【読めたらすごい!】同じ漢字を使う難読漢字の読み方と意味

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同じ漢字を使う難読漢字

漢字ひとつなら簡単に読めても「度度」「偶偶」「限限」「区区」「寸寸」「態態」など同じ漢字を2つ繰り返すと急に読めなくなってしまいますよね。

今回はそんな同じ漢字を2つ繰り返す難読漢字の読み方と意味、例文をご紹介します!

あなたは全部読めるでしょうか?

 

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目次

同じ漢字を使う難読漢字の読み方と意味

答えがわからないように、最初に意味と例文を紹介し、そのあとにスペースを開け、読み方を書いています。

少しずつ下にスクロールさせながら読んで下さいね!

あとに行くほど難易度が上がっていきます。

 

粘粘

納豆が糸を引いている様子

意味:粘り気があることです。また、粘って物にくっつきやすい様子です。

例文:「納豆が粘粘している」

 

 

 

読み方:ねばねば

 

艶艶

洗車をする男性

意味:光沢があって美しい様子です。

例文:「洗車を終えたばかりの愛車は艶艶している」

 

 

 

読み方:つやつや

 

我利我利

アイスを食べる猫

意味:堅い物をかみ砕いたり引っかいたりするときの音です。

例文:「氷を我利我利とかじるのが癖になっている」

 

 

 

読み方:がりがり

 

云云

 

意味:

引用した言葉や文章を途中で切って、後の部分を省略する場合に用いる言葉です。

また、言葉にしにくい物事を濁すときにも使います。

 

例文:

省略する場合「部下が急遽不参加なのは、家庭の事情云云と」

濁す場合「お金云云ではなく、あなたの本音を教えてほしい」

 

 

 

 

読み方:うんぬん

 

滑滑

自分のほっぺを撫でる女性

2つの読み方があり、意味が違います。

 

意味①:物の表面の手ざわりがなめらかでざらつきのない様子をいいます。

例文:「みんなが触る柱は滑滑している」

 

 

 

読み方①:すべすべ

 

 

意味②:やわらかくなめらかで感触のよくない様子をいいます。

例文:「滑滑しているなめこは、味噌汁に入れるのが好きだ」

 

 

 

読み方②:ぬめぬめ

 

 

燦燦

太陽が燦燦と輝く様子

意味:太陽などが明るく光り輝く様子をいいます。

例文:「日の光が燦燦と降り注ぐ場所」

 

 

 

読み方:さんさん

 

度度

 

意味:出来事や行為が何度も繰り返されることです。

例文:「この場所には度度訪れています」

 

 

 

読み方:たびたび

 

苛苛

苛苛する男性

意味:思いどおりにならなかったり不快なことがあったりして、神経が高ぶる様子です。

例文:「遅刻したのに謝らず言い訳ばかりする妹に苛苛する」

 

 

 

読み方:いらいら

 

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偶偶

偶然ばったり出会った友達

意味:意図していなかったのにそうなったこと、思いがけないことです。

例文:「友人と駅前で偶偶会ったので一緒に会場まで行くことにした」

「会会」「適適」と書く場合もあります。

 

 

 

読み方:たまたま

 

 

騒騒

転校生を紹介している様子

 

意味:落ち着きがなく騒がしい様子です。

例文:「転校生が来たので教室が騒騒している」

 

 

 

読み方:ざわざわ

 

何時何時

車と男の子がぶつかりそうになる様子

 

意味:「いつ」を強めた言葉です。

例文:「何時何時交通事故に遭うかわからないよ」

 

 

 

読み方:いつなんどき

 

限限

締まりそうなドアに飛び込む男性

意味:それを限度として、それ以上またそれ以外には余地のないことです。また、その様子をいいます。

例文:「電車が遅れて待ち合わせ時間に限限で到着した」

 

 

 

読み方:ぎりぎり

 

区区

意見が分かれる様子

 

意味:物事や意見などがそれぞれ違うことです。また、その様子をいいます。

例文:「みんなの意見が区区で会議が進まない」

 

 

 

読み方:まちまち

 

