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母の日の由来や意味とは?日本に広めたのは森永製菓?

      2016/04/01

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みなさん、母の日にはどんなことをしていますか?

カーネーションを贈るのが定番の母の日ですが、日ごろの感謝を込めて手料理を振舞ったり、温泉旅行へ招待したり、この日だけは一切の家事をお父さんと子どもたちが頑張ってみたり、みなさんそれぞれの感謝の伝え方があるようです。

母の日は、子供のころから知っている行事で、大人になってからもお母さんへ感謝の気持ちを伝えている人も多いと思いますが、その由来や意味はご存知ですか?

今回は、母の日について調べて行きましょう!

 

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母の日の由来や意味とは?

 母の日は「お母さんに感謝を伝える日」という意味があります。

日本やアメリカ、ドイツなど多数の国では、5月の第2日曜日が母の日です。

しかし、世界中で母の日の起源が様々あり、日付が異なります。

たとえば、ノルウェーでは2月の第2日曜日ですし、フランスやスウェーデンでは5月の最終日曜日です。

ここでは、日本の母の日の由来について書いていきます。

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日本では、明治時代(1868年~1912年)の末頃にキリスト教の行事として、日本で初めての母の日が行われたといわれています。

大正時代(1912年~1926年)になると、キリスト教関係団体を中心に、教会でのお祝い行事として広まっていきました。

昭和6年(1931年)に、大日本連合婦人会が結成されたのを機に、皇后の誕生日である3月6日を母の日と定めました。

そして、昭和24年(1949年)ごろから、アメリカに倣って5月の第2日曜日が母の日となり、これが一般的になったといわれています。

 

日本の母の日は、アメリカを起源としています。

1905年5月に、アメリカのアンナ・ジャービスという少女の母親が亡くなりました。

アンナは自分を懸命に育ててくれた母を追悼したいと考え、1908年5月の第2日曜日に追悼会を開きました。

そのときアンナは、母の好きだった白いカーネーションを祭壇に飾りました。

このことから、お母さんが亡くなっている場合には白いカーネーションを飾り、お母さんが健在の場合は赤いカーネーションを贈るようになったといわれています。

アンナの行動がアメリカ国民を動かし、1910年にウエストバージニア州で母の日が認定され、1914年にはアメリカ連邦議会が5月の第2日曜日を母の日とする法律を作りました。そして、1915年に世界で初めて、母の日が国民の祝日になりました。

  

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日本に広めたのは森永製菓?

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昭和6年に、大日本連合婦人会が結成されたのを機に、皇后の誕生日である3月6日を母の日と定めましたが、その後も日本ではあまり普及しませんでした。

そこで、昭和11年(1936年)に森永製菓が各団体に協力を呼びかけ「母の日中央委員会」を設立し、翌年昭和12年(1937年)には「母をたたえる歌」を募集し、5月8日に、第1回「森永母の日大会」を豊島園で開催しました。

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このとき、20万人ものお母さんたちが無料で招待され、招待券には豊島園の入場券引換券や、森永のお菓子引換券、福引券などがついており、園内では「母をたたえる式」が行われ、子どもたちと遊具に乗ったりゆっくりしたりと、楽しく過ごすお母さんたちでにぎわったそうです。

その様子が新聞や雑誌で大きく取り上げられ、母の日は日本中へ広がったといわれています。

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世界各地で母の日はありますが、その起源や日付が異なります。

しかし、お母さんへ感謝の気持ちを伝えたい!という心は、どの国も変わらないのでしょう。

2016年の母の日は、5月8日(日)です。

ゴールデンウィークの最終日なので、うっかり忘れてしまわないように早めに準備しておくといいかもしれませんね。

  

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