
凧揚げは、お正月の風物詩ですが、一年中遊ぶことができます。
「思ったように高く上がらない」「一人だとうまくできない」
という声も多いですが、ちょっとしたコツをつかめば、小学生でも自分の力で凧を高く揚げることができます。
今回は、凧揚げの楽しみ方と、子どもでも一人で上手にできるコツを紹介します。
凧揚げとは?
読み方は「たこあげ」です。
凧揚げの歴史はとても古く、もともとは中国が起源と言われています。
日本には平安時代(794年~1192年ごろ)に伝わり、最初は貴族の遊びでした。
戦国時代(1467年~1590年ごろ)には、武士が通信手段のひとつとして実用的な道具としても利用されまた。

江戸時代(1603年~1868年)になると庶民の間に広まり、子供から大人まで楽しめる娯楽として定着しました。
しかし、明治時代(1868年~1912年)になると近代化に伴って街中に電線が増えたため、次第に凧を揚げられる場所が限られていきました。
現在では、公園や河川敷などの広い空間で楽しむのが一般的です。
※遊ぶ前に、地域ごとのルール(高さ制限や禁止区域など)を確認しましょう。
凧揚げの由来や歴史についての詳細はこちらをご覧ください。
関連:お正月に凧揚げをする意味や由来とは?昔はイカだった?凧の語源とは?
凧揚げをする前の準備
場所選び
- 広いスペース: 河川敷や大きな公園など。
- 障害物がない: 電線や木、建物が周囲にない場所を選びます。
- 安全の確認: 凧が電線に絡まったり、建物にぶつかったりする危険がある場所は避けましょう。
風の状態
理想は風速3〜5メートルほどです。
まったく風がない日は凧が上がらず、強風の日は凧が壊れたり、思わぬ方向へ飛ばされたりする恐れがあります。
天候をチェックしてから出かけましょう。
凧を買える場所と必要な道具
凧は以下の場所で買うことができます。
- 玩具店
- ホームセンター
- コンビニエンスストア
- 子供用品店
- 100円均一
- ネット通販サイト など
凧のほかに、
- 軍手のような手袋
- ハサミ
も準備しておきます。
手袋は、糸が手や指に絡まってたり、凧糸の摩擦で怪我ややけどをしないようにするためです。
ハサミは、凧の糸が絡まってどうしてもほどけない時に使います。
※小学生が凧揚げをする時は、大人が近くで見守るようにしてください。
小学生でも一人で揚げられる遊び方と凧揚げのコツ
小学生でも一人で揚げられる遊び方

①凧の糸が集まっている結び目の部分を利き手で持ち、反対の手で糸巻きを持つ
②風が吹いてきたタイミングで、風に向かって走り出す
③凧が風でふわっと持ち上がるのを感じたら、利き手から凧を離す
④走りながら糸を少しずつ出す
⑤糸を10mほど出し、凧が空中で安定してきたら走るのをやめる
⑥少しずつ糸を出して、さらに凧を高く揚げる
⑦糸がたるんできたら利き手で糸をクイックイッと動かし、凧が落ちないようにする
小学生の方でも、何度か挑戦するうちに風を上手に感じることができるようになりますよ。
一人で上手に揚げる3つのコツ
①糸をピンと張った状態に保つ
糸がたるむと凧はふらふらと不安定になります。
常にピンと張った状態をキープしましょう。
糸がたるんできたら糸を「クイックイッ」と軽くリズムを取るように動かします。
糸の張り具合をこまめに調整しましょう。

②凧が落ちそうになったら糸を引く
凧が下がってき場合も、手元で糸を「クイックイッ」と手前に引いて動かします。
もう一度風に乗り、凧がふわっと持ち上がります。
③凧と糸を注意深く観察する
地上と上空では風の向きが違うことがあります。
凧が揚がった後は凧を注意深く見ながら、凧が向かう方向や糸のたるみを確認しましょう。
凧が傾いたり、ぐるぐる回り始めたら、糸を少し出したり引いたりしてバランスを取りましょう。
凧が回転する場合は、尾(たこ足)が短いことが多いので、少し長くすると安定します。

凧揚げの遊び方やコツがわかりましたね。
小さなお子さんだとコツを掴むまでに時間がかかりますが、大人が「もう少し糸をひっぱってみて」とか「少し走ってみようか」とか、適切にアドバイスをすると良いでしょう。
安全に凧揚げをすることができる場所は限られていますが、昔ながらの遊びを子供たちにも楽しんで欲しいですね!
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