みなさん、ハグをしていますか?
カップルでハグ、親子でハグ、友達とハグ、夫婦でハグ、ハグをすると心が安らぎますよね!
そんなハグには「ハグの日」という記念日があります。
8月9日と1月21日があるそうなのですが、どちらが本当の「ハグの日」なのでしょう?
今回は「ハグの日」の意味と由来をご紹介します!
ハグとは?
ハグとは、抱きしめることや抱きかかえることをいいます。
愛情表現のひとつであり、親密さや友情などを相手に伝える手段でもあります。
また、喜びの感情が高まってハグをしたり、悲しみに打ちひしがれてハグをしたりすることもあります。
日本では人前でハグをすることは恥ずかしいと考える人が多いですが、欧米では挨拶として日常的に行われています。
英語で「hugging」または「hug」と書きます。
ハグの日はいつ?8月9日?1月21日?意味と由来とは?
ハグの日は8月9日と1月21日があるそうですが、それぞの意味や由来は以下のとおりです。
8月9日のハグの日
8月9日は、日本のハグの日です。
広島県の民間団体「8.9(HUG)の会」が平成19年(2007年)に制定しました。
制定の目的は、愛情、信頼、感謝を伝えるためのハグを多くの人に理解してもらうためです。
また、ハグをすることで大切な人に、愛情、信頼、感謝などの気持ちを伝え、人とのつながりを育むことも目的としています。
日付は「8=は 9=ぐ」という語呂合わせです。
1月21日のハグの日
1月21日は「国際ハグの日」です。
もともとは、アメリカの「ハグの日」で、「National Hugging Day」と呼ばれています。
直訳すると「アメリカ全国ハグの日」となります。
1986年のアメリカのミシガン州で、「普段よりも多くハグをする日」としてケビン・ザボニーさんによって制定されました。
制定の経緯など詳細は不明です。
日付は、クリスマスや年末年始、バレンタインデーの中間にあたることから1月21日にしたそうです。
もともとはアメリカだけの記念日でしたが、現在は、
「国際ハグの日(International hugging Day)」
として、カナダ、オーストラリア、イギリス、ドイツ、スペイン、スウェーデン、フランスなど多くの国に広がっています。
毎週火曜日はハグの日?
「ハグの日」というと「逃げ恥」を思い出す人も多いかもしれませんね。
逃げ恥とは、平成28年(2016年)にTBSテレビで放送された「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマの略です。
恋人同士ではないけれど、お互いの利益のために契約結婚をした男女が、いつしか恋心が芽生えて恋人となり、本当の夫婦になる様子を描いたドラマです。
主題歌の「恋(星野源)」に合わせて踊る「恋ダンス」は社会現象になりましたね。
ドラマでは、毎週火曜日が「ハグの日」でした。
ドラマでは契約結婚をしたふたりのことを「本当は結婚していないんじゃないか」と周囲の人が疑いはじめたので、夫婦らしさ・親密さを醸し出すために「毎週火曜日にハグをする」と決めました。
最初は、本物の夫婦でも恋人同士でもない二人がぎこちなくハグをしていましたが、あることをきっかけに「火曜日ではないけれど、ハグの前借りをしたい」とリクエストして恋人のように自然なハグができたときには、SNSで「ムズキュン感ハンパない!」と悶絶した視聴者が多くいたそうです。
なぜ火曜日が「ハグの日」になったのか理由は定かではありませんが、ドラマの放送が毎週火曜日だったからではないかといわれています。
「ハグの日」がどういう日かわかりましたね。
日本では、年齢を重ねた人たちの間ではハグはあまり馴染みがないものかもしれません。
しかし、挨拶や気持ちを伝えるためにハグをする若い世代を見かけることがありますし、海外の人も増えていますので、これからは日本でもハグが定着していくかもしれませんね。
普段はハグをしない人も8月9日と1月21日には、大切な人に愛情や感謝の気持ちを伝えるためにハグをしてみてはいかがでしょうか!
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