日本文化研究ブログ Japan Culture Lab

ジャパン カルチャー ラボ 日本の文化の疑問を簡単にわかりやすく説明します。

*

きんぴらごぼうの「きんぴら」の語源と意味とは?なぜきんぴらなの?

      2018/11/13

和食のおかずとして大活躍の「きんぴらごぼう」はとても美味しいですよね!

でも・・・ごぼう以外のれんこんや人参、こんにゃくやピーマン、アスパラガスやズッキーニを「きんぴら」にすることもあります。

では「きんぴら」とは、どういった意味があるのでしょう?

今回は「きんぴら」の語源と意味について調べてみました。

 

スポンサードリンク


きんぴらごぼうの語源と意味とは?

「きんぴら」とは、細切りにした食材を、醤油や砂糖、みりんなどで甘辛く炒めた料理のことです。

ごぼうやさつまいも、れんこん、人参など、根菜を用いることが多いですが、こんにゃくのように根菜以外の食材を用いることもあり、アスパラガスやズッキーニ、パプリカ、セロリなどなど、どのような食材でも、細切りにして醤油や砂糖、みりんなどで甘辛く炒めた料理を「きんぴら」と呼びます。

「きんぴら」は漢字で「金平」と書きます。

「きんぴら」の由来は、昔話の「まさかりかついで金太郎〜♪」で有名な金太郎の息子の名前だといわれています。

金太郎は実在の人物で本名は「坂田金時(さかたきんとき)」といい、金太郎は幼名です。

そして、その息子とされる人物の名前が「坂田金平(さかたきんぴら)」です。

しかし、坂田金平は、金太郎の息子という設定で、浄瑠璃や歌舞伎の中で登場する架空の人物です。

 

スポンサードリンク


どうしてきんぴらって言うの?


 

江戸時代に、人形浄瑠璃の「金平浄瑠璃(きんぴらじょうるり)」が流行しました。

金平浄瑠璃は、源頼光の甥である源頼義(みなもとのよりよし・平安時代中期の武将)が坂田金平たちと京の平和を守るお話で、金平は父親譲りの力強さと勇ましさ、並外れた豪傑ぶりで大活躍します。

また、「金平浄瑠璃」からヒントを得て作られたといわれる、歌舞伎の「金平六条通(きんぴらろくじょうがよい)」でも、金平は力強く勇ましく超人的な人物として描かれ、大活躍するそうです。その金平を演じた役者の髪型が、ごぼうの細切りに似ていたことから「きんぴらごぼう」と呼ばれるようになったという説があります。

他に、江戸時代、ごぼうを食べると元気が出たり、食感がしっかりしており、精が付くと考えられていたため、「金平ごぼう」と呼ばれるようになったという説もあります。これは坂田金平のイメージから、強いものや頑丈なものを「金平〇〇」と呼ぶようになったからだ言われています。

例えば接着力が強い「金平糊(きんぴらのり)」や頑丈な「金平足袋(きんぴらたび)」などがあります。

そして、最初はごぼうを細切りにして甘辛く炒めた料理を「きんぴらごぼう」と呼んでいましたが、次第にごぼう以外の食材でも、同じ調理方法のものを「きんぴら」と呼ぶようになっていったのです。

きんぴらごぼうの語源に、金太郎の息子が関係していたのですね。

どんな食材でも、細切りにして甘辛く炒めた料理は「きんぴら」ということなので、いろいろな食材で試してみるのも楽しいかもしれません。

大根やカブ、人参、サツマイモなどの皮を剥くときに厚めに剥き、きんぴらにしている人も多いようです。

そうすると、本来捨てるはずの皮が食材となり、食卓に一品増えることになるので嬉しいですよね!

 

スポンサードリンク

おすすめの記事と広告

 - 未分類