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通天閣のビリケンさんの由来とは?足の裏をさわるとどんなご利益があるの?

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大阪観光といえば、何を思い出しますか?

大坂城、道頓堀、USJ、タコ焼き、お好み焼き、くしかつなどなど、有名な観光地や美味しい食べ物など次々と出てきますよね?

そして、大阪の有名な観光地のといえば「通天閣」ですよね。

通天閣には「ビリケンさん」がいて、足の裏を触るとご利益があるといわれていますが、どんな効果があるのでしょうか?

今回は、通天閣のビリケンさんの起源やご利益について調べてみました!

 


通天閣の歴史とは?

それではまず通天閣の歴史から見ていきましょう。

 

新世界本通商店街と通天閣


通天閣は、大阪府大阪市浪速区の新世界(繁華街の名前)にある展望塔で、現在の通天閣は二代目です。

平成19年(2007年)5月15日に、国の登録有形文化財となりました。

 

初代通天閣は、明治45年(1912年)7月3日に開催された第5回内国勧業博覧会の跡地に建設された、高さ64mの塔です。

「通天閣」とは「天に通じる高い建物」という意味があり、「藤沢南岳(ふじさわなんがく・明治期の儒学者)」が命名したそうです。

 

パリのエッフェル塔と凱旋門を真似して作られたといわれ、凱旋門の上にエッフェル塔の上半分を乗せたような通天閣は、当時は東洋一の高さを誇っていたそうです。

 

初代通天閣


人々に親しまれた初代通天閣ですが、昭和18年(1943年)1月に塔の脚部分にあった映画館から出火、全焼し、解体されてしまいました。

さらに、昭和20年(1945年)3月の空襲で、通天閣があった場所は一面焼け野原となってしまいます。

 

終戦後、「シンボルの通天閣をもう一度!」という声が高まりを受け、昭和31年(1956年)10月に、通天閣は再建・開業しました。

初代通天閣があった場所には、すでに民家が立ち並んでいたため、ほど近い公園があった現在の場所に建設されたそうです。

 

二代目通天閣



 

二代目の通天閣の高さは、避雷針を含めると108mです。(塔だけの高さは100m、避雷針が8m)

通天閣のてっぺんの円筒状のネオンになっているのですが、翌日の天気予報を表してるそうです。

ネオンは上下二段に分かれており、白、青、赤の三色を組み合わせて以下のように天気予報が表示されています。(雪のときだけピンク色を使うそうです。)

 
晴れ二段とも白
二段とも青
曇り二段とも赤
二段ともピンク
晴れ時々曇り・晴れのち曇り上段が白、下段が赤
晴れ時々雨・晴れのち雨上段が白、下段が青
曇り時々晴れ・曇りのち晴れ上段が赤、下段が白
曇り時々雨・曇りのち雨上段が赤、下段が青
雨時々晴れ・雨のち晴れ上段が青、下段が白
雨時々曇り・雨のち曇り上段が青、下段が赤
 



 

余談になりますが、初代通天閣の所有者は吉本興業だったそうです。焼失とともに権利を手放し、現在の二代目の通天閣の所有者は通天閣観光株式会社となっています。

また、毎年7月3日は初代通天閣が完成した日にちなんで「通天閣の日」という記念日になっています。

 

ビリケンさんの由来とは?

通天閣5階の展望台にはビリケン像が置いてあり、「ビリケンさん」の愛称で親しまれています。

ビリケン像とは、とがった頭と吊り上がった目が特徴の、子どもの姿をした幸運の神の像のことで、1908年(明治41年)にアメリカのフローレンス・プリッツという女性芸術家が夢で見た幸福の神様をモデルに制作したものが起源となっています。

当時のアメリカ大統領ウィリアム・ハワード・タフトの愛称「ビリー(Billy)」と、英語で小さいを表す「~ken」を加えたのが「ビリケン(Billiken)」の名前の由来です。

福の神としてアメリカから世界中に広まり、日本に来たのは明治42年(1909年)ごろで、日本中に広まったといわれています。

通天閣以外では、神奈川県の箱根湯本駅や千葉県の利根運河などにもビリケンさんが置かれています。

 

ビリケンさんの足の裏をさわるとどんなご利益があるの?

 


 

ビリケンさんの台座部分には「THE GOD OF THINGS AS THEY OUGHT TO BE」と書かれており、直訳すると「万事あるがままの神」で、「全知全能の神」という意味になるそうです。

ビリケンさんの足の裏をさわると御利益があるといわれていますが、ビリケンさんは全知全能の神なので、足をさわってくれた人のあらゆる願いを叶えてくれると言われています。

 

それではなぜ、ビリケンさんの足の裏をさわると御利益があるといわれ、幸運が訪れるという言い伝えがあるのでしょう?

ビリケンさんは手が短くて、お腹が出ているので、足の裏を掻きたくても手が届きません。

そのため、足の裏を撫でてあげるととても喜んでくれて、触ってくれた人の願い事を叶えてくれるのだそうです。

 

通天閣の現在のビリケンさんは三代目となります。

初代ビリケンさんがやってきたのは明治45年(1912年)のことで、当時、世界で流行していたビリケンさんを、通天閣とともに開業した遊園地内に設けられた「ビリケン堂」で展示したそうです。

大正12年(1923年)に遊園地が閉園した際、ビリケンさんの行方が分からなくなりましたが、昭和54年(1979年)に通天閣3階に「通天閣ふれあい広場」が作られた際に2代目ビリケンさんとして復元されました。

二代目ビリケンさんは、多くの人がご利益を求めて足の裏をさわったため、足の裏のすり減りが進み、平成24年(2012年)に5階展望台が全面改装された際に引退し、現在の三代目ビリケンさんが設置されました。

 

通天閣は年中無休で、一般展望台は9時~21時まで営業しています。(※2021年4月25日(日) ~当面の間休業となっています)

 

ビリケンさんは5階展望台にいますので、一般展望台の料金で見ることができます。

一般展望台の料金は、大人(高校生以上)は900円、小中学生と5歳以上の幼児は400円、10人以上の団体料金はそれぞれ100円引きです。

 


 

さらに通天閣には特別屋外展望台「展望パラダイス」があり、地上94.5mから360度大阪の街を眺めることができます。

平日は10時~18時(最終受付17時45分)、土日祝日は10時~20時(最終受付19時45分)となっています。

「展望パラダイス」は追加料金となり、満5歳以上~大人料金が500円で、満5歳未満は入場不可です。

ビリケンさんを触ったあとに、大阪の景色を楽しむのも良いですね!一般展望台より早く営業が終了してしまいますのでご注意ください!

 


 

ビリケンさんは全知全能の神なので、あらゆる願いを叶えてくれるのですね。

小さなことから大きなことまで、恋愛も、勉強も、健康も、人が抱えるさまざまな悩みに寄り添い、願いを叶えようと努力している人の手伝いをしてくれるんだそうですよ。

大阪観光でどこに行こうか迷ったときは、通天閣に行ってビリケンさんの足の裏を触りに行ってみてはいかがでしょうか?

 

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