【2024年】新年会の時期はいつ? 目的とは?新年会はいつから始まったの?

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新しい年を迎え、お正月気分がまだ抜けていないころ「新年会」が開催されますよね。

そんな新年会はどのような目的で行われ、開催時期はいつなのでしょうか?

また、新年会が始まったのはいつからなのでしょうか?

新年会の時期や目的、新年会がいつから始まったのかについて解説します。

 

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目次

新年会とは?

読み方は「しんねんかい」です。

「新年会」は漢字の通り、新しい年を祝う会という意味があります。

 

会社、サークルや友達、地域のコミュニティなどいろいろな新年会があります。

 

会社の新年会

新年の挨拶だけの場合や、宴会を行う場合もあります。

 

新年の挨拶だけの場合は特に会場を設けることはなく、会社内で行うのが一般的です。

新年最初の出勤日に社員が集まり、お互いに新年の挨拶をしたり、社長や重役の新年の挨拶を聞くなどします。

仕事を始める前に行う場合、休憩時間に行う場合、仕事を少し早めに切り上げて行う場合などさまざまです。

また、仕事に支障のない程度のお酒で乾杯をして少しだけ歓談をすることもあります。

宴会を行う場合は、会社内に宴会場を設けたり、ホテルや飲食店など会社外に会場を手配したりします。

新年会の日は普段より早めに仕事を切り上げる場合や、仕事が終わった人から順次会場に移動する場合、仕事が終わってから行う場合など、会社によって異なります。

 

サークルや友達、地域のコミュニティなどの新年会

飲食店や、メンバーの誰かの家、集会場など会場はさまざまです。

 

新年会の目的とは?

サークルや友達、地域のコミュニティなどの新年会は主に親睦を深めるのが目的となります。

 

会社の場合、大きく2つに分けられます。

仕事のモチベーションを高める目的

 

年末年始休暇から気持ちを切り替え、新年会の最初の挨拶で経営方針や一年の目標を掲げ「今年も頑張りましょう」という意気込みを社員で共有します。

堅苦しい挨拶は最初に済ませて、その後は楽しく宴会を行うのが一般的です。

 

親睦を深める目的

新年会で一緒に飲食をすることで、普段は仕事以外の話をする機会がない人と、プライベートの話をするきっかけになり、お互いを良く知り、理解することで親睦を深めることができます。

親睦を深めることで、仕事中でもコミュニケーションがとりやすくなり、トラブルやミスが減るといわれています。

 

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2024年の新年会の時期はいつ?

新年会の時期は特に決められていませんが、 仕事始め(しごとはじめ)の日から1月中に行うのが一般的です。

 

仕事始めとは年が明けてその年の業務を開始する日のことです。

官公庁の仕事始めは1月4日で、一般企業も官公庁にならって1月4日のところが多いです。

 

その場合、2024年の新年会の時期は 1月4日(木)~1月31日(水)になります。

但し、1月の第2月曜日(1月8日(月))は「成人の日」なので新年会を避けることが多いようです。

その理由としては、新年会のメンバーの中に成人式を迎える人やその家族などがいる可能性があったり、成人式を終えた人たちが同窓会などを行ったりするため、新年会の会場が確保し辛いことも避ける理由のひとつです。

 

新年会は週末に行われることが多く、2024年の新年会の具体的な日にちをまとめると以下のようになります。

1月5日(金)
1月6日(土)
1月7日(日)
1月12日(金)
1月13日(土)
1月14日(日)
1月19日(金)
1月20日(土)
1月21日(日)
1月26日(金)
1月27日(土)
1月28日(日)

 

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新年会はいつから始まったの?

新年会は「元日節会(がんじつのせちえ)」が由来といわれています。

元正天皇

元正天皇

元日節会は、元日に天皇が臣下たちから新年の挨拶を受けたあと宴会を行うもので、朝廷の重要な儀式のひとつとされ、奈良時代の元正天皇(げんしょうてんのう・680年~748年、第44代天皇)の時代には行われていたそうです。

応仁の乱(おうにんのらん・1467年)から約30年間中断されましたが、それ以外では中断されることなく明治維新まで行われていました。

 

明治時代(1868年~1912年)になると「新年宴会(しんねんえんかい)」という名前になり、1月5日に宮中で新年を祝う宴会が盛大に行われたそうです。

「新年宴会」は祝祭日のひとつでもあったので、民間でも1月5日に新年を祝う会を行うようになり、これが現在の「新年会」のはじまりと考えられています

 

戦後になると「新年宴会」は「新年祝賀の儀(しんねんしゅくがのぎ)」となり1月1日に行われるようになりました。

新年祝賀の儀は天皇の国事行為のひとつであり、天皇皇后両陛下が皇族や総理大臣、外国の大使などから新年のお祝いを受ける儀式です。

現在のような新年会が行われるようになったのは明治時代になってからですが、「新年をお祝いする」という儀式は、皇室では奈良時代にはすでに行われていたのですね。

一年の始まりを重要と考えるのは、今も昔も変わらないのかもしれません。

新年会はただの飲み会ではないということは頭の隅に置いて、羽目を外さずに楽しんでくださいね!

 

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