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曜日はなぜ日月火水木金土なの?その理由とは?

      2019/03/20


 

一週間は7日間あります。

その7日間は、日月火水木金土と曜日が決まっていますが、なぜ日月火水木金土なのでしょうか?

今回は、曜日について調べてみました!

 

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一週間が7日間なのはなぜ?

まず、一週間がなぜ7日間なのか調べてみましょう。

7日間を一週間という単位にしたのは、古代バビロニアが起源だといわれています。

古代バビロニアでは、月の満ち欠けの周期である28日~30日を基準に一ヶ月という単位としていたのですが、一ヶ月では長かったので、一週間という単位を決めたと言われています。

どのように一週間という単位を決めたのかについては諸説あります。

 
●月の満ち欠けの期間を基準にした

古代バビロニアでは一ヶ月とした月の満ち欠けの周期を28日~30日と考えていました。

 28日~30日を4等分すると「約7日」になるため、7日間を一週間にしたという説。

 
●月の満ち欠けの様子を基準にした

月の満ち欠けには新月~上弦~満月~下弦という節目があります。

「新月」は、地球と太陽の間に月がある状態で、地球からは真っ暗に見えます。

「満月」は、月と太陽の間に地球がある状態で、地球からはまん丸の月が見えます。

新月から満月までのちょうど中間の月を「上弦」といい、月が半分見えている状態で、満月から新月までのちょうど中間の月を「下弦」といい、上弦とは逆側の半分が見えている状態になります。

この節目が、約7日ごとの間隔なので7日間を一週間にしたという説があります。

古代バビロニアでは新月を毎月1日とし、7日、14日、21日、28日が休日だったそうですよ。

 

他に、ユダヤ教やキリスト教では、世界の創造主である神が6日間で世界を作り上げ、7日目は休息を取ったと説明されており、ここから「一週間は7日間」という単位になったという説もあります。

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なぜ曜日は日月火水木金土なの?

ではなぜ曜日はなぜ「日月火水木金土」の順番になったのか調べてみましょう。

まず、古代バビロニアで誕生した「一週間は7日間」という単位が、紀元前のエジプトにも伝わります。

そのころのエジプトでは占星術が非常に発達しており、遠く離れた星々よりも、不規則な動きをする太陽系の惑星である「土星、木星、火星、金星、水星」が太陽や月とともに注目されていました。

地球とそれらの星の距離は遠くから「土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月」という順番になっており、それらの星には神がいて、その神が1時間ずつ地球を支配していると占星術では考えられていました。

そして、その日の最初の一時間を支配する神のいる星が、その日の曜日と定められました。

わかりづらいので例を挙げてみましょう。

例えば、その日の最初の一時間を支配するのが土星だった場合、その日は土曜日です。

1日は24時間ですので、0時から当てはめて考えてみましょう。

 

最初の一時間が土曜日なので・・・

・0時~1時を支配するのは・・・土星

・1時~2時を支配するのは・・・木星

・2時~3時を支配するのは・・・火星

・3時~4時を支配するのは・・・太陽

・4時~5時を支配するのは・・・金星

・5時~6時を支配するのは・・・水星

・6時~7時を支配するのは・・・月

・7時~8時を支配するのは・・・土星

・8時~9時を支配するのは・・・木星

・9時~10時を支配するのは・・・火星

・10時~11時を支配するのは・・・太陽

・11時~12時を支配するのは・・・金星

・12時~13時を支配するのは・・・水星

・13時~14時を支配するのは・・・月

・14時~15時を支配するのは・・・土星

・15時~16時を支配するのは・・・木星

・16時~17時を支配するのは・・・火星

・17時~18時を支配するのは・・・太陽

・18時~19時を支配するのは・・・金星

・19時~20時を支配するのは・・・水星

・20時~21時を支配するのは・・・月

・21時~22時を支配するのは・・・土星

・22時~23時を支配するのは・・・木星

・23時~24時を支配するのは・・・火星

そして、翌日の0時~1時を支配するのは太陽となります。

 

この考え方から当てはめていくと、最初の一時間を支配するのは、土星、太陽(日)、月、火星、水星、木星、金星という順番になるのがわかります。

この順番とユダヤ教やキリスト教の「神は6日間で世界を作り上げ、7日目を休息日としたので、日曜日が週の始め」とする考え方が合わさり、「日月火水木金土」の順番になったのです。

但し、日曜日を週の始めする考え方はユダヤ教とキリスト教では理由がそれぞれ異なります。

ユダヤ教では、神が休息を取ったのが土曜日なので土曜日を安息日とし「週の始めは日曜日」と考えました。

キリスト教は元はユダヤ教でしたが、ユダヤ教から離れた時に、処刑されたイエス・キリストが復活したのが日曜日だったので、安息日を日曜日に変更し、「週の始めは日曜日」と考えました。

このように、ユダヤ教は安息日を週の終わりと考え、キリスト教は安息日を週の始めと考えたのです。

いずれにしても、日曜日が週のはじめになるので、順番は「日月火水木金土」となったのです。

 

 

その後、この曜日の考え方が、ローマからシルクロードを経てインドへ伝わり、インドでは中国から伝わった「二十八宿(にじゅうはっしゅく・月が地球を一周する間に通過する28個の星座のこと。天文学のために用いられていました。)」と結びついて吉凶や人の運命を占う際に使われたそうです。

そして、さらにそれが中国へ伝わり、密教の「宿曜経(しゅくようぎょう)」という経典になりました。

その際に曜日名は「日月火水木金土」という漢字に翻訳されたそうです。

この、宿曜経が平安時代(794年~1185年)の初頭に弘法大師空海によって中国から日本に伝えられました。「日月火水木金土」という曜日名も日本に伝わったのでです。

 

日本で曜日という考え方が、普及したのは明治になってからです。

明治6年(1873年)に太陽の動きをもとに作られた「太陽暦(グレゴリオ暦)」に改暦したことを機に、諸外国からやってきた企業などが「休日の取り方を合わせたい」ということで、曜日の導入を明治政府に依頼したことから、一般に普及していきました。

現在は土日がお休みでそれ以外は学校や会社がある・・・というのが一般的ですが、明治より前の日本では「日曜日は休日」という概念がなく、休日の取り方に決まりはありませんでした。

日本の現在のカレンダーも多くは日曜日から始まっており、労働基準法でも「一週間は就業規則などで特に定めがなければ日曜日から土曜日までを意味する」となっています。

 

 

一週間を7日間とし、7日間に太陽や月、惑星を当てはめたのは、紀元前の出来事だったのですね。

現在のように便利な道具がない時代に太陽系の惑星がどれなのかを知り、月の満ち欠けを観測するなんて、とてもすごいことですね。

現在日本では、週休二日制の関係もあり、月曜日始まりのカレンダーも販売されています。

そうすることで、土曜日と日曜日が続くことになるため、スケジュールなどを書き込みやすくなってるようですよ。

 

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