「かごめかごめ」の遊び方とは?歌詞のいろいろな解釈まとめ

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「かごめかごめ」は、昔から日本人に親しまれてきた遊びです。

歌いながら遊ぶ「かごめかごめ」ですが、その歌詞には少し不思議なところがあると思ったことはありませんか?

この記事では、「かごめかごめ」の遊びを紹介し、歌詞の意味についてのさまざまな解釈をまとめました。

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目次

かごめかごめとは?

 「かごめかごめ」は、作者不明のわらべ歌であり、その遊び方もいつ誰が考えたのか不明です。

現在確認されている「かごめかごめ」の最古の記録は、江戸時代後期(1820年ごろ)に僧侶・竹堂(ちくどう)がまとめた随筆集『竹堂随筆(ちくどうずいひつ)』です。

この時期にはすでに「かごめかごめ」が子どもたちのあいだで歌われていたと考えられています。

竹堂随筆に記された歌詞は以下の通りです。

『かァごめかごめ かーごのなかの鳥は いついつでやる 夜あけのばんに つるつるつっぺぇつた なべのなべのそこぬけ そこぬいてーたーァもれ』

歌詞は、歌が広まるにつれて変化したため、地域や世代によって異なります。

 現在広く知られている歌詞が広まったのは昭和(1926年~1989年)になってからです。

千葉県野田市出身の作曲家である山中直治(やまなかなおじ・1906年~1937年)が、出身地で歌われていた「かごめかごめ」の歌詞を昭和初期に書き起こしました。

その時の歌詞は、以下のとおりです。

『かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀と滑った 後ろの正面だあれ?』

これが全国へ広まりました。

そのため、千葉県野田市は「かごめかごめ」の発祥の地とされ、千葉県野田市清水公園東1丁目の東武野田線・清水公園駅前には「かごめの唄の碑」が建てられています。

 ほかに以下のような歌詞もあります。

 

山中直治の歌詞とほぼ同じで、全国的に広まっている歌詞

『かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀滑った 後ろの正面だあれ?』

『かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出会う 夜明けの晩に 鶴と亀滑った 後ろの正面だあれ?』

 

江戸や京都にルーツがあるといわれている歌詞

『かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に つるつる滑った 鍋の鍋の底抜け 底抜いてたもれ』

「かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 鍋の底抜け」

 

東北や一部地域の歌詞

「かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出会う 夜明けの番人 鶴と亀が滑った 後ろの少年だあれ?」

 

関西の一部地域の歌詞

「かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの鳥居だあれ?」

 

その他、地域は不明でいろいろアレンジされている歌詞

「かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 鶴と亀が八日の晩に滑った 後ろの正面だあれ?」

「かごめかごめ 籠の中の鳥は いつもかつもお鳴きやる 八日の晩に 鶴と亀が滑ったとさ ひと山 ふた山 み山 越えてお灸を据えて やれ熱や」

「かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が統べた 後ろの正面だあれ?」

 

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かごめかごめの遊び方とは?

遊び方は以下のとおりです。

①まず、ジャンケンで鬼を1人決める

②鬼はしゃがみ(または座り)、目を閉じるか手で押さえるか目隠しをします。

③ほかの人は鬼を囲むように手をつないで輪を作ります。

④鬼以外の全員で「かごめかごめ」を歌いながら、鬼のまわりをぐるぐる回ります。

⑤歌が終わったら、その場で動きを止め、誰か一人が鬼の真後ろに立ちます。

⑥鬼は自分の後ろに誰がいるのか当てます。

⑦当たったらその人と鬼を交代する、当たらなかったら同じ人がもう一度鬼をします。

⑧繰り返し

このように、手を繋いで輪を作るので、遊ぶときの人数は5人以上が適しています。

また、鬼が後ろに誰がいるのかを当てるため、人数が多すぎると難しくなるため、10人以下がいいでしょう。

 ルールは特に決まっていませんので、以下のように鬼にヒントをあげるルールを追加することもできます。 

・⑥の時に鬼が「猫」と言い、後ろの人が猫の鳴きまねをしてヒントをあげる。
(「犬」や「牛」でもいい。)

