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日本アイスクリーム歴史とは?日本初のアイスクリームの値段にびっくり!

      2019/05/01

暑い季節も、寒い季節も、アイスクリームを食べたくなりませんか?

暑いときはもちろん、寒くて乾燥しているから食べたくなることもありますし、ただただ甘いものが食べたいだけということもあります。

小さなお子さんからご高齢の方まで、みんなが大好きなアイスクリームの歴史とはどういうものなのでしょう?

今回は、日本のアイスクリームの歴史について調べてみました!

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日本のアイスクリームの歴史とは?日本初のアイスクリームの値段にびっくり!

日本人が初めてアイスクリームを食べたのは、江戸時代(1603年~1868年)末期のことです。

1860年に日米修好通商条約のために江戸幕府の使節団が派遣され、訪問先のアメリカのホワイトハウスで、歓迎会で出されたアイスクリームの味に大変感銘を受けたという記録があるそうです。


 

使節団メンバーのひとりだった町田房蔵(ますだふさぞう)が明治2年(1869年)に、神奈川県横浜市の馬車道通りに日本で最初のアイスクリームのお店「氷水屋」を開店しました。

氷水屋では、すでに日本人に馴染みのあった氷水(氷を細かく砕き、砂糖水や蜜をかけた菓子)と一緒に、「あいすくりん」と名付けたアイスクリームを販売しました。

 

「あいすくりん」の原料は、牛乳、卵黄、砂糖と、アイスクリームの基本的な材料でしたが、高い価格設定のため富裕層や外国人にしか買うことができず、お店は大赤字だったそうです。

値段は当時の通貨で「2分(にぶ)」で、現在の約8000円に相当します。

2分は、当時の大工さんの日当2日分、女工さんの給料10日分に当たり、一般庶民が購入するには高すぎました。

現在のように冷蔵庫があるわけではありませんし、製氷技術も確立されておらず、氷を入手するには、横浜から遠く離れた北海道の函館で切り出した氷を輸送しなければならなかったため、高い値段設定になったようです。

 

明治8年(1875年)に、東京の「開新堂」「風月堂」「函館館」がアイスクリームの販売を始め、明治35年(1902年)に東京銀座に「資生堂パーラー」がオープンしました。

「資生堂パーラー」は、当時ドラッグストアをしていた「資生堂薬局(現在の資生堂)」の中に作られ、アイスクリームとアイスクリームソーダの販売を始め人気を集めます。

アイスクリームソーダとは、メロンソーダなどソーダ水の上にアイスクリームを浮かべたもので、「クリームソーダ」とも呼ばれます。

この頃もまだアイスクリームは庶民には買うことが難しい、大変高価な食べ物でした。

 

大正時代(1912年~1926年)になると、ホテルやレストラン、喫茶店などで提供されはじめ、大正時代中期ごろにはアイスクリームの工業化が始まります。

大正時代後期ごろにはアイスクリームの大量生産が可能となり、金額も抑えることができるようになり、一般庶民の間にも少しずつ広がります。

 

昭和10年(1935年)に雪印乳業がカップ入りアイスクリームの製造を開始し、カップ入りアイスクリームの先駆け的存在となりました。

戦時中は牛乳が不足したためアイスクリームの製造が中止され、牛乳を使わずに作ることが出来るアイスキャンディが販売されていました。

戦後、昭和28年(1953年)に雪印乳業が紙カップを使用したカップアイスの生産を始めました。

 

昭和30年代にコーンアイスやアイスクリームバーが登場します。

アイスクリームバーの価格は10円で、棒がクジになっており、当たりが出たらアイスクリームをもう一本もらえるということで、子どもたちの間で大人気になります。

この頃の日本は高度経済成長期に入っており、冷凍庫付きの家庭用冷蔵庫が各家庭に普及しており、アイスクリームは広く浸透していきました。

 

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アイスクリームの日とは?2019年はいつ?

昭和39年(1964年)、日本アイスクリーム協会が5月9日を「アイスクリームの日」に制定し、都内の施設や病院などにアイスクリームを寄贈したり、ヒルトンホテルでアイスクリームの祭典を開催しました。

現在は、毎年5月9日にアイスクリームをPRするイベントを開催しています。2019年のアイスクリームの日は5月9日(木)です。

5月9日は、日本で初めてアイスクリームを販売した、町田房蔵の「氷水屋」の開業日にちなんでいます。

 

「アイスクリームの日」のイベントとして「アイスクリームフェスタ2019」が開催され、全国8都市でアイスクリームの無料サンプリングがあります。

外部リンク:日本アイスクリーム協会 アイスクリームフェスタ2019

 

※開催場所によって日程が異なりますのでご注意ください。

●5月6日(月・祝)12時~
愛知県名古屋市 ナナちゃん人形前

●5月9日(木)16時~
北海道札幌市 地下歩行空間北3条交差点広場

●5月9日(木)12時半~
宮城県仙台市 ぶらんどーむ一番町商店街

●5月9日(木)12時~
石川県金沢市 名鉄エムザ前、香林坊大和前

●5月9日(木)15時~
福岡県福岡市 三越ライオン広場

5月11日(土)11時~
東京都世田谷区 二子玉川ライズガレリア

5月11日(土)11時~
大阪府吹田市 ららぽーとエキスポシティ光の広場

5月18日(土)12時~
広島県広島市 紙屋町シャレオ地下中央広場

 


 

 

アイスクリームは明治時代になってからの食べ物だったのですね!

ところで、みなさんはアイスクリームの消費量日本一はどこの地域だと思いますか?

「沖縄は暑いから、たくさん食べるんじゃない?」という声が聞こえてきそうですが、実は、沖縄県は最下位で、日本一アイスクリームを消費する地域は、石川県金沢市なんです!

一般的に、アイスクリームは気温が22~23度の時によく売れ、30度を超えるとアイスクリームよりもカキ氷などが売れるようになるといわれているんです。

あまり気温が高くなりすぎると、甘さが残るアイスクリームよりも、さっぱりと食べられるカキ氷のほうが恋しくなるものなんですね。

 

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