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NHKのど自慢の歴史。鐘の名前と鐘の数の意味とは?

      2019/05/08

毎週日曜日に放送されている「NHKのど自慢」という番組を、毎週楽しみにご覧になっている人もいらっしゃるのではないでしょうか?

原則としてアマチュアの歌手が応募し、書類選考や予選をクリアし、番組の中で審査される番組なのですが、歌を審査するときに鐘が鳴りますよね。

その鐘の名前や、鐘の数の意味とはなんなのでしょう?

今回は「NHKのど自慢」について調べてみました。

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NHKのど自慢の歴史とは?

「NHKのど自慢」は昭和21年(1946年)1月19日に「のど自慢素人音楽会」というラジオ番組が放送されたのが始まりです。

昭和22年(1947年)に「のど自慢素人演芸会」とタイトルを改め、昭和28年(1953年)3月15日からテレビ放送が始まり、ラジオとテレビの同時放送になりました。

昭和45年(1970年)4月に「NHKのど自慢」にタイトルを改め、それまではピアノとアコーディオンが交互に伴奏をしていたものを、ピアノ、ギター、ベース、ドラムス、シンセサイザーの5人体制のバンドに変更しました。

 

NHKでは昭和35年(1960年)からテレビのカラー放送を開始していますが、「NHKのど自慢」は日本各地から毎週中継を行うため、各地を結ぶカラー放送用マイクロ回線網が完成するまでは白黒放送が続けられ、昭和46年(1971年)4月にようやくカラー放送になりました。

また、昭和45年(1970年)から、「NHKのど自慢」は原則として公開生放送されています。

平成27年(2015年)に放送70周年を迎え、それまでは出場資格が高校生以上でしたが、中学生以上に引き下げられました。

 

ラジオ番組として始まった「NHKのど自慢」は、現在は日本のラジオとテレビの他に、「NHKワールド・プレミアム」や「NHKワールド・ラジオ日本」でも同時放送されており、海外でも楽しむことができます。

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鐘の名前と鐘の数の意味とは?

番組のオープニングや、出場者の評価のために鳴らされる鐘は「チューブラーベル」という打楽器で、「チャイム」「シンフォニック・チャイム」「コンサート・チャイム」「オーケストラ・チャイム」などと呼ぶこともあります。

 


 

鐘の数は、3種類あります。

「ドシラソ ドシラソ ド ミ レ」と長く鳴らされ鐘は「合格」の意味があります。

「ド レ」と鐘が2回鳴らされるのは「不合格」の意味があります。

さらに「不合格」でも稀に「ド」と鐘が1回しか鳴らないときもあります。

鐘が1回だけの人は、合格は目指さずとにかく会場を盛り上げようとしている人や、緊張のあまり歌詞を忘れて歌えなかったり、あまりにも音程を外しすぎた人などに鳴らすようです。

 


 

合格と不合格の判断をするのは、音楽プロデューサーや音楽ディレクター、開催地にあるNHKの番組責任者など通常5人の審査員です。

審査員は別室でテレビモニターを見て、鐘の数を決め、鐘の奏者に鐘を鳴らすタイミングなどを伝えているそうです。

 

毎週の放送で合格者は複数人いて、その中から1組のチャンピオンが決まります。

出場者全員が歌い終えると、バンドメンバーの紹介、ゲストの歌手2組が1曲ずつ歌い、この間に審査が行われます。

ゲスト歌手の出番が終わると合格者がステージ前列に並び、その週の特別賞やチャンピオンが発表され、特別賞には盾が、チャンピオンにはトロフィーが授与されます。

また、チャンピオンはさらに審査が行われ、年に一度行われる「チャンピオン大会」への出場者が選出されます。

「チャンピオン大会」は毎年3月上旬に開催され、毎週のチャンピオンの中から厳選な審査を経て12~15組程度が出場します。


1月19日は「のど自慢の日」!

1月19日はのど自慢の日です。昭和21年(1946年)のこの日、ラジオ番組の「のど自慢素人音楽会」の放送が開始されたことを記念して制定されました。

 


 

「NHKのど自慢」は、最初はラジオ番組として始まり、今では海外でも放送される番組になっているのですね。

歴史の長い番組ということもあり、北島三郎さんや、美空ひばりさん、五木ひろしさん、kiroroの玉城千春さん、ジェロさんなど、「NHKのど自慢」に出場した後にプロの歌手になった人も多くいらっしゃいますよ。

 

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