日本文化研究ブログ  Japan Culture Lab

ジャパン カルチャー ラボ 日本の文化の疑問を簡単にわかりやすく説明します。

*

「鬼宿日」2017年はいつ?意味とは?結婚や入籍、結納はどうなの?

      2017/08/12

カレンダーには、日付を表す数字や曜日だけではなく、いろいろな情報が載っていますよね。

一般的によく見聞きするのは「大安」や「仏滅」などの「六曜」、宝くじ売り場で幟(のぼり)を時々見かける「一粒万倍日」が有名なのではないでしょうか?

では「鬼宿日」はいかがでしょうか?

「鬼」という文字が使われているので、なんとなく怖かったり、不安だったり、良くないイメージを抱いてしまいますが・・・

今回は、鬼宿日についていろいろ調べてみましょう!

スポンサードリンク


鬼宿日の意味とは?

読み方は「きしゅくび」または「きしゅくにち」です。

鬼宿日は「二十八宿(にじゅうはっしゅく)」「鬼宿」にあたる日のことです。


 

二十八宿とは、天球(てんきゅう・地球を中心として惑星や恒星の位置を表した球体のこと)を西から東に、月が地球を一周する間に通過する28個の星座のことです。

中国の周(しゅう・紀元前1046年ごろ~紀元前256年)の時代が起源といわれ、天文学のために用いられていました。

その後中国からインドへ伝わり、インドで吉凶を知るために用いられ、唐(とう・618年~907年)の時代に中国へ逆輸入され、日本にも「宿曜経(すくようきょう)」として伝わってきました。

鬼宿日は鬼が宿にいて、外を出歩かないといわれ、鬼に邪魔をされず、何事をするにも良い吉日とされています。

 


 

なぜ鬼宿日が吉日なのかというと、お釈迦様が生まれた日が鬼宿日だったからという説が有力です。

そのため、二十八宿の中では最上の吉日が鬼宿日といわれています。

お釈迦様は一般的に旧暦4月8日に生まれたといわれており、日本では新暦にそのまま当てはめて4月8日に灌仏会(かんぶつえ・お釈迦様の誕生を祝う行事)が行われていますが、インドでは旧暦4月15日に生まれたといわれています。

旧暦は月の周期が28日間ですから、4月15日の鬼宿日は28日後にまた巡って来ることになります。それで毎月15日が鬼宿日として定着しました。

鬼宿は、和名で魂緒の星(たまおのほし)、魂讃星(たまほめぼし)といい、距星(きょせい・二十八宿の各宿の基準となる星)は、かに座θ星です。

二十八宿は、その日の吉凶を知るだけではなく、生年月日を当てはめて占いに用いることもあります。

2017年はいつ?

2017年の鬼宿日は以下のとおりです。

1月13日(金)

2月10日(金)

3月10日(金)

4月7日(金)

5月5日(金)

6月2日(金)、6月30日(金)

7月28日(金)

8月25日(金)

9月22日(金)

10月20日(金)

11月17日(金)

12月15日(金)

 

スポンサードリンク


結婚や入籍、結納はどうなの?

鬼宿日は、何事をするにも良い吉日とされていますので、宝くじ購入や新しい財布を使い始めるなど金運に関連する行動を取るものいいでしょう。

但し、結婚や入籍、結納など婚礼関係だけは凶です。

気になる場合は、お見合いなど婚姻に繋がることも避けたほうがいいでしょう。

七五三と鬼宿日の意外な関係とは?

七五三は、もともと11月の吉日を選んで行われていました。

日付が11月15日に固定されたのは江戸時代(1603年~1868年)の中期頃といわれており、三代将軍家光が、後の五代将軍綱吉が病弱なことを心配し、無事の成長を祈るために鬼宿日である11月15日を選んで七五三の儀式を行いました。

これが庶民にも広まり、七五三は毎年11月15日に固定され、新暦でもそのまま11月15日で引き継がれています。


英語で何ていうの?

鬼宿日を英語にすると「day of the ghost」になりますが、これだけで鬼宿日を英語圏の人に伝えるのは難しいようです。

ghostは「幽霊」や「怨霊」という意味があります。

「鬼」を英語にすると「恐ろしいもの」という意味の「ogre」が一番伝わりやすいので「day of the ogre」と言うこともできます。

鬼宿日も、六曜と一緒で、科学的根拠はなく迷信といわれています。

気にしない人は全く気にしませんが、そのせいで悪いことが起ることもありません。

二十八宿と六曜だけではなく、その日が良いのか悪いのかを表す言葉はたくさんありますので、あまりこだわりすぎるとなにもできなくなるかもしれません。

より良い日を選ぶためのひとつの考え方・・・と思うといいかもしれませんね。

スポンサードリンク


おすすめの記事と広告

 - 10月, 11月, 12月, 1月, 2月, 3月, 4月, 5月, 6月, 7月, 8月, 9月, 未分類