へその緒を記念に取っておく意味や由来とは?処分の仕方

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へその緒

みなさんは、自分が生まれたときの「へその緒」を持っていますか?

赤ちゃんを産むと、ご両親は病院から「へその緒」を貰いますが、なぜへその緒を記念に保管しておくのでしょうか?

また、「へその緒」はどのように処分すればよいのでしょう?

今回は「へその緒」についてわかりやすく解説します。

 

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目次

へその緒とは?

読み方は「へそのお」です。

 

へその緒とは、赤ちゃんがまだお母さんのお腹の中にいる時、赤ちゃんのおへそと、お母さんの胎盤をつなぐひも状の組織のことです。

正式名称は「臍帯(さいたい)」といいます。

 

お母さんは胎盤からへその緒を通して赤ちゃんの成長に必要な酸素や栄養素を送り、赤ちゃんは二酸化炭素や老廃物をへその緒を通してお母さんに送ります。

 

へその緒につながった赤ちゃん

 

へその緒は、出産後に赤ちゃんを取り上げた助産師や医師が、赤ちゃん側に数センチ~5cm残して切ります。

出産後へその緒を切った赤ちゃん

 

切ったあとは、およそ1週間~3週間ほどで乾燥してポロっと取れますので、取れたものを大切に保管します。

個人差があるため、乾燥して取れるまで一ヶ月ほどかかる場合もあるそうです。

お母さん側のへその緒は、胎盤と一緒に医療廃棄物として病院が処理をします。

 

へその緒を記念に取っておく意味や由来とは?

へその緒を取っておくようになったのは江戸時代(1603年~1868年)といわれていますが、大切に保管しておく理由は定かではありません。

へその緒にまつわる迷信や、古くから伝わる風習がいくつかあるのでご紹介します。

 

薬になる

へその緒の持ち主が病気になった時、へその緒を煎じて飲ませる・すりつぶして飲ませると病気が治るといわれています。

医学的根拠はありませんし、実際に飲んでみたけれど何も起こらなかったという人もいるようです。

 

生命力に繋がっている

生命力に繋がっている

へその緒は生命力に繋がっていたものなので、それを失くしてしまうとその持ち主が病弱になったり、物覚えが悪くなったりするといわれていたため、保管するようになったといわれています。

 

一度だけ命を救う

へその緒の持ち主が命を落としてしまいかねないほどの怪我や病気をしたときに、へその緒を削って飲ませると一度だけ怪我や病気が治るといわれています。

 

お守りになる

自分のものではなく兄弟姉妹のへその緒を持つことで魔除けや厄除けなどになるといわれています。

 

夜泣きに効果がある

夜泣きがひどいとき、赤ちゃんにへその緒を舐めさせると夜泣きがやむといわれています。

舐めさせるのではなく、トイレに吊るすと夜泣きがやむという話もあります。

 

夜泣きする赤ちゃん

 

これらは古くからの言い伝えで、科学的根拠のない迷信です。

しかし、お母さんと赤ちゃんを繋ぐへその緒にはたくさんの栄養が含まれていて生命力にあふれている、神秘的なパワーがあると考えられており、昔の人は信じてへその緒を大切に保管していたのですね。

現在は、お母さんと赤ちゃんの絆の証として出産の記念にへその緒を大切に保管します。

 

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処分の仕方は?

処分の仕方については、地域やご家庭によって様々です。

 

母親の棺に入れる

母親が亡くなった時、子どもたちのへその緒を棺に入れることで、「あの世で何人の子どもを出産したかの証明になる」といわれています。

仏教では、人は亡くなったあとにあの世で裁判を受け、生きているときの良いことや悪いことによって、地獄へ行くのか極楽へ行くのかが決まるといわれています。

出産することはとても良い事なので、へその緒で出産の証明をすることで極楽へ行けるといわれています。

 

不要になったから自分の棺に入れる

自分が亡くなった時、自分の棺にへその緒を入れてもらいます。

自分はもう亡くなっているので、病気も怪我もしませんから、へその緒を残す必要がないからだそうです。

 

母親に会うために自分の棺に入れる

自分が亡くなった時、自分の棺にへその緒を入れてもらうことで、あの世で母親と再会することができるといわれています。

 

お葬式

その他、諸事情でへその緒を保管しておくことが出来なくなった場合や、カビが生えているのですぐに処分したい時、すでに亡くなっている人のへその緒が見つかった時などは以下のようにいくつかの処分方法があります。

お焚き上げしてもらう

お焚き上げ

 

お寺や神社に相談をして、お焚き上げをしてもらったり供養してもらいます。

 

庭に埋める

庭に埋める

 

ご自宅に庭がある場合、へその緒を保管用の箱や布から出して土に埋めてもいいです。いずれへその緒は土に還ります。

 

ゴミとして処分する

そのまま燃えるゴミとして処分しても問題ありません。

 

お母さんと赤ちゃん

 

へその緒はお母さんと赤ちゃんを繋ぐとても大切な物だということがわかりましたね。

出産の記念に取っておいてお子さんが結婚する時に渡す人もいらっしゃいますし、ずっと自分で持っておく人もいらっしゃるそうですよ。

へその緒を、亡くなった時に棺にいれることで極楽に行けたり、母親に再会できるという考え方もありますが、へその緒をどのように処分するのかはその人の考え方次第ですので後悔のないように決めると良いですね。

 

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