・鬼が間違えたら⑥の時に後ろの人が「あー」と声を出してヒントをあげる

・鬼の正面にいる人が、鬼の後ろにいる人の特徴(服装や髪型など)をヒントとして伝えてあげる など

 1回目からヒントをあげるのか、間違ったらヒントをあげるのかについても、最初に決めておきましょう。

 

歌詞のいろいろな解釈まとめ

 「かごめかごめ」の歌詞は作者不明ということもあり、本当の意味は誰も知りません。

そのため、いろいろな解釈が生まれました。

 

特に深い意味はない

リズムや語感が楽しいので、遊ぶ中で生まれた歌という説があります。

子供たちの遊びの中で生まれたので、子供たちの想像力が刺激されて不思議な歌詞になったという説があります。

 

妊娠中の嫁が、姑によって後ろから押され、すべって転んで流産してしまった悲劇を歌にしたという説

●かごめ=籠女=お腹が籠のように膨らんだ女性

●籠の中の鳥=胎児

●いついつでやる=出産のタイミング

●夜明けの晩=新しい命が誕生する瞬間

●鶴と亀がすべった=妊婦がすべって転んで流産した

●後の正面だあれ=妊婦を後ろから押した犯人(姑)

 

遊女を表現しているという説

●かごめ=籠女=籠目の格子に囲われた遊郭にいる遊女

●籠の中の鳥=遊郭に閉じ込められた遊女

●いついつでやる=年季が明けたり、身請けされて自由になる日はいつだろうか?

年季とは、遊女が働く契約をしている期間のことです。
年季が明ける=契約期間が終了するということになります。

身請けとは、年季が明ける前にお金を払って遊女の仕事を辞めさせることです。
多くの場合、遊女を妻や愛人にしたい男性が大金を支払って身請けしていました。

●夜明けの晩に=夜に働いて、朝になると休息となる遊女の生活リズム

●鶴と亀がすべった=長寿の象徴である鶴と亀がすべる=永遠に幸せになれない

●後の正面だあれ=遊女を救ってくれるのは客か年季明けかわからない恐怖

 

これまで紹介した説は、1990年代に生まれた解釈で、ネット掲示板で生まれ広まりました。

 以下の説は、2000年以降の都市伝説ブームに生まれた解釈で、娯楽として楽しまれています。

 

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徳川埋蔵金のありかを示しているという説

徳川埋蔵金とは、1867年に江戸幕府第15代将軍の徳川慶喜(とくがわよしのぶ・1837年~1913年)が、政権を天皇に返上した大政奉還(たいせいほうかん)の際、幕府再興のために密かに埋蔵したといわれる軍資金のことです。

埋蔵金は金塊や貨幣が400万両と推定されており、現在の価値に換算すると20兆円だといわれています。

多くの人が探していますが、まだ発見されていません。

歌詞を以下のように解釈し、埋蔵金を発見するヒントになるといわれています。

籠目

籠目

六芒星

六芒星

かごめ=六芒星の形をした籠の目、徳川幕府とゆかりのある地を結ぶと六芒星になる。

6つの地に定説はなく、よく挙げられるのが、

  • 江戸城(東京都)
  • 日光山輪王寺(栃木県日光市)
  • 佐渡金山(新潟県、幕府直轄)
  • 浜松城(静岡県、久能山東照宮関連)
  • 明智神社(京都府)
  • 恵那市明智町・土岐(岐阜県)
  • 上野東照宮(東京都台東区)
  • 芝増上寺(東京都港区)