鈍鈍

ゆっくり歩く亀

意味:動きが鈍く(にぶく)ゆっくりとしている様子です。

例文:「渋滞しているから車が鈍鈍進んでいる」

 

 

 

読み方:のろのろ

 

飄飄

 

複数の意味があります。

 

意味①:風が吹く様子や、風に吹かれてひらひらと向きを変える様子です。

例文:「飄飄と吹く風がカーテンを揺らしている」

 

意味②:とらえどころがない様子、考えや行動が普通とかけ離れている様子です。

例文:「飄飄としている彼は昔から好感度が高い」

 

意味③:足元がふらついている様子、目的もなくふらふらと行く様子です。

例文:「彼は今日もまた飄飄と街をさまよい歩いている」

 

 

 

読み方:ひょうひょう

 

染染

一人でご飯を食べる女性

意味:心の底から深く感じる様子、心に深くしみ入る様子です。

例文:「一人暮らしを始めたら親のありがたさを染染感じる」

「沁沁」と書く場合もあります。

 

 

 

読み方:しみじみ

 

寸寸

紙を切り裂く女性

意味:細かく切り裂かれた様子です。

例文:「気に入っていた洋服を寸寸にされてしまった」

 

 

 

読み方:ずたずた

 

怖怖

怖怖する男性

 

意味:怖がってためらいながら物事を行う様子です。

例文:「校則違反をしたことがバレて先生に呼び出されたので、怖怖と職員室へ向かう」

 

 

 

読み方:おずおず

 

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態態

電話をする女性

意味:通常ならそこまでしなくてもいいことを行う様子をいいます。

例文:「態態お電話を下さりありがとうございます」

 

 

 

読み方:わざわざ

 

忙忙

忙しい女性

 

意味:忙しくて落ち着かない様子です。

例文:「彼女はいつも忙忙している」

 

 

 

読み方:せわせわ

 

総総

毛の長いウサギ

意味:たくさん集まって垂れ下がっている様子です。

例文:「我が家のうさぎは毛が総総していてとってもかわいい」

 

 

 

読み方:ふさふさ

「房房」と書く場合もあります。

 

侃侃

会議の様子

意味:気性が強く信念を曲げない様子です。

「侃侃諤諤」という四字熟語として使うのが一般的です。

「侃侃」は気性が強く信念を曲げない様子、「諤諤」ははばかることなくありのままを正しく発言する様子で、「侃侃諤諤」は率直に言いあう活発な議論を指します。

 

例文:「会議室では重役たちが侃侃諤諤の議論を繰り広げている」

 

 

 

読み方:かんかん

侃侃諤諤の読み方は「かんかんがくがく」です。

 

兀兀

勉強する女の子

意味:地道に働く様子、着実に物事を行う様子をいいます。

例文:「将来のために毎日兀兀と勉強をしている」

矻矻と書く場合もあります。

 

 

 

読み方:こつこつ

 

戦戦

震える女性

意味:恐怖、怒り、寒さ、興奮などで体が震える様子です。

例文:「大勢の敵を前にして、両手が戦戦と震える」

 

 

 

読み方:わなわな

 

予予

 

意味:以前から、かねてからという意味です。

例文:「お噂は予予、娘から伺っておりました」

 

 

 

読み方:かねがね

 

孑孑

孑孑が湧いている水たまり

意味:蚊の幼虫です。

例文「水たまりに孑孑が湧いている。」

 

 

 

読み方:ボウフラ

 

点点

 

意味:ゆっくり物事にとりかかる様子や、ある事態に近づく様子です。

例文:「点点作業に取り掛かろう」

 

 

 

読み方:ぼちぼち

 

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恢恢

 

意味:大きく広く包み入れる様子、ゆったりとしている様子です。

例文:「天網(てんもう)恢恢・天網恢々」という四字熟語として使うのが一般的です。

「天網恢恢疎にして漏らさず(てんもう〇〇そにしてもらさず)」の略で、天の網は広く、その目は粗いようだが決して漏らすことはなく捕らえられるという意味です。

つまり、悪いことをしたら必ず捕らえられ天罰が下るという意味です。

 

