ゴールデンウィークはどのように過ごしますか?
ちょっと遠くまで旅行したり、イベントに参加するという方もいらっしゃるかもしれません。
ゴールデンウィークを構成する祝日のひとつに「みどりの日」があります。
今回はみどりの日について解説いたします。
2025年の無料イベントについてもいくつか載せておきますね。
2025年のみどりの日はいつ?
みどりの日は毎年5月4日です。
2025年は5月4日(日)です。
みどりの日の意味と由来とは?
もともと「みどりの日」は、平成元年(1989年)~平成17年(2005年)までは4月29日でした。
そして、さらに前年の昭和63年(1988年)4月29日までは「天皇誕生日」という祝日で、昭和天皇の誕生日でした。
昭和天皇が崩御されたあと4月29日は祝日として残るはずではなかったのですが、ゴールデンウィークの一角を構成する、4月29日の祝日を廃止することによる国民生活への影響が懸念されたため「みどりの日」という祝日として存続することになったのです。
「みどりの日」という名前は、昭和天皇が自然をこよなく愛され、生物学者としてもご活躍されたことが由来で「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨としいます。
その後、昭和という激動の時代を忘れないために4月29日を「昭和の日」としようという国民の強い要望もあり、平成17年(2005年)の祝日法改正により、4月29日は「昭和の日」となり、「みどりの日」は5月4日に移動しました。
みどりの日が移動した5月4日は、祝日法改正によって、昭和61年(1986年)から「国民の休日」になっていました。
「国民の休日」とは、祝日と祝日に挟まれる平日を休日とするもので、5月3日(憲法記念日)と5月5日(こどもの日)に挟まれている5月4日は休日だったのです。
そこに「みどりの日」が移動したことで祝日になったのですね。
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2025年「みどりの日」無料イベント情報
みどりの日は「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨としていることから、日本各地で自然にしたしむイベントが行われたり、国公立の動物園や公園、植物園などが入園無料になったりします。
2025年の入園無料施設をいくつかご紹介します。
※下記は2024年の情報です。2025年は分かり次第更新いたします。
関東
東京都内は多くの場所で入園無料になります。
北海道
兵庫県
福岡県
佐賀県
「みどりの日」は祝日と祝日の間に挟まれており連休になるので、イベントに参加したり、入園無料の動物園や公園で楽しむのもいいですね。
普段、自然と触れ合うことの少ない環境で生活している方は、少し足を伸ばしてみどり豊かな土地まで行くのも、心身ともにリフレッシュできていいかもしれませんよ!
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