などです。

●籠の中の鳥=鳥居=六芒星の中心にある日光東照宮

●いついつでやる=掘り出すタイミング

●夜明けの晩=朝日が当たってできた影

●鶴と亀が=日光東照宮にある鶴と亀の像

●すべった=統べた=日本を統べた(統一した)徳川家康

●後の正面だあれ=家康の墓や、埋蔵金の場所を指している

となり、日光東照宮の鶴と亀の像に朝日が当たってできた影が、埋蔵金の場所を指していると解釈します。

 

ヘブライ語と関連があるという説

日本語の歌詞にヘブライ語を当てはめています。

日本語 ヘブライ語 意味
かごめかごめ   カゴール・ミ   誰が守る?
籠の中の鳥  カグ・ノェ・ナカノ・トリー  硬く安置された物を出しなさい
いついつ出やる  ヒィツィ・ヒィツィ・ディユゥー 火を付けろ、家を焼き尽くせ
夜明けの晩に  ヤアカール・バニ    神が根こそぎにした不毛の地に
鶴と亀が滑った    ツル・ト・カメ・スベッタ    守りの岩が働きをやめた
後ろの正面だあれ ウシロノ・ショーメン・ダアレ 支配された荒れ地を誰が統治するか

わかりやすくまとめると、

  • 誰が守る?=神宝を誰が守るのか
  • 硬く安置された物を出しなさい=契約の箱に飾られた鳥や神宝
  • 火を付けろ、家を焼き尽くせ=神の裁きや破壊
  • 神が根こそぎにした不毛の地に=荒野
  • 守りの岩が働きをやめた=守りが崩壊する、安息が訪れる
  • 支配された荒れ地を誰が統治するか=神の裁きの結末

 以上のことから、「契約の箱から十戒の石板を取り出し、神の怒りを招く」と解釈するようです、

しかし、ヘブライ語を強引に当てはめており、解釈にも無理があるといわれています。

契約の箱(聖櫃)

契約の箱(聖櫃)

契約の箱とは、モーセが神から授かった十戒を書いた石板を収めている箱のことです。

モーセとは、紀元前16世紀または紀元前13世紀ごろの古代イスラエルの民族指導者です。

十戒とは、イスラエル民族と神の契約を示す道徳・宗教規範で、以下の通りです。

  • わが外に他の神々を置くべからず
  • 偶像を作りて拝むべからず
  • 主の御名をみだりに唱うべからず
  • 安息日を紀念せよ
  • 父母を敬え
  • 殺人すべからず
  • 姦淫すべからず
  • 盗むべからず
  • 偽証すべからず
  • 隣人の家・妻・財を欲すべからず

 

江戸時代の斬首刑を歌にしたという説

江戸時代の斬首刑では、見せしめや逃亡防止のため人垣を作って罪人を囲み、民衆の前で刑が執行されることがあり、その時の様子を歌にしたという解釈があります。

歌詞 意味
かごめ 「囲め」ということで、囚人が人々に囲まれている状況
籠の中の鳥 牢に囚われた囚人のこと 上の解釈ですでに斬首刑が執行されている状況なのですがから、牢に囚われているというのはおかしいのでは?
いついつでやる 「いつになったら牢から出られるのか」という問いですが、それは同時に「いつ処刑が執行されるのか」という死へのカウントダウンを意味します。
夜明けの晩 処刑は一般的に「明け方」に行われました。「人生の終焉(晩)」が「夜明け」とともに訪れるという、逃れられない運命の矛盾を表現しています。
鶴と亀がすべった 首のある生き物の象徴として刀が滑るように通り、首が切り落とされたという処刑の瞬間を表している。
後の正面だあれ 罪人が斬首されたことに気付かず「目の前の首のない体は誰のものだろう」と疑問に思っている

「かごめかごめ」は子供たちが歌いながら楽しく遊ぶものです。

しかし、歌詞の解釈がいろいろあり、遊郭とか斬首とか、幼い子供にはあまり知ってほしくないような解釈もありますね。

作者が不明ですから、作者が残した文書などが発見されない限り、今後もたくさんのいろいろな解釈が生まれるかもしれませんね。

 

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