NHKのど自慢の歴史!鐘の名前と鐘の回数の意味とは?

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NHKのど自慢の歴史!鐘の名前と鐘の回数の意味とは?

毎週日曜日に放送されている「NHKのど自慢」を毎週楽しみにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

出場者の歌を審査するときに鐘が鳴りますよね。

その鐘の名前や、鐘の数の意味とはどのようなものなのでしょうか?

今回は「NHKのど自慢」の歴史や、鐘の名前と鐘の回数の意味などについて解説します。

 

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目次

NHKのど自慢とは?

のど自慢

NHK総合・NHKラジオ第一で毎週日曜日に生放送されています。

 

原則として中学生以上のアマチュアの歌手が応募でき、毎週の放送では18組が出場し、鐘の鳴る数で合格か不合格が決まります。

そして、合格者の中から1組のチャンピオンと1組の熱演賞(審査員特別賞)が決まり、チャンピオンにはトロフィー、熱演賞には盾が授与されます。

 

また、チャンピオンはさらに審査が行われ、12~15組程度が年に一度行われる「チャンピオン大会」に出場します。

「チャンピオン大会」は毎年3月上旬に開催され、グランドチャンピオンと優秀賞(準チャンピオン)が決まります。

 

NHKのど自慢の歴史とは?

「NHKのど自慢」は昭和21年(1946年)1月19日に「のど自慢素人音楽会」というラジオ番組が放送されたのが始まりです。

 

昭和22年(1947年)に「のど自慢素人演芸会」とタイトルを改め、昭和28年(1953年)3月15日からテレビ放送が始まり、ラジオとテレビの同時放送になりました。

そして、昭和45年(1970年)4月にタイトルが改められ「NHKのど自慢」となりました。

この年から「NHKのど自慢」は原則として公開生放送されています。

 

NHKでは昭和35年(1960年)からテレビのカラー放送を開始していますが、「NHKのど自慢」は日本各地から毎週中継を行うため白黒放送が続けられ、各地を結ぶカラー放送用マイクロ回線網が完成した昭和46年(1971年)4月にようやくカラー放送になりました。

 

平成27年(2015年)に放送70周年を迎え、それまでは高校生以上だった出場資格が、中学生以上に引き下げられました。

 

ラジオ番組として始まった「NHKのど自慢」ですが、現在は日本のラジオとテレビの他に「NHKワールド・プレミアム」や「NHKワールド・ラジオ日本」でも同時放送されており、海外でも楽しむことができます。

 

鐘の名前と鐘の回数の意味とは?

番組のオープニングや出場者の評価のために鳴らされる打楽器の鐘の名前は「チューブラーベル」といいます。

 

他にも、

「チャイム」

「シンフォニック・チャイム」

「コンサート・チャイム」

「オーケストラ・チャイム」

などと呼ぶこともあります。

 

のど自慢の鐘

 

鐘の回数は、3種類のパターンがあります。

 

●パターン1

「ドシラソ ドシラソ ド ミ レ」と長く鳴らされる鐘は「合格」の意味があります。

 

●パターン2

「ド レ」と鐘が2回鳴らされるのは「不合格」の意味があります。

 

●パターン3

さらに「不合格」でも稀に「ド」と鐘が1回しか鳴らないときもあります。

鐘が1回だけの人は、合格は目指さずとにかく会場を盛り上げようとする人や、緊張のあまり歌詞を忘れて歌えなかったり、あまりにも音程を外しすぎた人などに鳴らすようです。

 

のど自慢の鐘一回

 

合格と不合格の判断をするのは、音楽プロデューサーや音楽ディレクター、開催地にあるNHKの番組責任者など通常5人の審査員です。

審査員は別室でテレビモニターを見て、鐘の数を決め、鐘の奏者に鐘を鳴らすタイミングなどを伝えているそうです。

 

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1月19日は「のど自慢の日」!

1月19日はのど自慢の日です。

昭和21年(1946年)のこの日、ラジオ番組の「のど自慢素人音楽会」の放送が開始されたことを記念して制定されました。

歌を歌う女性

「NHKのど自慢」は、最初はラジオ番組として始まり、今では海外でも放送される番組になっているのですね。

歴史の長い番組ということもあり、北島三郎さんや、美空ひばりさん、五木ひろしさん、kiroroの玉城千春さん、ジェロさんなど「NHKのど自慢」に出場した後にプロの歌手になった人も多くいらっしゃるそうですよ!

 

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