【2025年】今年の干支は巳(へび)!干支の順番の由来と覚え方

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巳

年賀状に書き添えられる干支の文字やイラストで「2025年の干支は巳(へび)なんだな」と気づく人もいらっしゃるのではないでしょうか?

自分の生まれた年の干支は覚えているけれど、ほかはちょっと・・・とか、最近では自分の干支も知らない人もいらっしゃるとか。

この記事では、干支について簡単にわかりやすく解説します。

また、干支の順番の由来と覚え方をご紹介します。

 

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目次

干支とは?

読み方は「えと」または「かんし」です。

「干支(えと・かんし)」は、紀元前1600年ごろから中国で使われており、日本には、553年に伝来したと言われています。

干支とは十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた60を周期とする数詞のことで、暦を始めとして、時間、方位などに用いられています。

 

十干は以下の10種類です。

甲(きのえ・こう)

乙(きのと・おつ)

丙(ひのえ・へい)

丁(ひのと・てい)

戊(つちのえ・ぼ)

己(つちのと・き)

庚(かのえ・こう)

辛(かのと・しん)

壬(みずのえ・じん)

癸(みずのと・き)

 

十二支は以下の12種類です。

子(ね)

丑(うし)

寅(とら)

卯(う)

辰(たつ)

巳(み)

午(うま)

未(ひつじ)

申(さる)

酉(とり)

戌(いぬ)

亥(い)

これらを合わせたものが干支です。

 

干支の1番目は「甲子(きのえね)」、2番目は「乙丑(きのとうし)」、3番目は「丙寅(ひのえとら)」・・・11番目「甲戌(きのえいぬ)」と続き、60番目が「癸亥(みずのとい)」となります。

 

 

全部で60番目までありますので一巡するには、日に当てはめると60日、年に当てはめると60年かかることになります。

60歳を祝う還暦ですが、干支の組み合わせを60年で一巡して還ったというお祝いなのです。

 

2025年の干支は「乙巳(きのとみ)」になります。

私達が普段「干支」と呼んでいる『子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥』と言うのは実は十二支のことだったのですね。

十二支も干支と同様、年月日や時刻、方位などを表すために用いられ、年男・年女も12年に一度巡ってきますよね。

 

関連:【2025年】年男・年女は何歳?厄年と重なるとどうなる?年男・年女がやるべきこととは?

 

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2025年巳年の生まれの人(年男・年女)の年齢と生まれた年一覧

2025年巳年生まれの人の年齢と生まれた年を一覧にまとめてみました。

●12歳(平成25年・2013年生まれ)

●24歳(平成13年・2001年生まれ)

●36歳(昭和64年、平成元年・1989年生まれ)

●48歳(昭和52年・1977年生まれ)

●60歳(昭和40年・1965年生まれ)

●72歳(昭和28年・1953年生まれ)

●84歳(昭和16年・1941年生まれ)

●96歳(昭和3年・1929年生まれ)

●108歳(大正6年・1917年生まれ)

●120歳(明治38年・1905年生まれ)

 

十二支の順番とその由来

十二支は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」ですが、これでは覚えづらいということで、一般庶民に浸透させるために動物が当てはめられたといわれています。

そのため、動物の順番に特に意味はないそうですが、日本に古くから伝わる民話として十二支の順番が決まる話が語り継がれています。

一体どんな話なのでしょうか?

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むかしむかし、大昔。

年の暮れに神様が動物たちに「元日の朝、新年の挨拶に来たものから十二番目まで、順にそれぞれ一年間動物の大将にしてやる」とお触れを出します。

動物たちは自分こそ一番になろうと元日になるのを待っていました。

ところが、ネコはいつ神様のところへ行けばいいのか忘れてしまったのでネズミに尋ねました。

ねずみはわざと一日遅れの日を教え、ネコはネズミが言うことを信じてしまいました。

ウシは「自分は歩くのが遅いから早めに出発しよう」と、夜のうちから支度をし、暗いうちに出発しました。

牛小屋の天井でそれを見ていたネズミはウシの背中に飛び乗りました。

背中にネズミが乗っていることを知らずに、ウシが神様の御殿に到着するとまだ誰も来ていません。

「一番乗りだ!」と喜んだウシの背中からネズミが飛び降り、ウシよりも先に神様のところへ行き、一番になってしまいました。

そのため、ウシは二番目に。

ウシは「モウモウ!」と悔しがったそうです。

それからトラ、ウサギ、龍、ヘビ、ウマ、ヒツジ、サル、トリ、イヌ、イノシシの順で神様の御殿に到着しました。

途中、サルとイヌは大喧嘩をはじめ、トリはそんな二匹の上を飛んで追い抜いたそうですが、ギリギリのところでサルが先に到着。

そのため、順番がサル、トリ、イヌとなりました。

13番目になってしまったカエルは「もうカエル」とがっかりして帰っていったそうです。

その後、動物と神様は酒盛りをし、大いに盛り上がりましたが、その時もまだサルとイヌは喧嘩を続けていたそうです。

そのため、今でも「犬猿の仲」と言われているそうです。

そして酒盛りが終わってみんなが帰った1月2日の朝、ネコが神様の御殿にやってきます。

一日遅れの日にちをネズミに教えられたことに気づいたネコは怒り、ネズミを追いまわしました。

現在もネコがネズミを追いまわすのはこのときの恨みからだと言われています。

 

十二支の覚え方

「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥(ねずみ・うし・とら・うさぎ・たつ・へび・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・いのしし)」このままでは少し覚えずらいですね。

「ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い」とリズムに乗って覚えるといいようですよ。

 

また、先ほど紹介した民話のようになぜネコがいないのか、なぜネズミが一番なのかを知ると、楽しく覚えることができそうですね。

 

他にも、子供向け番組では十二支の歌が作られ、歌っているうちに十二支の順番を覚えることができます。

十二支全部を覚えるのは大変・・・と思っていても、歌や民話を知ることで、いつの間にか覚えられるのはうれしいですね。

 

関連:「十二支」と「月・時刻・方位」の関係とは?十二支で表すとどうなるの?

関連:干支の性格と特徴とは?相性の良い干支、悪い干支は?

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