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「験担ぎ」の「験」の意味って何?語源と由来とは?験担ぎの方法一覧

      2018/02/03

みなさんは、「験担ぎ」をしたことはありますか?

「験担ぎって何?」と思っている人でも、周囲からすすめられたり、知らず知らずのうちにやっていたりするかもしれません。

特別な日だけの場合もあれば、日々続けている場合もありますが・・・験担ぎとはなんなのでしょう?

今回は、験担ぎについて調べてみましょう!

 

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「験担ぎ」の意味とは?

読み方は「げんかつぎ」です。

以前に良い結果が出た行為を、再び良い結果が出るように繰り返して行ったり、良い前兆や悪い前兆を気にしたりするという意味があります。

 

例えば、試合当日の朝食にカレーを食べたら勝てたので、次の試合からも朝食をカレーにするのは良い結果が出た行為を繰り返すことです。

また、「とんかつ」を食べると勝負に勝つ!と思うことは良い前兆を気にすることに当たり、受験の時に「すべる」「落ちる」などと言うと本当に受験に失敗しそうに感じるのは、悪い前兆を気にすることに当たります。


「験担ぎ」の「験」の語源と由来とは?

「験担ぎ(験を担ぐ)」は「縁起担ぎ(縁起を担ぐ)」の類語として使われているのはご存知だたと思うのですが、それは「縁起担ぎ」が変化して「験担ぎ」になったからなのです。

 

江戸時代(1603年~1868年)に「逆さ言葉」が流行りました。

「逆さ言葉」とは言葉を途中で切り、そこで前後を入れ替え逆にしたものです。

その時に「縁起(えんぎ)」が「ぎえん」となり、「ぎえん」が「げん」に変化し、「験」という漢字が当てられたのだそうです。

 

「験」には「仏教の修行や祈祷の効果」や「効き目」という意味があります。

また、「担ぐ」は「気にする」という意味で使われています。

 

ちなみに「縁起」は仏教用語で、真理を表すひとつの言葉で、「因縁生起(いんねんせいき)」を略したものです。

簡単に言うと「すべての存在は、因(原因)と縁(条件)によって成り立つ」という考え方なのですが、一般的には「良いことや悪いことが起るきざしや前兆」という意味で使われています。

 

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験担ぎの方法一覧

験担ぎの方法に以下のようなものがあります。

受験生の方は是非参考にしてみてください。


●トンカツやカツ丼を食べる

カツ=勝つ

 
●五円玉を身に付ける

五円=ご縁=会社や学校などとご縁が結ばれる

 
●試験では五角形の鉛筆を使う

五角形=ごかく=合格

 
●試験前に鶏肉を食べる

鶏肉=とりにく=とりにいく=合格を取りに行く

 
●キットカットを食べる

キットカット=きっと勝つ

 
●イヨカンを食べる

イヨカン=良い予感

 
●レンコンを食べる

レンコンは穴が開いている=将来の見通しがきく

穴が開いている=穴が通っている=試験に通る

 
●おかかのおむすびを食べる

おかか=かつお節=かつお=勝つ

おむすび=結びつける(勝つ・合格に結び付ける)

 
●四つ葉のクローバーを持ち歩く

数が少ない四つ葉のクローバーを見つけると幸運が訪れるといわれており、それを持ち歩くことで良いことに繋がるそうです。

 
●「右足から」を意識する

靴を履くときは右足から、歩き始めるのは右足から、建物に入る時は右足から・・・などなど、大事な日、大事な場面で自分の行動を決めておくという方法です。(右足ではなく左足でも良いです)

 
●不吉な言葉を避ける

受験生にとって不吉といわれる「すべる」「落ちる」などの他に、「自分にはできない」「どうせ負けるから」などのマイナス発言も含まれます。

「言霊(ことだま・言葉に宿ると信じられている霊力)」は発した言葉の通りに力を発揮するので、不吉な言葉は避け、プラスの発言をすると良いそうです。

 
●大事な日には新品の下着を着用する

入学試験や、就職の面接など、新品の下着を着用することで気合いを入れ、実力を発揮できるようにします。

 
 

験担ぎの方法は、人によってさまざまです。

一般的にいわれていることでも、自分ひとりしかやっていないだろうな~というようなことでも、本人が「これは験担ぎだ」と思っているのなら、それはすべて験担ぎです。

験担ぎとは、「これをすれば成功する」「実力を発揮できる」「緊張しない」など、自分の気持ちを高めたり落ち着かせたりするための行動なのです。

験担ぎをして自信を持って行動すれば、良い結果に繋がるということなのでしょうね。

 

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