【2025年】父の日は日本でいつから始まった?起源と由来とは?父の日の一言メッセージ文例

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5月の第2日曜日である母の日は覚えているけれど、父の日っていつだったかな?と、ついつい忘れてしまう人も多いかもしれません。

今回は、父の日が日本でいつから始まったのか、起源や由来など、父の日について解説します。

父の日の一言メッセージの文例も載せていますので参考になさってくださいね!

 

  

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目次

父の日とは?2025年はいつ?

父の日とは、父親に感謝の気持ちを伝える日です。

 

日本の父の日は、毎年6月第3日曜日です。

2025年の父の日は6月15日(日)になります。

 

世界各国で父の日があり、その日付はさまざまです。

 

アメリカ、イギリス、フランス、カナダ、中国などでは日本と同様、6月の第3日曜日が父の日です。

イタリアやスペインなどのカトリック系の国では、3月19日の聖ヨセフの日が父の日です。

オーストラリアやニュージーランドでは、9月の第1日曜日が父の日です。

韓国では、5月8日の「オボイナルの日(父母の日)」が、父の日と母の日になっています。

台湾では、8月8日が父の日です。「パパ」の語呂合わせから来ているそうです。

フィンランドでは、11月の第2日曜日が父の日です。

ロシアでは、「祖国防衛の日」である2月23日が父の日です。父親をはじめとしたすべての男性に感謝する日となっています。

 

日本の父の日の起源と由来とは?

それでは日本の起源や由来はどのようなものでしょうか?

日本の父の日は、アメリカのソノラ・スマート・ドット(ジョン・ブルース・ドット夫人)という女性の行動が起源だといわれています。

ソノラ・スマート・ドット

ソノラ・スマート・ドット

1882 年生まれのソノラは、ワシントン州の田舎で育ち、彼女の父ウィリアムは、農夫として働いていました。

ソノラが16歳のとき母親のエリザベスが6人の子供を残し、亡くなってしまいました。

その後、ソノラの父親が、男手ひとつで子ども6人を育て、生活を支えました。

父親は再婚することなく家事や育児をしながら働き詰めの日々を送り、子どもたちが全員成人した後、亡くなったそうです。

ソノラと父親

その後、ソノラは母の日があることを知り、父親にも感謝する日を作ってほしいと、1909年に牧師協会に嘆願しました。

そして、1910年6月19日に父の日の最初の祝典が開催されました。

最初はソノラの父親の誕生日である6月5日に式典を予定していましたが、準備が間に合わず延期となり、6月19日に開催されそうです。

そして、1910年6月19日が第3日曜日だったことから、父の日はそのまま「6月第3日曜日」ということで定着したそうです。

ウッドロウ・ウィルソン大統領

ウッドロウ・ウィルソン大統領

その後、1916年にアメリカ合衆国第28代大統領ウッドロウ・ウィルソンが父の日を正式に定めるよう働きかけましたが、議会から十分な支持を得ることができなかったそうです。

ウッドロウ・ウィルソン大統領はこの2年前の1914年に「母の日」を正式に定めた人物です。

父の日が正式に定められられたのは、1966年で、第36代大統領リンドン・ジョンソンが、6月の第3日曜日を父の日とする大統領令に署名しました。

さらに、1972年には第37代大統領のリチャード・ニクソンによって父の日は国民の祝日となりました。

 

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父の日は日本でいつから始まった?

happy fathers day

「父の日」は、昭和25年(1950年)ごろにアメリカから日本へ伝わったそうです。

すでに50年以上前の明治時代(1868年~1912年)の末に伝わった「母の日」はすでに日本中に広まっていました。

関連:【2025年】母の日はいつから日本に広まった?由来は森永製菓!なぜカーネーション?

