
みなさんは、ゴム跳びをして遊んだことはありますか?
ゴム跳びには、ゴムを跳んだり、またいだり、足にひっかけたりと、いろいろな遊び方があります。
ゴム跳びの遊び方やルールとはどのようなものでしょう?
女跳びなど跳び方の種類について解説します。
ゴム跳びとは?
ゴム跳びは、ある高さでピンと張ったゴムを跳ぶほか、またいだり、跳んだり、足にひっかけたりする、昔ながらの遊びです。
一人で遊ぶこともできますし、二人以上で遊ぶこともできます。
ゴムは、二人で片方ずつ持ったり、電柱などに片方を結び、もう片方を人が持つなどしてピンと張ります。
ゴムの高さは遊び方によって異なりますので、後ほどご紹介します。
ゴム跳びの歴史とは?
ゴム跳びは、日本だけではなく、ヨーロッパやアジアなど世界各地で遊ばれていますが、発祥や歴史など、詳細は不明です。
各地で自然発生的に生まれた遊びだと考えられています。
日本では、昭和の1970年代~1980年代ごろに、女児を中心に大流行しました。
平成(1989年~2019年)以降は、子供たちの遊びが多様化したため、ゴム跳びをして遊ぶ子供は減り、保育園など教育現場や、昔ながらの遊びを体験するイベントなどで遊ばれています。
ゴム跳びに使うゴム
ゴム跳びに使うのは、平ゴムや輪ゴムです。

平ゴム
平ゴムや輪ゴムは以下の場所で購入できます。
- 手芸店
- 100円ショップ
- ホームセンター
- スーパーマーケット
- ネット通販サイト
1本のゴムで遊ぶ場合と、2本のゴムで遊ぶ場合があります。
1本で遊ぶ場合も2本で遊ぶ場合も、平ゴムは幅1~2㎝程度の物を準備します。
輪ゴムの幅は約1mm~約20mmまであり、どのサイズでも作ることができますが、一般的な約1mmの輪ゴムが取扱店舗も多く準備しやすいです。
1本で遊ぶ場合の作り方
●平ゴムは、1.5~2mの長さにハサミで切る
●輪ゴムは、1.5~2m程度になるまで繋いで1本の長い紐を作る
2本で遊ぶ場合の作り方
●平ゴムは、2~3mの長さにハサミで切って、両端を結んで輪にする
●輪ゴムは、2m~3m程度の長さになるまで繋いで長い紐を作り、両端を結んで輪にする。輪にすることで、2本で遊べる状態になります。
ゴム跳びの遊び方やルールとは?
地域や世代によって遊び方が異なるため、統一されたルールはありません。
ここでは、一般的に知られている代表的な遊び方をご紹介します。
歌に合わせる遊び方
以下の曲に合わせて跳びます。
- 「アルプス一万尺」
- 「キャンロップ」
- 「おさるのかごや」
ただ跳ぶだけではなく、ゴムを足にひっかけたり、ゴムをねじったりします。
3人以上で遊ぶ場合
- ゴムを持つ2人を決める
- 残りの人は跳ぶ順番を決める
- 最初の人が歌に合わせて跳ぶ
- 失敗したら交代
2人で遊ぶ場合
- ゴムを持つ1人を決める
- ゴムの片方を電柱や木、椅子やテーブルの足などに結ぶ
- 残りの1人が跳ぶ
- 失敗したら交代
1人で遊ぶ場合
- ゴムの両端を、それぞれ電柱や木、椅子やテーブルの足などに結ぶ
また、1本のゴムで遊ぶ場合と、2本のゴムで遊ぶ場合があります。
1本のゴムで遊ぶ場合
【3人以上】
2人がゴムの両端を手で持って、ひざ下くらいの位置でピンと張る
【2人】
ゴムの片方を電柱や木、椅子やテーブルの足などに結び、もう片方を1人が手で持って、ひざ下くらいの位置でピンと張る
【1人】
ゴムの両端を電柱や木、椅子やテーブルの足などに結んで、ひざ下くらいの位置でピンと張る
2本のゴムで遊ぶ場合
ゴムが同じ高さで2本並んでいる状態にして遊びます。
二本のゴムの間に入ることがあるので、ゴムの距離は肩幅程度の広さにする
【3人以上】
2人が輪になっているゴムの中に入り、ひざ下くらいの位置にゴムをひっかけるようにして、ゴムをピンと張る

