休日といえば、土曜日、日曜日、祝日がありますよね。
その他に、お盆休みや夏季休暇、年末年始休暇など、学校や仕事が休みになる日はいろいろあります。
そして、休日が一年間に何日あるのかは、所属している団体(会社、学校など)によって異なります。
今回は、2026年(令和8年)の年間休日日数についてご紹介します。
年間休日の意味・定義とは?
年間休日とは、会社・企業ごとに決まっている一年間の休日のことです。
カレンダー通りの休日が当てはまる会社・企業もあれば、職種によっては当てはまらないこともあります。
休日が規則的、不規則的、どのような場合も、一年間の休日の合計を「年間休日」といいます。
労働基準法35条1項により、使用者は労働者に、毎週少なくとも1回の休日を与えなければならないという決まりはありますが、「年間休日は〇〇日以上」などと決められているわけではないので、その日数は会社・企業によって異なりますが、基本的に次の3つを足したものになります。
①土日祝日
②年末年始休暇
③お盆休み
有給休暇や忌引き休暇など、個人的なお休みは含めないのが一般的です。
また、年間休日の起算日は特に決まりはありませんので、
- 「1月1日を起算日とした場合」
- 「4月1日を起算日とした場合」
の二通りについてご紹介します。
1月1日を起算日とした場合の年間休日
①2026年の土日祝日の日数は?
(土日に重なった祝日は赤文字にしています)
・1月1日(木) 元日
・1月12日(月) 成人の日
・2月11日(水) 建国記念の日
・2月23日(月) 天皇誕生日
・3月20日(金) 春分の日
・4月29日(水) 昭和の日
・5月3日(日) 憲法記念日
・5月4日(月) みどりの日
・5月5日(火) こどもの日
・5月6日(水) 振替休日
・7月20日(月) 海の日
・8月11日(火) 山の日
・9月21日(月) 敬老の日
・9月22日(火) 国民の休日
・9月23日(水) 秋分の日
・10月12日(月) スポーツの日
・11月3日(火) 文化の日
・11月23日(月) 勤労感謝の日
上記のとおり祝日・振替休日は18日、土日に重ならないのは17日です。
2026年の土日は104日なので17日を加算すると土日祝日は121日になります。
②2026年の年末年始休暇の日数は?
官公庁や、多くの会社・企業が12月29日~1月3日を年末年始休暇にしていますので、ここではその日数を数えます。
・2026年1月1日(木)~1月3日(土)=3日
・2026年12月29日(火)~12月31日(木)=3日
合計6日です。
6日の内1日は元日と、1日は土曜日と重なるため4日間になります。
③2026年のお盆休みの日数は?
一般的なお盆休みは8月13日(木)~8月16日(日)=4日
4日の内2日間は土日と重なるため2日となります。
国家公務員の場合はお盆休みというものはなく、夏の間に取得する夏季休暇が3日間あります。
地方公務員の場合もお盆休みというものはなく、その日数は自治体によって異なり、平均して3日~5日ほど休みを取っているようです。
【結論】2026年の年間休日の日数は?(①+②+③) 起算日:1月1日
国家公務員の年間休日
土日祝日121日+年末年始休暇4日+夏季休暇3日=128日
地方公務員の年間休日
土日祝日121日+年末年始休暇4日+夏季休暇3~5日程度=128日~130日程度
完全週休二日制の一般的な会社・企業の年間休日
土日祝日121日+年末年始休暇4日+お盆休み2日=127日
上記の計算は完全週休二日制の場合を元に計算しています。
完全週休二日制とは一週間に必ず2日の休みがあることをいいます。
職種によっては週休二日制(1ヶ月の間に週2日の休みがある週が1度以上のこと)や日曜日のみお休みの場合もあると思います。
そこでお休みが日曜日と祝日、年末年始休暇、お盆休みだけの会社を想定して計算してみると
2026年の日曜日は52日です。
また、祝日・振替休日18日のうち、日曜日に重ならないのは17日です。
52日に17日を加算すると日祝日は69日になります。
よって、
休みが日曜日だけの一般的な会社・企業の年間休日
日祝日69日+年末年始休暇4日+お盆休み2日=75日
4月1日を起算日とした場合の年間休日
①2026年度(令和8年度)の土日祝日の日数は?
(土日に重なった祝日は赤文字にしています)
2026年(令和7年)
・4月29日(水) 昭和の日
・5月3日(日) 憲法記念日
・5月4日(月) みどりの日
・5月5日(火) こどもの日
・5月6日(水) 振替休日
・7月20日(月) 海の日
・8月11日(火) 山の日
・9月21日(月) 敬老の日
・9月22日(火) 国民の休日
・9月23日(水) 秋分の日
・10月12日(月) スポーツの日
・11月3日(火) 文化の日
・11月23日(月) 勤労感謝の日
2027年(令和9年)
・1月1日(金) 元日
・1月11日(月) 成人の日
・2月11日(木) 建国記念の日
・2月23日(火) 天皇誕生日
・3月21日(日) 春分の日
・3月22日(月) 振替休日
上記のとおり祝日・振替休日は19日、土日に重ならないのは17日です。
2026年度の土日は104日なので17日を加算すると土日祝日は121日になります。
②2026年度(令和8年度)の年末年始休暇の日数は?
官公庁や、多くの会社・企業が12月29日~1月3日を年末年始休暇にしていますので、ここではその日数を数えます。
2026年12月29日(火)~2027年1月3日(日)=6日
6日の内1日は元日、2日間は土曜日と重なるため3日間になります。
③2026年度(令和8年度)のお盆休みの日数は?
一般的なお盆休みは8月13日(木)~8月16日(日)=4日
4日の内、2日間は土日と重なるため2日となります。
国家公務員の場合はお盆休みというものはなく、夏の間に取得する夏季休暇が3日間あります。
地方公務員の場合もお盆休みというものはなく、その日数は自治体によって異なり、平均して3日~5日ほど休みを取っているようです。
【結論】2026年度の年間休日の日数は?(①+②+③) 起算日:4月1日
国家公務員の年間休日
土日祝日121日+年末年始休暇3日+夏季休暇3日=127日
地方公務員の年間休日
土日祝日121日+年末年始休暇3日+夏季休暇3~5日程度=127日~129日程度
完全週休二日制の一般的な会社・企業の年間休日
土日祝日121日+年末年始休暇3日+お盆休み2日=126日
上記の計算は完全週休二日制の場合を元に計算しています。
完全週休二日制とは一週間に必ず2日の休みがあることをいいます。
職種によっては週休二日制(1ヶ月の間に週2日の休みがある週が1度以上のこと)や日曜日のみお休みの場合もあると思います。
そこでお休みが日曜日と祝日、年末年始休暇、お盆休みだけの会社を想定して計算してみると
2026年度の日曜日は52日です。
また、祝日・振替休日19日のうち、日曜日に重ならないのは17日です。
52日に17日を加算すると日祝日は69日になります。
よって、
休みが日曜日だけの一般的な会社・企業の年間休日
日祝日69日+年末年始休暇3日+お盆休み2日=74日
2026年の年間休日日数がわかりましたね。
すべての人がカレンダー通りの休みになるわけではありません。
自分が所属する団体(会社や学校)では完全週休二日制なのか、週休二日制なのかを確認しておくと良いですね。
就職活動や転職活動でいろいろな項目を確認すると思いますが、年間休日日数も忘れずにチェックしておきましょう!
関連:2025年の年間休日日数(土日祝・年末年始・お盆休み)は何日?
関連:「祝日」「休日」「 振替休日」「国民の休日」「ハッピーマンデー」の違いと意味とは?
コメント