新卒の社会人や転職した人にとって、その会社の第一歩となるのが「入社式」です。
では、入社式はいつ行われ、何をするのでしょうか?
2025年の入社式のいつなのか?入社式の目的や内容について解説します。
入社式とは?
読み方は「にゅうしゃしき」です。
入社式とは、その年の新入社員を会社が正式に迎え入れるための式典です。
2025年の入社式はいつ?
会社によって異なりますが、一般的に4月1日に行われます。
これは、4月1日が新年度の初日だからです。
新年度についてはこちらをご覧ください。
4月1日が土日の場合は、直後の平日に繰り下げたり、直前の平日に繰り上げたりします。
ということで、
2025年の入社式は、4月1日(火)に行われることが多いです。
会社によって異なる場合もありますので、どの日程で行われるのか事前にしっかり確認してくださいね!
入社式では何をするの?
入社式で何をするのかは会社によって異なります、以下のことを行うのが一般的です。
●新入社員を一堂に集めて社長や役員などの訓示(くんじ・立場が上の人が、下の人に仕事の注意などを教え示すこと)を行う。
●新入社員と社員の顔合わせをする。
●新入社員を一堂に集めて必要書類の確認、給与振込先書類の記入など所定の手続きをまとめて行う。
入社式の目的は?
入社式を行うことで、新入社員にその会社の一員であることを自覚させることが一番の目的です。
また、それまでは学生だった人たちに社会人としての自覚を持たせる目的もあります。
さらに、社長や役員などの訓示によって新入社員を教育し、企業理念を浸透させる目的もあります。
入社式の内容や流れ
入社式の内容は、会社によって異なります。
事前に入社式のタイムスケジュールが配布される場合もありますが、当日になって知らされる場合もあります。
一般的に、入社式の内容や流れは以下のとおりです。
① 入社式開会の宣言
司会者が開会の宣言をします。
② 新入社員の入場
会場に新入社員が入場します。
会社によっては開会の前に着席していることもあります。
③ 社長や役員など経営トップの挨拶
その会社が、
「どのような経営理念を持っているのか」
「どのような目標を持っているのか」
「新入社員にどのように働いてほしいのか」
「どのように貢献してほしいのか」
などを話します。
④ 新入社員への辞令交付
新入社員をその会社の社員として正式に認めること、配属先がどこであるかが記載された書面を渡します。
新入社員ひとりひとりに渡す場合や、人数が多い場合は氏名と配属先を読み上げるだけの場合、読み上げた後に新入社員の代表にだけ渡す場合などさまざまです。
⑤ 新入社員による決意表明
新入社員の代表が、これからの抱負などを会社に対して伝えます。
⑥ 入社式閉会の宣言
司会者が閉会を宣言します。
⑦ 記念撮影
新入社員全員で記念撮影をします。
社長や役員など経営陣も一緒に記念撮影することが一般的です。
⑧ オリエンテーション
福利厚生の説明や、研修の流れ、必要書類の確認、給与振込先書類の記入、翌日からの出社方法など、その会社で働く上で重要なことが伝えられます。
⑨ 懇親会
入社式の流れで懇親会を行う場合があります。
行うかどうかは会社によって異なります。
新入社員にとって入社式とは、その会社の一員となる大切な日です。
これから一緒に働くことになる同期や先輩と初めて顔を合わせる日でもあるので、緊張してしまう人も多いかもしれませんね。
しかし、新しい環境で第一歩を踏み出すのは新入社員全員が同じです!
みんな一緒ですからあまり緊張したり不安に思ったりしないで入社式に臨んでくださいね。
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