耳の日が3月3日の理由と由来とは?2025年各地のイベント情報

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耳の日

「耳の日」は、語呂合わせで「3月3日」とすぐに答えられる人は多いと思いますが、語呂合わせ以外の由来もあります。

今回は「耳の日」がなぜ3月3日なのか、その由来を解説します。

「耳の日」のイベント情報も載せていますので、参考にしくださいね。

 

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目次

耳の日が3月3日の理由とその由来

「耳の日」は、難聴と言語障害を持つ人々の悩みを少しでも解決したいという社会福祉への願いから始められたもので、昭和31年(1956年)に社団法人日本耳鼻咽喉科学会の提案により制定されましました。

 

3月3日の理由は以下のとおりです。

●「3(み)月3(み)日」という語呂合わせ

 

●「3」が耳の形に似ていること

 

●アレクサンダー・グラハム・ベルの誕生日であること

アレクサンダー・グラハム・ベル

アレクサンダー・グラハム・ベル

アレクサンダー・グラハム・ベル(1847年~1922年)については、電話の発明者として有名ですが、ろう教育に力を注いだことでも有名です。

「ろう」とは聴覚障害のひとつで、生まれつき耳が聞こえなかったり、言語を聞いて身に付ける幼少期に聴力を失った人のことを「ろう者」と呼びます。

 

ベルの母親は難聴者であり、妻も聴覚障害者でした。

当時は、多くの聴覚障害者が話すことを諦めていましたが、ベルは音声研究を続け、口話法の指導をしました。

聾学校の生徒と先生

聾学校の生徒と先生

口話法とは、口の形を目で見て覚え発音し、音声による会話ができるようにするものです。

ベルの妻は聴覚障害があるとはわからないほど流暢に会話をすることができたそうです。

しかし当時は、聴覚障害は克服すべきという考え方の元、手話を使わないように手を縛るなどして口話法を強制的に訓練したため、手話教育に反対していたベルのことを否定的に評価する人もいます。

 

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2025年「耳の日」各地のイベント情報

 

「耳の日」には、難聴で悩んでいる方々の相談や、一般の人にも耳の病気のことを知ってもらったり、健康な耳の大切さを知ってもらうためのイベントを各都道府県ごとに開催していますのでいくつかご紹介します。

※下記は2024年の情報です。2025年は分かり次第更新いたします。

 

第53回耳の日記念文化祭 東京都

日時:
2024年2月24日(土)12:00~17:00、2月25日(日)10:00~15:00

場所:
東京都障害者福祉会館

参加料:
1日500円

 

外部リンク:耳の日イベント

 

耳の日の講演会・相談会 兵庫県

日時:
2024年3月3日(日)13:00~16:00

場所:
神戸市中央区文化センター 多目的ルーム

参加料:
無料です。事前申し込みが必要です。

 

外部リンク:耳の日講演会・相談会

 

福井大学医学部附属病院 「耳の日イベント」

日時:
2024年3月9日(土)14:30~16:30

場所:
フェニックス・プラザ(福井市民福祉会館)3F 多目的ルーム

参加料:
無料です。事前申し込みが必要です。

 

外部リンク:福井大学医学部附属病院 「耳の日イベント」

 

第5回京都府耳のことフェスタ 京都府

日時:
2024年3月10日(日)11:00~15:00

場所:
南丹市八木市民センター「iスタやぎ」

参加料:
無料です。

 

外部リンク:第5回京都府耳のことフェスタ

 

 

今回、紹介した「耳の日」のイベントはごく一部です。

2月~3月の期間中、各都道府県ごとにイベントが開催され、無料相談なども行っていますので、詳しくは日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会へ直接お問い合わせください。

外部リンク:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会|耳の日

 

 

3月3日はひな祭りの他にも「耳の日」でもあるのですね。

耳が健康な人は、普段は耳の事をあまり考えないかもしれませんが、「耳の日」には耳の大切さを感じ、耳の病気や聴覚障害について知るきっかけになると良いですね。

 

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