【2024年】満月と新月の日はいつ?なぜ神社のお参りに最適な日なの?

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みなさんは、満月や新月など月の満ち欠けを気にしていますか?

満月や新月の日は神社にお参りするといいといわれているようなのですが、なぜなのでしょうか?

その理由について解説します。

2024年の満月と新月の日のカレンダーも載せていますので参拝するときの参考になさってくださいね。

 

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目次

満月(まんげつ)と新月(しんげつ)とは?

月は地球の周りを周っており、夜に月が輝いて見えるのは太陽の光を反射して地球に届いているからです。

 

地球から月を見たときに、月の延長線上に太陽があると「新月」になり、ほぼ一直線に太陽・月・地球が並び、月が完全に欠け目に見えない状態になります。

 

また、真逆に太陽があると「満月」になり、ほぼ一直線に太陽・地球・月が並んび、月がまん丸に見えるのです。

満月と新月の日に神社にお参りすると良い理由

神社にお参りをするといい日は、現在の太陽暦(グレゴリオ暦)の毎月1日と15日といわれています。

1日と15日というのは旧暦が関係しています。

 

旧暦では月の満ち欠けを基準に月日が決められており、新月を毎月1日としており、15日がほぼ満月になります。

そして、さらに次の新月になるまでを1ヶ月としていました。

 

月の周期は約29.5日です。

ちょうど半分の日が満月になるような気もしますが、月と地球の軌道の関係もあるため新月から満月までの日数は14日~16日となっており定まっていません。

そのため、15日が必ずしも満月ではなく、場合によっては14日や16日が満月になるなど多少前後することがあります。

 

昔の人々は、新月の1日を物事の始まりと考え、新月から少しずつ月が満ちて行き満月になる15日は物事が成就する・完了する日と考えました。

 

そのため、

物事の始まりである1日に神社で身を清め、無病息災、家内安全、商売繁盛などを「祈願」しました。

そして、

物事が完了する15日に無事に過ごせたことの「感謝」をするために神社を参拝しました。

 

新月の1日に神社へ参拝することを、

「朔日参り」

「朔日詣り」

「一日参り」

といい、すべて「ついたちまいり」と読みます。

 

また、満月の日に神社へ参拝することを「十五日参り(じゅうごにちまいり)」といいます。

現在は月の満ち欠けがどのように起こるのかわかっていますが、昔の人たちにとって毎晩のように変化する月はとても神秘的なものだったのでしょう。

「朔日参り」や「十五日参り」の起源はわかっていませんが、神秘的な月の満ち欠けと神様を結び付けたとしても不思議ではありませんよね。

太陽と月

明治6年(1873年)に太陽暦(グレゴリオ暦)に改暦されてため、1日が新月、15日が満月ではなくなってしまいました。

しかし、満月や新月に関係なく毎月1日と15日に神社へ参拝するようになったようです。

1日と15日という日にちだけが受け継がれたのですね。

 

 

多くの神社では毎月1日と15日に参拝する人が多いですが、本来の由来にこだわるなら、以下に紹介する「満月・新月カレンダー」を参考にしてお参りしてくださいね。

満月や新月の日に特別な祈祷を行う神社もあるそうですよ。

 

お参りする神社は氏神神社(うじがみじんじゃ・あなたが住んでいる地域の神社)か産土神社(うぶすなじんじゃ・あなたが生まれた地域の神社)でいいでしょう。

また、旅行や出張中であれば、滞在地の神社でもかまいません。

 

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2024年の満月と新月の日はいつ?

2024年の満月と新月を月ごとに一覧にしました。

以下のカレンダーを参考に、新月の日に神社で無病息災、家内安全、商売繁盛などを「祈願」し、満月の日に無事に過ごせたことの「感謝」をするといいですね。

 

2024年新月・満月カレンダー

新月の日 満月の日
1月 11日(木) 26日(金)
2月 10日(土) 24日(土)
3月 10日(日) 25日(月)
4月 9日(火) 24日(水)
5月 8日(水) 23日(木)
6月 6日(木) 22日(土)
7月 6日(土) 21日(日)
8月 4日(日) 20日(火)
9月 3日(火) 18日(水)
10月 3日(木) 17日(木)
11月 1日(金) 16日(土)
12月 1日(日)
31日(火)
15日(日)

月の周期が約29.5日なので、一ヶ月間の中に満月や新月の日が2回訪れることもあります。

2024年は12月に新月が2度ありますね。

満月と新月といえば、出産が増えると聞いたことはないでしょうか?

月の満ち欠けは、人体に影響を与えているといわれています。

海面が最も高くなった状態を満潮(まんちょう)といい、海面が最も低くなった状態を干潮(かんちょう)といいますが、満潮と干潮の差が大きな日のことを大潮(おおしお)といいます。

満月や新月の時には、月の引力の影響で地球が自転する力が強くなり、海面が引っ張られるため大潮になりやすいといわれています。

月の引力の影響で海面の高さが変化するということは、体の約6割が水分の人間にも影響があると考えられており、満月や新月の日と前後数日間は陣痛が起こりやすくなるとか、出産が増えるといわれています。

もちろん、科学的根拠はないですし、昨今は帝王切開や計画出産など、出産の日をある程度コントロールできるようになったため、満月や新月の日に本当に出産が多いのか統計を出すことが難しいようです。

 

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