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お正月の期間はいつからいつまで?正月飾りはいつ片付けるの?

      2018/11/14

お正月の期間は、いつからいつまでだと思いますか?

三が日の3日間?

松の内までの期間?

4日が仕事始めだということを考えると、お正月は三が日だけのような気がしますが、正月飾りは三が日を過ぎてもまだ飾っているような・・・?

考えれば考えるほど、疑問が浮かんできますよね。

今回はお正月の期間や、正月飾りはいつまで飾るのかについて調べてみました!

 

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お正月の期間はいつからいつまで?

お正月の期間は、特に決められていません。

ですので「お正月の期間はこの日からこの日ですよ!」と言い切ることはできませんが、お正月の期間はとして考えられるものがいくつかありますのでひとつずつご説明します。

 
●三が日(さんがにち)・・・3日間

1月1日、2日、3日の3日間で、多くの企業や官公庁は三が日を「正月休み」とし、1月4日が仕事始めとなります。

 
●松の内(まつのうち)・・・7日間または15日間

松の内の始まりは1月1日で、終わりは地域によって異なり、関東では1月7日まで、関西では1月15日までとなっています。

松の内については後ほどご説明します。

 
●二十日正月(はつかしょうがつ)・・・20日間

二十日正月とは、1月20日のことです。

元日にお迎えした年神様(毎年お正月、各家にやってくる豊作や幸せをもたらす神様)がお帰りになる日で、正月料理や餅などを食べつくし、正月行事が全て終わる日と考えられています。

 
●正月(しょうがつ)・・・1ヶ月間

もともと「お正月」とは1月の事を指していました。つまり、1月の1ヶ月間すべてが「お正月」だったのです。


正月飾りはいつ片付けるの?

正月飾りは、一般的には松の内が明けたら片付けます。

松の内とは、門松やしめ縄、正月花(縁起の良い花を活けたもの)などのお正月飾りを飾っておく期間のことをいいます。

年神様(毎年お正月、各家にやってくる豊作や幸せをもたらす神様)が迷うことなく家にいらっしゃるよう、目印になるのが「門松」で、神様をお迎えするのにふさわしい場所であることを表すのが「しめ縄」です。

また、年神様は「鏡餅」に宿ると言われており、松の内は鏡餅をお供えして年神様をお迎えし、松の内が終わった後に鏡餅をお雑煮やお汁粉などにして、無病息災を願って食べるのが「鏡開き」です。

松の内を1月7日までとする関東では1月11日に、1月15日までとする関西では1月15日または1月20日に鏡開きをすることが多いようです。

なぜ松の内が関東と関西で違うかというと、関東でも関西同様、もともと松の内は1月15日までで、鏡開きは二十日正月である1月20日に行われていました。

しかし、江戸時代の徳川三代将軍家光が慶安4年(1651年)4月20日に亡くなり、徳川幕府のお膝元である関東では月命日の20日を避けて、鏡開きが1月11日になったと言われています。

鏡開きが1月11日になったことで、松の内はまだ年神様がいらっしゃるのに鏡開きを行うのは、年神様に対して大変失礼なのではないか?ということになり、松の内を1月15日から1月7日に変更しました。このように関東では鏡開きが1月11日に変更されましたが、全国的に広まらなかったため、地域によって鏡開きの日が異なるのです。

 

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正月飾り処分方法は?

松の内が明け、片付けた正月飾りは一般的に、神社やお寺で行われる「どんど焼き」で処分してもらいます。

どんど焼きは、年神様が空へ帰っていくのをお見送りし、無病息災や五穀豊穣などを祈願する行事です。

やぐらなどを組み火をつけ、お正月飾りや書き初めなどを燃やしますが、年神様はこの時の煙に乗って空へ帰っていくと考えられています。

松の内が明けて、どんど焼きまでに日数がある場合でも、正月飾りをそのまま飾りっぱなしにするのではなく、取り外して保管しておくのが作法です。

 

どんど焼きは、もともとは1月15日の小正月(こしょうがつ)に行われていましたが、松の内が1月7日の地域では、1月7日から1月15日ごろに行い、1月15日の地域では、1月15日から1月中に行われることが多いようです。

神社やお寺によって日程が異なりますので事前に確認しておきましょう。

また、どんど焼きを行わない神社やお寺でも「お焚き上げ(おたきあげ・不要になって処分する物に感謝し、燃やすことで空へ帰ってもらう儀式)」をしてくれますので問い合わせてみてください。

門松は縁起物ですので、ゴミとして処分するのはなるべく避けたいところですが、様々な事情でゴミとして処分することもあるかもしれません。

その際は、塩で清めてからゴミに出すようにしましょう。

また、門松は粗大ごみのサイズになることもありますので、お住いの自治体の粗大ごみ処理の方法を確認してください。

お正月の期間は特に決まっていないのですね。

官公庁や多くの企業では1月4日が仕事始めなので、三が日だけが「お正月」という人も多いかもしれませんが、7日間や15日間、20日間、31日間も「お正月」の期間なのですね。

正月飾りを片づけるのは、一般的には松の内なのですが、二十日正月に片付ける人もいるそうです。

地域やご家庭によって異なりますので、年配の方などに確認すると良いですね。

 

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