 

しかし、このとき「父の日」は、あまり浸透しなかったようです。

日本に父の日が一般に浸透したのは昭和56年(1981年)に「日本ファーザーズ・デイ委員会」が設立されてからといわれています。

ベストファーザー賞

「日本ファーザーズ・デイ委員会」は、父の日を国民的な行事として広めることを目的とした団体です。

毎年お父さんの似顔絵や作文コンクールを開催したり、ベスト・ファーザー賞を認定するなどして父の日を盛り上げることで日本にも浸透していきました。

 

外部リンク:日本ファーザーズ・デイ委員会 ホームページ

父親にプレゼントを渡す女の子

 

また、1980年代にデパートなどが、母の日と同様に販売戦略として父の日をイベント化し、プレゼントを贈るようになったことも日本各地に広まるきっかけとなったといわれています。

母の日が明治時代(1868年~1912年)末頃に日本で初めて行われ、昭和24年(1949年)ごろから一般的な行事となったことを考えると、父の日の歴史は母の日よりも30年ほど後に定着したことになりますね。

 

父の日には何をする?

母の日といえば、カーネーションを贈りますよね。

母親が健在ならば赤いカーネーション、亡くなっている場合は白いカーネーションを贈ることが定着していますが、父の日は黄色いバラを贈る人が多いようですよ。

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まず、なぜバラを贈るのかというと、ソノラが父の日に父親の墓前に白いバラを供えたことが由来しています。

そのため、アメリカでは父親が健在ならば赤いバラ、亡くなっている場合は白いバラと、母の日のカーネーションと同じ色分けになっています。

 

日本ではバラの色には特に意味や決まりがあるわけではありません。

しかし、ではなぜ黄色いバラを贈る人が多いのでしょうか?

それは、「日本ファーザーズ・デイ委員会」が開催している「父の日黄色いリボンキャンペーン」の影響が大きいといわれています。

「父の日黄色いリボンキャンペーン」では、毎年「ベスト・ファーザーイエローリボン賞」として、「素敵なお父さん」が著名人の中から選ばれます。

そのイメージカラーが黄色であることから、父の日に黄色いバラを贈ったり、贈り物に黄色いリボンをつけることが多いのです。

 

黄色は幸福や信頼、愛や尊敬などの象徴の色であることから、父の日のイメージカラーとして選ばれたそうです。

 

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父の日の一言メッセージ文例

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父の日に黄色いバラや、プレゼントを贈る際に手紙やメッセージカードを添えると、お父さんがさらに喜んでくれますよ!

一言メッセージの文例をいくつかご紹介します。

●「お父さん、いつも気にかけてくれてありがとう!」

 

●「お父さん、いつまでも元気で長生きしてね」

 

●「優しいお父さんのことが、家族みんな大好きです」

 

●「いつもありがとう。体に気を付けてお仕事頑張ってね」

 

●「お父さんのようなかっこいい大人になるよう、がんばります!」

 

●「いつも家族のために働いてくれてありがとう」

 

●「お仕事が忙しそうだけど、大丈夫ですか?たまにはゆっくり休んでくださいね」

 

●「子どもが生まれて初めてお父さんの大変さがわかりました。これからも頼りにしていますよ!」

 

●「面と向かって伝えるのは照れくさいけれど、いつも感謝しています」

 

●「社会人になって働く大変さを知りました。これから親孝行させてくださいね!」

 

●「大好きなお父さん、また一緒にキャンプに行こうね!」

 

●「日ごろの感謝の気持ちを込めて、〇〇を贈ります」

 

●「お酒が好きなお父さんに心ばかりのプレゼントです。飲みすぎには注意してね」

 

●「家族のことを大事にしてくれてありがとうございます」

 

●「私にとって自慢のお父さんに、〇〇を贈ります。使ってくださいね!」

 

●「お父さんが好きなお料理をみんなで作りました。今日はたくさん食べて飲んで騒ぎましょうね!」

 

●「僕たち兄弟をいつも見守ってくれてありがとう」

 

●「お母さんといつまでも仲良く、楽しく元気に長生きしてくださいね」

 

●「素敵なお父さんの子どもに生まれて幸せです!」

 

●「これからたくさん親孝行するから、長生きしてくださいね」

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家族のために日々頑張ってくれているのは、お父さんもお母さんも同じなのですが、お父さんが働いている姿を子どもたちが見ることは少ないです。

そのせいか、母の日と比べると父の日は少し影が薄い感じがします。

家族のために頑張っているのは、お父さんもお母さんも同じです。

父の日にはぜひ、日ごろの感謝を伝えてみてくださいね。

 

関連:【2025年】母の日はいつから日本に広まった?由来は森永製菓!なぜカーネーション?

 

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