのままプレゼントするお店もあるようですよ。

「トランスジェンダーの日」と「オカマの日」の繋がりはないようですが、どちらも同じ4月4日です。

現在はまだ、オカマの日のイベントはお店ごとに行っているようですが、いつか、大々的にイベントが開催されるようになるかもしれませんね!

4月4日には釜飯を食べながら、性の多様性について考えてみてはいかがでしょうか?

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