 

 

読み方:かいかい

 

努努

 

2つの意味があります。

 

意味①:禁止をあらわす言葉をともなって「決して」「断じて」という意味で使います。

例文:「努努忘れるな」「努努怠るな」

 

意味②:打消しを表す言葉をともなって「少しも」「まったく」という意味で使います。

例文:「努努考えもしなかった」「努努疑いもしなかった」

 

 

 

読み方:ゆめゆめ

 

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戛戛

歩いている様子

意味:堅い物がぶつかる音、堅い物同士がぶつかり合う音です。

例文:「戛戛と靴音を響かせながら歩く」

 

 

 

読み方:かつかつ

 

寥寥

寥寥とした荒野

2つの意味があります。

 

意味①:ひっそりとしてもの寂しい様子です。

例文:「寥寥とした荒野」

 

意味②:数が少ない様子です。

例文:「出席者は寥寥たるものでした」

 

 

 

読み方:りょうりょう

 

藹藹

和気藹藹とした様子2つの意味があります。

 

意味①:草木がこんもりと茂っている様子です。

例文:「藹藹とした森林」

 

意味②:穏やかな様子、静かで落ち着いている様子です。

例文:「和気(わき)藹藹・和気藹々」という四字熟語として使うのが一般的です。

「和気」は和やかな気分、のどかな気分という意味があり、「和気藹藹」は安らかでやわらかい気分が満ち溢れている様子です。

 

 

 

読み方:あいあい

 

潸潸

雨が降る様子

2つの意味があります。

 

意味①:雨が降る様子です。

例文:「外に出たら雨が潸潸と降っていた」

 

意味②:しきりに涙が流れる様子です。

例文:「母が涙を潸潸と流していた」

 

 

 

読み方:さんさん

 

皚皚

雪で一面が真っ白な様子

意味:霜や雪などで一面が真っ白な様子です。

例文:「皚皚たる雪原に立つ」

 

 

 

読み方:がいがい

 

滔滔

おしゃべりをする男女

2つの意味があります。

 

意味①:水がとどまることなく流れている様子です。

例文:「目の前では大きな川が滔滔と流れている」

 

意味②:次から次へとよどみなく話す様子です。

例文:「友人は自分の好きなジャンルについては何時間でも滔滔と話すことができる」

 

 

 

読み方:とうとう

 

潺潺

さらさらと流れる小川

意味:浅い川などの水がさらさらと流れる様子です。

例文:「通学路の川が潺潺と流れている」

 

 

 

読み方:せんせん

 

悒悒

心が晴れない様子の女性

意味:気がふさいで心が晴れない様子です。

例文:「悒悒した表情で考え込んでいる」

 

 

 

読み方:ゆうゆう

 

磊磊

心が広い女性

2つの意味があります。

 

意味①:多くの石が積み重なっている様子です。

例文:「磊磊たる石塊(せっかい・石のかたまり)」

 

意味②:心が広い様子です。

例文:「磊磊とした人物」

 

また、「磊磊落落(らいらいらくらく)」という四字熟語として使うのが一般的です。

「磊磊落落」は、心が大きく、些細なことにこだわらない様子です。

「磊落(らいらく)」が、度量が広く小さなことにこだわらないという意味で、それを重ねることで意味を強調しています。

 

 

 

読み方:らいらい

 

縷縷

涙を流すクマ

2つの意味があります。

 

意味①:細く耐えずに続く様子です。

例文:「涙が縷縷としてこぼれ落ちる」

 

意味②:こまごまと詳しく述べる様子です。

例文:「先輩が仕事内容について縷縷として語っている」

 

 

 

読み方:るる

 

 

 

同じ漢字を使う難読漢字、いかがでしたか?

日常会話でなにげなく使っている言葉もあったと思いますが、漢字にすると案外わからないものも多かったのではないでしょうか。

ひとつだけなら簡単な漢字でも、同じ漢字を繰り返すと途端に読めなくなってしまうのは、日本語の不思議で面白いところかもしれません。

 

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