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「身内」と「親戚」と「親族」の違いとは?範囲はどこまで?

      2019/05/12

「身内に有名人がいるの」とか「親戚の子どもが小学生になった」など、特に気にせず「身内」や「親戚」という言葉を使っている人がほとんどだと思いますが、「身内」と「親戚」の違いとはなんなのでしょうか?

自分のおじいちゃんのことは、「身内」でも「親戚」のどちらを使っても良いように思いますが、いとこの旦那さんのおじいちゃんは、あまりに離れすぎていてこれらには当てはまらないようにも思いますよね。

また、「親族」という言葉もありますよね?これらの違いはいったい何なのでしょうか?

今回は「身内」と「親戚」と「親族」の違いや、範囲がどこまでなのか調べてみました!

 

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身内とは?範囲はどこまで?

「身内(みうち)は、個人の判断に任される呼び方で、血の繋がりがあってもなくても関係ありません。

そのため、「身内」の範囲は決まりがなく、とても曖昧なものとなっています。

 

親や兄弟姉妹など、一緒に暮らす人だけを「身内」と呼ぶ人もいれば、顔見知り全員を「身内」と呼ぶ人、面識がなくても同じ会社や団体に属する人を「身内」と呼ぶ人もいます。

結婚式や葬儀など「身内だけで済ませます」ということがありますが、このような場合の「身内」は一般的に家族や親戚、よほど親しい関係の人を指すことが一般的です。

 

親戚とは?範囲はどこまで?

「親戚(しんせき)」は、血縁関係や婚姻関係によってつながりがある人を指す言葉で、「親類」とも呼ばれます。

「親戚」の範囲は決まりがなく、「自分のおじいちゃん」と「いとこの旦那さんのおじいちゃん」のように血縁関係や婚姻関係にあれば、親戚となります。

血の繋がりのある血縁関係を「血族(けつぞく)」、配偶者の血族や自分の血族の配偶者などの婚姻関係を「姻族(いんぞく)」といいます。

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親族とは?範囲はどこまで?

「親戚」と似たような言葉で「親族(しんぞく)」があります。

「親戚」は血縁関係や婚姻関係のつながりがあれば範囲の決まりはありませんが、「親族」は民法で「六親等内の血族、配偶者、三親等内の姻族」と定められています。

「親等」は、自分と相手の関係の度合いを表したものです。

自分をゼロとし、自分の親や自分の子など、最も近い人を「一親等」、自分の兄弟姉妹や孫などを「二親等」、自分の叔父や叔母などを「三親等」、その後離れて行くごとに数字も増えて行きます。

冒頭で申し上げた「自分のおじいちゃん」と「いとこの旦那さんのおじいちゃん」の場合ですが、「自分のおじいちゃん」は二親等の血族ということで「親族」です。

しかし「いとこの旦那さんのおじいちゃん」は親族にはあたりません。

「いとこ」は「四親等の血族」なので「六親等内の血族」に当てはまり、「親族」ですが、

「いとこの旦那さん」は「四親等の姻族」になり、「三親等内の姻族」に当てはまらないので親族ではありません。

「いとこの旦那さん」の段階で親族からはずれるので、「いとこの旦那さんのおじいちゃん」も当然、親族ではないのです。

 


 

「身内」「親戚」「親族」の違いがわかりましたか?

「身内」とは、どのような関係の人でも個人の判断次第ですが、「親戚」は血縁や婚姻によってつながった人を指すのですね。

「親族」は法律で「六親等内の血族、配偶者、三親等内の姻族」とその範囲が定められていますが、「親戚」は特に決まりがないので、どんなに離れた血縁関係や婚姻関係であっても、自分たちが「親戚だ」と思えばそれで良いようですよ。

関連:いとこ・はとこ・いとこのいとこ・またいとこの意味とは?はとこの次は?

 

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