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出雲大社の参拝はなぜ四拍手なの?その意味と理由とは?

      2018/06/16


 

神社でお参りをするとき、一般的には二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)ですよね。

しかし、島根県にある出雲大社では、二拝四拍手一拝(二礼四拍手一礼)なのをご存知ですか?

なぜ、他の神社とは違って出雲大社では四拍手なのでしょうか?

出雲大社以外に、一般的ではない参拝作法の神社はあるのでしょうか?

今回は、出雲大社の参拝作法についていろいろ調べてみました!

 

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二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)とは?

まず、一般的な参拝作法である二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)についてご説明します。

読み方は「にはいにはくしゅいちはい(にれいにはくしゅいちれい)」で、以下のように行います。

 

1. 深いお辞儀(90度のお辞儀)を2回繰り返します。(二拝)

2. 両手を胸の高さで合わせ、右手を少し下にずらして、拍手を2回打ちます。(二拍手)

3. 右手を戻し、両手を揃えます。

4. 両手をおろし、深いお辞儀(90度のお辞儀)を1回します。(一拝)

 



 

深いお辞儀は、神様への敬意と感謝を表します。

拍手をすることで、音を鳴らして邪気を払い、神様に対して心から敬意を払う意味があります。

拍手の読み方は「はくしゅ」「かしわで」で、手を打ち合わせて音をだすことを意味し、「開手(ひらで)」ともいいます。

拍手をする時に右手を少し下にずらすのは、左手を神様、右手を人間と考え、左手が上に来るようにすることで、神様を立て、人間は一歩下がっていることを表現しているそうです。

また、拍手を打つ前は人間は神様と一体になっていない状態ですが、拍手を打つことによって神様と一体になり、右手を戻して両手を揃えることで、神様へ心を込めて祈ることができるといわれています。


出雲大社の参拝はなぜ四拍手なの?その意味と理由とは?

出雲大社の正式な参拝作法は、二拝四拍手一拝(二礼四拍手一礼)です。

読み方は「にれいしはくしゅいちれい(にはいしはくしゅいちはい)」です。

 

出雲大社で参拝するときに四拍手をする意味や理由については、「四季を表し、実りと繁栄を祈願している」とか「東西南北(四方向)を守護する神に敬意を示している」という説があります。

 

また、出雲大社では、5月14日の例大祭(れいたいさい・その神社にとって最も重要な祭祀)を行いますが、そのときは「二拝八拍手一拝」なのだそうです。

「八」は古来より無限を意味する数字で、八拍手は神様に対して限りない拍手をもってお讃え(おたたえ)する作法とされています。

例大祭以外では、略式としてその半分の四拍手で参拝が行われているともいわれています。

 

しかし、この作法が、いつ頃から行われているのか、なぜそのような作法なのかなど、詳しいことはわかっていません。

出雲大社以外では、大分県の宇佐神宮、佐賀県の祐徳稲荷神社、新潟県の弥彦神社が二拝八拍手一拝で参拝が行われています。

また、神道系の宗教団体では天理教などが四拍手を正式な作法として取り入れているそうです。

 

余談になりますが、伊勢神宮では、神職の方が「八度拝八開手(はちどはいやひらで)」という独特の作法で参拝を行います。

伊勢神宮では一般の参拝客は二拝二拍手一拝が正しい参拝作法なのですが、神職の方をマネしてか、間違ってなのか、八度拝八開手をする人がいるそうです。


出雲大社の参拝作法は?

出雲大社は御本殿だけでなく、祓社(はらえのやしろ)や八足門(はっそくもん)など、参拝をするところが複数あります。

そのいずれも、二拝四拍手一拝のお作法でお参りをします。

お参りの仕方は、拍手が4回になるだけで、二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)と同じです。

 

1. 深いお辞儀(90度のお辞儀)を2回繰り返します。(二拝)

2. 両手を胸の高さで合わせ、右手を少し下にずらして、拍手を4回打ちます。(四拍手)

3. 右手を戻し、両手を揃えます。

4. 両手をおろし、深いお辞儀(90度のお辞儀)を1回します。(一拝)

 


 

出雲大社だけが四拍手かと思っていましたが、宇佐神宮や祐徳稲荷神社、弥彦神社なども四拍手なのですね。

拍手の回数を間違ってはいけない!覚えておかねば!と不安に思った人もいるかもしれませんが、神社では「正式な参拝作法はこうですよ」と案内をしていますし、万が一間違ったとしても、神様への感謝の気持ちや真心があれば、なんの問題もないそうですよ。

 

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