【2人】
電柱や木、椅子やテーブルの足などを囲うようにゴムを通して大きな輪を作り、1人がその輪に入ってひざ下くらいの位置にひっかけるようにして、ゴムをピンと張る
【1人】
ゴムの両端を電柱や木、椅子やテーブルの足などに2本並べて結んで、ひざ下くらいの位置でピンと張る
歌の歌詞と跳び方は以下の通りです。
●アルプス一万尺
「アルプス一万尺」は、2本のゴムで遊びます。
アルプス一万尺 小槍(こやり)の上で アルペン踊りを さぁ 踊りましょ
ランラララ ラララ ランラララ ラララ
ランラララ ララララ ラララララ
【初級編】
【中級編】
【上級編】
●キャンロップ
「キャンロップ」は、2本のゴムで遊びます。
キャンロップ キャンロップ カステラはさんで キャンロップ
キャンロップ キャンロップ グリコのおまけ
(初級、中級、上級が連続で紹介されています)
●おさるのかごや
「おさるのかごや」は、1本のゴムで遊びます。
えっさえっさ えっさほいさっさ お猿のかごやだ ほいさっさ
日暮れの山道 細い道 小田原提灯(おだわらちょうちん) ぶらさげて
ソレ やっとこどっこいほいさっさ
ほーいほいほい ほいさっさ
高さを上げていく遊び方

地域によって「ゴム段」と呼ぶことがあります。
1本のゴムで遊びます。
ゴムの高さを、低い位置から少しずつ高くしていく遊びです。
3人以上で遊びます。
- ゴムを持つ人を2人決める
- 他の人は跳ぶ順番を決める
- 最初の人がゴムを跳び越える
跳ぶ人は、どの跳び方をするのか最初に宣言したり、ゴムを持つ人が跳び方を指定することで難易度を上げることができます。
「座り跳び」や「側転跳び」などの跳び方をすることで、自分の身長を超える高さのゴムを跳び越えることができます。
跳び方の種類は後ほどご紹介します。
途中で跳び方を失敗したら、次の人と交代します。
ゴムの高さは、以下のとおりです。
- 地面すれすれ
- 足首
- ひざ
- 腰
- 胸
- 肩
- 耳
- 頭のてっぺん
- バンザイをした状態の手の位置
このように、低い位置からはじめて少しずつ高くしていきます。
跳び方の種類

女跳びなど跳び方の種類がいくつかあります。
※地域や世代によって跳び方の名称が異なる場合があります。
跳び方の動画は最後に紹介します。
女跳び
助走をつけて体をひねるように回転しながら跳び越え、後ろ向きで着地する
男跳び
助走をつけて走り高跳びのように片足で跳び越える
両足跳び
両足を揃えてジャンプして跳び越える
後ろ両足跳び
ゴムに向かって後ろ向きになってそのままジャンプして跳び越える
はさみ跳び
片足で踏み込んでゴムひもを挟むようにして跳び越える
ケンケン跳び
片足ケンケンで跳び越える
座り跳び
両手でゴムひもを下げて座りながら跳び越える
ひっかけ跳び
高く上げた足をゴムひもに掛けて下げながら跳び越える
逆立ち跳び
逆立ちしながら足をゴムひもに掛けて跳び越える
側転跳び
側転しながら足をゴムひもに掛けて回転しながら跳び越える
大阪跳び
ゴムに近づいて体を180度回転させ、手を地面につけて片足でゴムを引っ掛けるように跳ぶ(主に関西でよく知られる跳び方です)
ゴム跳びの歴史はそれほど古くはありませんが、昭和後期の女の子の間では大流行した遊びです。
遊んでいる最中に新しい跳び方を開発したり、ルールを考えたり、当時の子供たちは試行錯誤しながら楽しんでいたようですよ。
ゴム跳びは、現在はあまり遊ぶことはなくなりましたが、道具はゴム1本だけ。少人数でも気軽に楽しめる遊びです。
是非、楽しんでみてくださいね。
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