「清明」「穀雨」の読み方と意味とは?2025年はいつ?

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「清明」「穀雨」

日本には、春夏秋冬四季があります。

その四季をさらに24等分したものを二十四節気といい、立春や冬至などが二十四節気になります。

関連:『二十四節気』の読み方と意味とは?その覚え方

 

今回は二十四節気の「清明」「穀雨」の読み方と意味、2025年がいつなのかなどについてわかりやすく解説します。

 

 

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目次

清明の意味とは?2025年はいつ?

清明

 

清明の読み方は「せいめい」です。

「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」を略したもので、清らかで明るく美しい様子を表す言葉です。

この時期に吹く穏やかな南東の風を「清明風(せいめいふう)」といい、春の到来を告げる風です。

 

万物が清々しく生き生きとし、桜の花が咲き誇り、南の方ではつばめが渡ってくるころになります。

 

清明は毎年4月5日ごろです。

この日だけを指す場合もあれば、この日から次の二十四節気である穀雨(こくう・毎年4月20日ごろ)の前日までの期間を指す場合もあります。

二十四節気は太陽の動きを基準に決められるため、毎年同じ日になるわけではありません。

 

よって、

2025年の清明は4月4日(金)です。

期間は4月4日(金)から4月19日(土)までです。

 

沖縄ではこの時期に「清明祭(シーミー)」という行事があります。

墓前に親族が集まり、お線香やお花、お酒やお茶、重箱につめた料理をお供えして供養し、みんなでご馳走をいただくそうです。

 

  

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穀雨の意味とは?2025年はいつ?

穀雨

 

穀雨の読み方は「こくう」です。

「春雨(はるさめ)降りて百穀(ひゃっこく)を生化すればなり」という言葉が由来といわれています。

春の雨が全ての穀物を潤し芽を出させるという意味があり、穀雨以降、降雨量が多くなり始めます。

 

この時期に降る雨を「百穀春雨(ひゃっこくはるさめ)」といい、田植えや種まきなどの準備をするのに適した時期といわれています。

「清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が降りることもなくなる」という言葉があるように、季節が冬から春へと移り、変わりやすい春の天気がこのころから安定し、日差しが強まってきます。

毎年4月20日ごろが穀雨で、この日だけを指す場合もあれば、この日から次の二十四節気である立夏(りっか・毎年5月7日ごろ)の前日までの期間を指す場合もあります。

 

よって、

2025年の穀雨は4月20日(日)です。

期間は4月20日(日)から5月4日(日)までです。

 

 つばめ

 

清明と穀雨は、どちらも過ごしやすい季節ですね。

桜が咲いたり、つばめを見かけたりすると、春の到来を実感できそうです。

また、冬の間は少し寂しかった田畑が、田植えや種まきの準備で忙しくなってくる時期です。

家の近くに田畑がある方は、日々変化していく様子を見ることができるのではないでしょうか。

 

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